竹内涼真の幼少期を知るうえで欠かせないのが、サッカーとの出会いだ。本人は2014年のインタビューで、幼稚園の年中ごろからサッカーを始め、将来はサッカー選手になりたいと思っていたと振り返っている。
きっかけは、アマチュアのサッカー選手だった親戚のおじの影響だった。2013年に公開された写真家・萩庭桂太氏のインタビュー記事では、ポジションはセンターバックで、憧れの選手としてイタリアのロベルト・バッジョと日本の稲本潤一を挙げている。
幼いころから競技に真剣に取り組んでいたことが分かるエピソードだ。2017年の雑誌『non-no』のインタビューでは、小学校の学芸会で王様役を演じた思い出も語っている。人前で表現することに楽しさを感じる一面は、後の俳優活動にもつながる興味深い共通点だ。
また、当時の性格については、自分を慎重派で臆病なところもあったと振り返っている。現在の自信に満ちた印象とは異なる、若いころの等身大の姿がうかがえる。
幼少期の写真を探している人には、2013年11月に掲載された萩庭桂太氏の写真付きインタビューや、2017年の『non-no』による特集が参考になる。いずれも芸能活動初期の竹内を知ることができる記録だ。
参考:2013年「YOUR EYES ONLY」、2014年のインタビュー、2017年『non-no』特集。
【高校時代の竹内涼真】東京ヴェルディユースで経験した挫折

竹内涼真の学生時代で、人生の方向性を大きく左右したのが高校時代のサッカー経験だ。所属していたのは、Jリーグのクラブを母体とする東京ヴェルディのユースチーム。プロ選手を目指す同世代の実力者が集まる環境だった。
2013年のインタビューによると、高校2年生のときに左足首を手術。その後、約1年間はほとんどサッカーができない状態になったという。
復帰した高校3年時には、東京ヴェルディユースが日本クラブユースサッカー選手権で優勝。竹内も決勝戦でベンチ入りしていた。本人によると、同じ学年からは4人がプロ契約を結んでいる。
ただし、チームが優勝したからといって、竹内自身がプロ選手として順調に進んでいたわけではない。2017年に出演したNHKの情報番組「あさイチ」では、ユース時代は試合にほとんど出られず、ケガにも悩まされていたと明かした。
当時は失敗を恐れ、周囲の評価を気にすることも多かったという。プロになる選手と自分を比較するなかで、サッカーを続けることへの限界を感じ始めた。
日刊スポーツの2017年6月の報道でも、本人が高校3年間を苦しい時期として振り返ったことが紹介されている。サッカーを断念した経験は、単なる進路変更ではなく、自分の考え方を変える大きな契機になった。
大学時代に考えた新しい人生
高校卒業後、竹内は大学に進学した。2017年の『non-no』の本人インタビューでは、大学に進学した後、サッカーを4年間続けて就職活動をするという将来像に違和感を持ち、自分が本当に好きなことに挑戦しようと考えた経緯を説明している。
ここで重要なのは、俳優への転身が突然の思いつきではなかったことだ。サッカーを続ける道が難しくなった一方で、もともとドラマや映画が好きで、人前で何かを表現することにも関心があった。
大学名については、インターネット上で立正大学という情報が広まっている。しかし、ホリプロの公式プロフィールには出身大学や卒業歴の記載がなく、本人の公開インタビューでも大学名を明言した内容は確認できない。大学時代に芸能界入りを決めたという経緯と、大学名や卒業の有無は分けて理解する必要がある。
本人が後年のインタビューで語ったのは、サッカーでの挫折を経験したからこそ、次の挑戦では考え方を前向きに変えようとしたことだった。失敗を避けるのではなく、自分から可能性を信じて行動する姿勢が、芸能界入りにつながった。
【2013年からの経歴を年表で整理】minaカレから仮面ライダードライブへ
竹内涼真の芸能界デビューを正確に理解するには、モデルとしての活動開始と俳優としてのデビューを区別することが大切だ。
2013年4月、女性ファッション誌『mina』の男性モデルオーディション「minaカレ」でグランプリを受賞。同年8月にはフジテレビのドラマ『車家の人々』に出演している。つまり、モデルオーディションでの受賞が芸能界への入口となり、同じ年に俳優としても活動を始めたという流れだ。
以下は、本人の所属事務所ホリプロが掲載する出演歴・受賞歴と、当時のインタビューをもとに整理した年表である。
『minaカレ』グランプリが俳優への第一歩
2013年4月の「minaカレ」グランプリは、竹内にとって大きな転換点だった。
