2026年の女子バレー日本代表は、5月の紅白試合「ミズノマッチ」を皮切りに、バレーボールネーションズリーグ(VNL2026)、女子アジア選手権、アジア競技大会と、国内外の主要大会を戦いました。日本バレーボール協会(JVA)が公表した2026年度女子日本代表スケジュールには、カナダのケベックシティ、フィリピンのパシグシティ、大阪、中国のマカオ・天津、愛知県の岡崎・小牧などが開催地として記載されています。
2026年10月30日現在、年間の主要大会はすべて終了しています。 VNLは最終7位、女子アジア選手権は3位、アジア競技大会は銀メダルという結果でした。この記事では、JVAの公式日程を軸に、開催日・試合開始時間(日本時間)・会場・対戦相手・試合結果・テレビ放送やネット配信まで整理します。
【2026年最新情報】女子バレー日本代表の年間スケジュールはどうなった?

2026年度の女子日本代表は、春の国内強化から夏の国際大会、秋のアジア競技大会へと続く年間計画で活動しました。
JVAの「2026年度女子日本代表チームスケジュール」は2026年4月15日更新。国際大会だけでなく、国内合宿や紅白試合も含めた年間の活動計画が掲載されています。
特に注目されたのは、世界の強豪と対戦するVNLと、2028年ロサンゼルスオリンピックにつながる女子アジア選手権です。
2026年の主要大会を時系列で整理
2026年の女子日本代表の主な活動は、次の順番で進みました。
- 4月~5月:国内合宿、紅白試合ミズノマッチ
- 6月:VNL第1週・第2週
- 7月:VNL第3週、大阪大会、ファイナルラウンド
- 8月:2026女子アジア選手権大会
- 9月:第20回アジア競技大会(愛知・名古屋)
春のミズノマッチは代表チーム内の競争や連係を確認する機会であり、VNLからは海外の強豪国との本格的な実戦が続きました。
また、JVAの年間計画には、味の素ナショナルトレーニングセンター、大分県日田市、鹿児島県薩摩川内市などでの国内合宿も組み込まれていました。味の素ナショナルトレーニングセンターでの練習は一般公開されていません。
【試合日程一覧】ミズノマッチ・VNL・アジア選手権・アジア大会の開催日と会場
ここでは、2026年度の女子日本代表の主要大会を一覧にまとめます。
日程はJVA公式発表を基本とし、海外大会の日本戦の時刻は日本時間で記載しています。大会の開催期間と日本代表の試合日は異なる場合があります。
この一覧で押さえたいのは、VNLの第1週と第2週は海外開催、第3週は大阪開催という構成です。加えて、ファイナルラウンドは予選とは別の開催地であるマカオに移りました。
JVAの年間スケジュールと大会別の競技日程を照合すると、海外遠征と国内開催を組み合わせた年間計画だったことが分かります。
ミズノマッチ2026の開催日と試合開始時間
シーズン序盤に開催されたのが、女子日本代表の紅白試合「2026バレーボール女子日本代表紅白試合 ミズノマッチ」です。
| 大会 | 開催日 | 開場 | 試合開始 |
|---|---|---|---|
| 東京大会 | 5月18日(月) | 17:00 | 18:30 |
| 千葉大会 | 5月21日(木) | 17:30 | 19:00 |
東京大会は国立代々木競技場第二体育館、千葉大会は千葉ポートアリーナで開催されました。
両大会ともREDとWHITEに分かれた特別形式で、勝敗にかかわらず4セットを実施。選手交代の回数制限も設けられていませんでした。
東京大会ではWHITEがセットカウント3-1で勝利。千葉大会ではWHITEが4セットを連取し、0-4で試合を終えています。
この試合は通常の国際大会とは異なり、代表チーム内の選手同士が実戦形式で競い合う機会でした。したがって、国際大会の勝敗やランキングに加算される試合ではありません。
【VNL2026女子日本代表】ケベックシティ・パシグシティ・大阪大会の結果
2026年の女子日本代表にとって、年間を通じた大きな試金石となったのがバレーボールネーションズリーグ2026です。
VNLは世界18チームが参加し、3週間の予選ラウンドで各チームが12試合を戦う国際大会です。予選の成績をもとにファイナルラウンドへの進出チームが決まります。
日本はカナダ、フィリピン、日本の3か所で予選を戦いました。
第1週:ケベックシティ大会
開催期間は6月3日~7日(現地日程)。開催地はカナダのケベックシティです。
日本の対戦相手は以下の4か国でした。
- フランス
- ウクライナ
- ドイツ
- カナダ
日本時間では、海外開催のため試合日が翌日にずれるカードもありました。
JVAの競技日程に記載された試合開始時間は次のとおりです。
- 6月4日5:30:日本対フランス
- 6月6日5:30:日本対ウクライナ
- 6月7日9:00:日本対ドイツ
- 6月8日7:00:日本対カナダ
日本はフランスに3-1、ウクライナに3-1、ドイツに3-0で勝利。カナダとの最終戦も3-2で制し、第1週を4戦全勝で終えました。
特にカナダ戦はフルセットにもつれ込む接戦でしたが、日本が最終セットを15-12で取り切っています。
第2週:パシグシティ大会
第2週は6月17日~21日。フィリピンのパシグシティが開催地となりました。
日本の対戦カードは次の4試合です。
- 6月17日21:00:日本対セルビア
- 6月19日21:00:日本対チェコ
- 6月20日21:00:日本対ドミニカ共和国
- 6月21日21:00:日本対イタリア
すべて日本時間で、試合開始予定は21時でした。
この週は、世界の強豪との実力差を測る重要な期間となりました。日本はセルビア、チェコに勝利した一方、ドミニカ共和国とイタリアには敗戦。第2週終了時点で6勝2敗となりました。
第1週の勢いを維持しながらも、強豪国との試合では得点の取り方や試合終盤の対応が問われる展開となりました。
第3週:ネーションズリーグ大阪大会
国内のバレーボールファンにとって注目度が高かったのが、大阪大会です。
開催期間は7月8日~12日。会場は大阪市のAsueアリーナ大阪でした。
日本代表はホームの観客の前で、次の4チームと対戦しました。
| 開催日 | 対戦カード | 試合開始 |
|---|---|---|
| 7月8日 | 日本対ブラジル | 19:20 |
| 7月9日 | 日本対タイ | 19:20 |
| 7月11日 | 日本対トルコ | 19:20 |
| 7月12日 | 日本対ポーランド | 19:20 |
※すべて日本時間。
大阪大会初戦のブラジル戦は1-3で敗れましたが、タイには3-1で勝利。その後、トルコには1-3で敗れたものの、最終戦のポーランド戦を3-2で制しました。
この結果、日本は予選ラウンドを8勝4敗で終えています。
ホーム開催は試合開始時間が日本の夜に設定されていたため、現地観戦だけでなくテレビや配信で応援しやすい日程でもありました。
ファイナルラウンド:マカオ大会
ファイナルラウンドは7月22日~26日、中国のマカオで開催されました。
日本は7月22日の準々決勝でブラジルと対戦。第1セットを26-24で先取しましたが、その後の3セットを落とし、セットカウント1-3で敗退しました。
VNL2026女子の最終順位は次のとおりです。
1. トルコ
2. ブラジル
3. イタリア
4. 中国
5. アメリカ
6. カナダ
7. 日本
日本は予選ラウンドで8勝を挙げてファイナルラウンドに進出したものの、最終的には7位で大会を終えました。
予選で安定した成績を残すことと、決勝トーナメントで優勝を争うことは別の課題です。ブラジル戦の結果は、世界トップクラスとの勝負を考えるうえで重要な一戦となりました。
【女子アジア選手権2026】天津大会の日程・結果とロサンゼルス五輪への影響
8月には中国・天津で2026女子アジア選手権大会が開催されました。
開催期間は8月21日~30日。アジアの強豪が集結する大会であり、2028年ロサンゼルスオリンピックへの出場権が懸かった重要な競技会でもありました。
今回の大会では、優勝チームにロサンゼルスオリンピックの出場権が与えられる仕組みが採用されました。
女子日本代表の試合日程と対戦相手
日本はPOOL Cに入り、ベトナム、韓国、ホンコンチャイナと同組になりました。
日本の全試合の日程と結果は次のとおりです。
- 8月21日19:30: 日本 3-0 ホンコンチャイナ
- 8月23日19:30: 日本 3-0 韓国
- 8月25日19:30: 日本 3-0 ベトナム
- 8月27日19:30: 日本 3-0 チャイニーズタイペイ
- 8月29日18:15: 日本 1-3 タイ
- 8月30日16:15: 日本 3-0 イラン
すべて日本時間です。予選ラウンドでは3連勝し、準々決勝でもチャイニーズタイペイをストレートで下しました。
しかし、準決勝ではタイに1-3で敗戦。優勝争いからは後退したものの、3位決定戦でイランに3-0で勝利し、銅メダルを獲得しました。
アジア選手権で注目された選手
大会期間中のJVA公式記録には、石川真佑選手、佐藤淑乃選手、和田由紀子選手、関菜々巳選手、山田二千華選手、島村春世選手らの名前が記録されています。
攻撃力だけでなく、サーブ、ブロック、守備からの切り返しなど、チーム全体の連係が勝敗を左右する大会でした。
初戦のホンコンチャイナ戦では、関菜々巳選手のサービスエースをきっかけに序盤からリードを奪い、3-0で勝利しています。
ロサンゼルス2028の出場権は獲得できた?