2018年に『mina』の表紙を飾った際、竹内は同誌のオーディションがサッカーを辞めて新しい道へ進むきっかけになったと振り返っている。当時はまだ俳優としての知名度もなく、これから自分の名前を世の中に広めていく段階だった。
同年8月には『車家の人々』に出演。ホリプロの公式プロフィールにも、次男・車涼真役として記録されている。2013年の受賞とドラマ出演は、モデルから俳優へと進んでいく初期キャリアを象徴する出来事だ。
『仮面ライダードライブ』泊進ノ介役で知名度が上昇
2014年10月、竹内涼真はテレビ朝日系『仮面ライダードライブ』で主人公・泊進ノ介を演じることになった。
泊進ノ介は警視庁の刑事であり、仮面ライダードライブに変身する青年。熱血漢でありながら、過去の事件によるトラウマを抱えた人物として描かれている。
竹内にとって、ヒーロー作品の主演は俳優としての大きなステップだった。作品は2014年10月から2015年9月まで放送され、その後も複数の劇場版に同じ役で出演している。
興味深いのは、本人が幼いころから仮面ライダーに親しんでいたことだ。2014年のインタビューでは、親戚のおじの影響でサッカーを始めたことに触れており、子どものころの好きなものと、俳優として演じることになったヒーロー作品が結びついている。
幼少期に好きだった世界の一員になるという経験は、竹内にとって特別な意味を持つ仕事だったはずだ。加えて、スポーツで培った身体能力や体力は、アクションを伴うヒーロー役にも生かされた。
【2017年にブレイク】ひよっこ・過保護のカホコ・陸王で人気俳優へ
竹内涼真の名前が幅広い層に知られるようになった時期として、特に重要なのが2017年だ。
NHK連続テレビ小説『ひよっこ』では島谷純一郎役を演じ、同年の日本テレビ系『過保護のカホコ』では麦野初役を担当。さらにTBS日曜劇場『陸王』では、陸上競技選手の茂木裕人役に挑戦した。
この3作品は、竹内の俳優としての魅力を異なる角度から見せた。
『ひよっこ』で見せた爽やかな青年役
『ひよっこ』で演じた島谷純一郎は、主人公みね子と関わる青年。育ちのよさや知的な雰囲気を感じさせる役柄で、竹内の爽やかなイメージとも重なった。
朝ドラという幅広い年代が視聴する作品への出演は、特撮作品を中心に知っていた視聴者以外にも名前を広める機会となった。
『過保護のカホコ』で広がった恋愛ドラマの魅力
『過保護のカホコ』では、主人公のカホコと関わる麦野初を演じた。ヒーロー役とは違う、恋愛や人間関係を中心としたドラマでの存在感が注目された。
2017年の『non-no』のインタビューでは、本人も『時をかける少女』あたりから自然体の芝居ができるようになったと振り返っている。出演作を重ねながら、演技に対する手応えをつかんでいった時期だった。
『陸王』ではサッカー経験を陸上選手役に生かす
『陸王』で演じた茂木裕人は、故障や競技人生の壁に向き合う陸上選手だ。高校時代にケガと挫折を経験した竹内にとって、スポーツ選手の苦悩を表現することには、自分自身の過去と重なる部分もあった。
当時のインタビューでは、陸上選手に見えるように身体づくりを行い、細かい動きまでリアルに表現したいという意欲を語っている。
この役が説得力を持った理由の一つは、実際に長年スポーツに打ち込んできた経験だ。競技者の身体の使い方や、目標を追う人間の心理を理解していたことは、役作りにおける強みだった。
2017年にはオリコンのコンフィデンスアワード助演男優賞、ザテレビジョンドラマアカデミー賞最優秀助演男優賞などを受賞。2018年にもエランドール賞新人賞、日本アカデミー賞新人俳優賞などを獲得している。
単に人気が高まっただけではなく、出演作や受賞歴を通じて、俳優としての評価を積み重ねていったことが分かる。
【昔と現在を比較】竹内涼真の若い頃の写真とビジュアルの変化
竹内涼真の昔の写真を検索する人が多い理由の一つは、現在の大人びた雰囲気と、デビュー当時のフレッシュな印象を比較したいという関心だろう。
2013年のデビュー初期には、ファッション誌や写真家のポートレートを通じて、モデルとしての姿が記録されている。2017年には『non-no』の特集で、30カット以上の写真を掲載した企画も展開された。
当時の写真と現在の公式ビジュアルを比較すると、若手俳優として活動を始めたころの軽やかな印象から、作品ごとに異なる表情を見せる俳優へと変化してきたことが分かる。
昔と現在のプロフィール比較
※デビュー初期の身長は2013年の取材記事、現在の身長はホリプロ公式プロフィールに掲載された数値。測定時期や方法が異なるため、数値の差を身体的な変化の証拠とはしていない。