ここは誤解しやすいポイントです。
女子アジア選手権2026では、優勝チームにロサンゼルスオリンピックの出場権が与えられました。
しかし、日本は準決勝でタイに敗れ、最終順位は3位。大会優勝による直接の出場権獲得には至りませんでした。
優勝したのはタイです。
つまり、アジア選手権での銅メダル獲得と、ロサンゼルス五輪の出場権獲得は同じ意味ではありません。 日本代表にとっては、アジアでの競争力を示す結果と、五輪出場権の確保という別々の課題が残る大会でした。
【アジア競技大会2026】岡崎・小牧で開催された女子バレーの試合結果
2026年9月には、第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)が開催されました。
女子バレーボール競技の開催期間は9月16日~22日。日本国内での開催ということもあり、海外遠征とは異なる環境での戦いとなりました。
試合会場は次の2か所です。
- 岡崎中央総合公園総合体育館(愛知県岡崎市)
- 小牧市スポーツ公園総合体育館(愛知県小牧市)
予選ラウンドの対戦相手
日本はA組に入り、インドネシア、ネパールと同組になりました。
予選の日本戦は次の2試合です。
| 日程 | 対戦相手 | 試合開始 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 9月16日 | ネパール | 19:20 | 3-0 |
| 9月18日 | インドネシア | 19:20 | 3-1 |
両試合とも小牧市スポーツ公園総合体育館で行われました。
ネパール戦では25-8、25-12、25-11と圧倒。インドネシア戦も第3セットを落としたものの、最後は3-1で勝ち切りました。
日本は予選を2勝0敗で通過し、決勝トーナメントへ進出しました。
決勝トーナメントの結果
日本は準々決勝、準決勝を勝ち上がり、決勝で中国と対戦しました。
主な試合結果は以下のとおりです。
- 9月20日・準々決勝: 日本 3-0 チャイニーズタイペイ
- 9月21日・準決勝: 日本 3-0 韓国
- 9月22日・決勝: 日本 0-3 中国
韓国との準決勝では25-20、25-22、25-16とストレートで勝利。決勝進出を決めました。
一方、中国との決勝は19-25、20-25、23-25。日本はセットを奪えず、銀メダルで大会を終えました。
アジア競技大会の最終順位
女子バレーボール競技の上位4チームは次のとおりです。
1. 中国
2. 日本
3. タイ
4. 韓国
JVAの公式試合結果でも、日本の準優勝が確認できます。女子日本代表はアジアの強豪国と互角に戦う力を示した一方、最後の中国戦では優勝を逃しました。
【テレビ放送・ネット配信】女子バレー日本代表の試合はどこで見られた?
2026年の女子バレー日本代表は、大会によって中継・配信を担当する放送局が異なりました。
テレビで応援したい人と、スマートフォンやパソコンで試合を見たい人では、確認すべきサービスが違います。
VNL2026のテレビ放送・ネット配信
VNL2026では、次の放送・配信体制が発表されていました。
- TBS系列:日本国内開催の予選ラウンド日本戦や決勝ラウンドの日本戦
- BS-TBS:海外開催の予選ラウンド日本戦
- U-NEXT:男女日本代表戦全試合の生配信
- Volleyball TV:大会全体の試合配信
特にU-NEXTは日本語実況・解説付きで日本戦全試合を配信。海外開催の試合を含めて視聴できる点が特徴でした。
BS-TBSでは、ケベックシティやパシグシティで行われる日本戦の放送予定も発表されていました。
女子アジア選手権2026のテレビ放送・配信
天津で開催された女子アジア選手権は、フジテレビ系が日本戦を地上波独占中継しました。
主な視聴方法は次のとおりです。
- フジテレビ系列:日本戦の地上波放送
- TVer:日本代表戦の無料ライブ配信
- FODプレミアム:日本代表戦の生配信
- フジテレビONE/TWO/NEXT:CS放送
地上波放送だけでなく、TVerによる無料配信も用意されていたため、外出先からスマートフォンで試合を視聴することも可能でした。
アジア競技大会2026の放送・配信
愛知・名古屋で開催されたアジア競技大会では、TBS系列とU-NEXTが主な視聴先となりました。
U-NEXTではバレーボールを含む複数競技を配信。女子日本代表戦も全試合ライブ配信の対象でした。
TBS系列では日本戦の一部を地上波で生中継。予選初戦のネパール戦は地上波放送がなく、U-NEXTでのライブ配信が中心となりました。
このように、同じ女子日本代表の試合でも、すべてのカードが地上波で見られるわけではありません。テレビ放送とネット配信の両方を確認することが、見逃しを防ぐポイントです。
【女子バレー日本代表の2026年】よくある質問(FAQ)
Q1:女子バレー日本代表の2026年の次の試合はいつですか?
A1:2026年10月30日時点で、JVAの2026年度女子日本代表年間スケジュールに掲載された主要大会は、9月22日のアジア競技大会で一区切りとなっています。年内の追加試合については、JVAの最新発表を確認する必要があります。
Q2:2026年のVNLで日本女子代表は何位でしたか?
A2:最終7位です。予選ラウンドは8勝4敗でファイナルラウンドに進出しましたが、7月22日の準々決勝でブラジルに1-3で敗れました。
Q3:ネーションズリーグ大阪大会の会場はどこですか?
A3:大阪市のAsueアリーナ大阪です。2026年7月8日~12日に開催され、日本はブラジル、タイ、トルコ、ポーランドと対戦しました。試合開始時間は日本時間19:20でした。
Q4:2026女子アジア選手権はどこで開催されましたか?
A4:中国・天津です。開催期間は8月21日~30日。日本は準決勝でタイに敗れたものの、3位決定戦でイランに勝利し、銅メダルを獲得しました。
Q5:アジア競技大会の女子バレーはどこで開催されましたか?
A5:愛知県の岡崎市と小牧市です。岡崎中央総合公園総合体育館と小牧市スポーツ公園総合体育館が会場となりました。日本は決勝で中国に敗れ、銀メダルを獲得しました。
Q6:2026年の女子日本代表戦を無料で見る方法はありましたか?
A6:大会によって異なります。女子アジア選手権ではTVerで日本代表戦の無料ライブ配信が行われました。VNLやアジア競技大会では、地上波・BS放送と有料配信サービスを組み合わせた視聴方法が用意されていました。
まとめ:2026年女子バレー日本代表の結果と今後の注目点
2026年の女子バレー日本代表は、春のミズノマッチから夏のVNL、女子アジア選手権、秋のアジア競技大会まで、年間を通じて多くの公式戦を戦いました。
主な結果を振り返ると、次の3つがポイントです。
- VNL2026:7位
- 女子アジア選手権2026:3位・銅メダル
- アジア競技大会2026:2位・銀メダル
【プロの結論】
2026年の女子日本代表を評価する際に大切なのは、3大会の結果を単純に比較しないことです。
VNLは世界のトップチームとの総合力を競う大会、女子アジア選手権はアジアの頂点とロサンゼルス五輪出場権を争う大会、アジア競技大会はアジア各国の総合スポーツ競技会におけるバレーボール競技です。
日本はVNLで7位、アジア選手権で3位、アジア競技大会で2位という成績を残しました。特にアジア競技大会では決勝まで進出した一方、アジア選手権では優勝を逃しています。
この違いから見えてくるのは、アジア地域で上位を争う力と、世界大会で優勝を狙う力の両方を高める必要性です。
今後の女子日本代表を追う際は、JVAの年間スケジュールだけでなく、代表メンバーの発表、試合結果、放送局の中継予定をそれぞれ確認することが大切です。2026年の戦いを振り返ることは、次の国際大会、そして2028年ロサンゼルスオリンピックに向けた日本代表の成長を見守るうえでも重要な手がかりになります。
主な情報源:公益財団法人日本バレーボール協会(JVA)、Volleyball World、フジテレビ、TBS、U-NEXT、日本オリンピック委員会。