若い頃から現在まで変わらない特徴
見た目の変化以上に注目したいのが、スポーツを通じて身につけた身体表現への意識だ。
竹内はサッカーを長く続けた経験があり、役柄に合わせた身体づくりにも取り組んできた。『陸王』では陸上選手を演じるために身体を作り込み、2021年にはミュージカル『17 AGAIN』で初舞台・初主演を経験。身体の動きだけでなく、歌唱や舞台上での表現にも活動を広げている。
現在の公式プロフィールでは身長187cm。趣味・特技には歌とサッカーが記載されている。昔から培ってきたスポーツへの関心と表現への意欲が、現在の仕事にもつながっている。
【2026年最新】竹内涼真の現在は?ドラマ・舞台・サッカー関連の活動
2026年11月現在、竹内涼真は33歳。俳優としての活動に加え、ミュージカルやスポーツ関連の仕事など、活躍の場を広げている。
ホリプロの公式プロフィールに掲載された2026年の出演歴では、1月から3月にかけてテレビ朝日系ドラマ『再会 ~Silent Truth~』で主演・飛奈淳一役を担当した。
2026年の主な活動
1.ドラマ『再会 ~Silent Truth~』
2026年1月から3月に放送されたテレビ朝日系ドラマで、竹内は主演の飛奈淳一を演じた。共演者との人間関係や過去にまつわる謎を描いた作品で、これまでの爽やかな青年役とは異なるシリアスな演技を見せた。
2.ミュージカル『奇跡を呼ぶ男』
2026年4月から5月には、ミュージカル『奇跡を呼ぶ男』で主演のジョナス・ナイチンゲール役を務めた。
2021年の『17 AGAIN』以来となるミュージカル出演で、今回は人々の前で奇跡を演出する詐欺師という役柄に挑戦。音楽はアラン・メンケン、演出はジェニファー・タンが担当した。
これまでの映像作品中心のキャリアに、歌唱や舞台演技という新たな表現領域を加えた仕事となった。
3.FIFAワールドカップ2026の日本テレビ系スペシャルナビゲーター
2026年5月には、FIFAワールドカップ2026の日本テレビ系スペシャルナビゲーターへの就任が発表された。
竹内は5歳からサッカーを始め、高校時代には東京ヴェルディユースに所属していた人物だ。2026年の就任発表では、20歳まで本気でボールを追いかけ、プロ選手になる夢を諦めた経験を踏まえ、サッカー選手への特別なリスペクトを語っている。
かつてプロ選手を目指していた青年が、今度は俳優として世界的なサッカー大会を伝える立場になった。幼少期から続くサッカーとの縁が、約20年を経て別の形でつながった出来事だ。
4.優里のミュージックビデオに出演
2026年9月24日には、優里の楽曲『世界が終わりました』の公式ミュージックビデオへの出演が、竹内の公式ファンクラブで告知された。ナミビアの砂漠を舞台とする映像作品で、俳優としての表現活動を映像作品以外にも広げている。
5.ファッション誌への出演
所属事務所の公式プロフィールでは、2026年10月15日発売の『commons&sense man ISSUE41 SPECIAL EDITION』への出演も案内されている。モデルオーディションで芸能界に入った竹内にとって、ファッション分野とのつながりが現在も続いていることを示す仕事だ。
また、2026年8月には公式ファンクラブのファンイベントも開催された。ファンクラブの公式ニュースには、イベントの配信情報や当日の活動報告も掲載されている。
【プロの結論】サッカーでの挫折が俳優・竹内涼真を形作った
竹内涼真の経歴を振り返ると、現在の俳優としての成功は、サッカー選手になる夢を諦めた後に始まった別の挑戦によって築かれている。
注目すべきは、サッカーを断念したことそのものより、その経験から自分の考え方を変えた点だ。
高校時代には実力差やケガに悩み、思うように試合に出られなかった。ところが芸能界入りを決めた後は、以前のように失敗を恐れるのではなく、自分ならできると考えてオーディションに臨むようになった。
そして、その意識の変化は俳優としての仕事にも表れている。『仮面ライダードライブ』では身体能力を生かしたヒーロー役、『陸王』では競技経験を生かした陸上選手役、2026年の『奇跡を呼ぶ男』では歌唱を含む舞台表現に挑戦した。
竹内のキャリアは、ひとつの夢を諦めた人間が、別の分野で成功するために何を積み重ねるべきかを考えるうえでも興味深い。過去の経験を切り捨てず、新しい仕事の強みに変えているところに、長く第一線で活動する理由が見えてくる。
【竹内涼真の昔】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:竹内涼真は昔、サッカー選手を目指していた?
A1:はい。幼稚園時代からサッカーを始め、高校時代には東京ヴェルディユースに所属していました。プロサッカー選手を目指していましたが、ケガや実力差による挫折を経験し、芸能界へ進みました。
Q2:竹内涼真の芸能界デビューは何年?
A2:2013年です。同年4月に雑誌『mina』の男性モデルオーディション「minaカレ」でグランプリを受賞。同年8月にはフジテレビのドラマ『車家の人々』に出演しました。
Q3:竹内涼真は東京ヴェルディユースに所属していた?
A3:はい。高校時代に東京ヴェルディユースに所属していました。高校2年時には左足首の手術を受け、約1年間サッカーができない時期も経験しています。
Q4:竹内涼真の大学はどこ?大学を卒業している?
A4:大学に進学したことは本人のインタビューで確認できますが、大学名や卒業の有無については、ホリプロの公式プロフィールには掲載されていません。立正大学という情報もありますが、公式に確認された学歴として断定することはできません。
Q5:竹内涼真がブレイクした作品は何?
A5:2014年から2015年に主演した『仮面ライダードライブ』が知名度を高めた代表作です。さらに2017年の『ひよっこ』『過保護のカホコ』『陸王』への出演で幅広い視聴者に知られるようになりました。
Q6:竹内涼真の昔の写真はどこで見られる?
A6:2013年の写真家・萩庭桂太氏によるインタビュー記事や、2017年の『non-no』特集などに、デビュー初期から若手俳優時代の写真が掲載されています。
Q7:竹内涼真は2026年現在、何歳で何をしている?
A7:1993年4月26日生まれで、2026年11月現在33歳です。2026年はドラマ『再会 ~Silent Truth~』、ミュージカル『奇跡を呼ぶ男』、FIFAワールドカップ関連の活動などに取り組んでいます。
Q8:竹内涼真は昔と現在で身長が変わった?
A8:2013年の取材記事では185cm、2026年現在のホリプロ公式プロフィールでは187cmと記載されています。ただし、測定時期や方法が異なるため、正確な身長の変化については断定できません。
まとめ:竹内涼真の昔を知ると現在の活躍がもっと面白くなる
竹内涼真の昔を振り返ると、幼少期からサッカーに打ち込み、東京ヴェルディユースでプロを目指した青年の姿が浮かび上がる。
高校時代のケガや挫折を経験した後、大学時代に自分の進路を考え直し、2013年に「minaカレ」でグランプリを獲得。俳優としての活動を始め、2014年の『仮面ライダードライブ』で大きな転機を迎えた。
2017年には『ひよっこ』『過保護のカホコ』『陸王』で人気を確立。その後も『テセウスの船』『君と世界が終わる日に』『六本木クラス』などに出演し、主演俳優としてキャリアを積み重ねてきた。
そして2026年には、ドラマやミュージカルだけでなく、サッカーワールドカップのナビゲーターという仕事にも挑戦している。
昔の写真に写る新人時代の姿と現在の活躍を比べると、単なる外見の変化以上に、サッカーで培った経験を俳優としての強みに変えてきた歩みが見えてくる。竹内涼真の魅力は、過去の夢を新しい形で実現し続ける、その挑戦の姿勢にある。
今後も映像作品、舞台、スポーツ関連の活動を通じて、どのような新しい顔を見せてくれるのか注目したい。