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【EXIT結成から解散危機まで】2017年から2026年までの経緯を時系列で整理

朝倉 律 朝倉 律 • 更新: • 公開: • 読了約 19 分
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EXITは、2017年12月22日に結成されたお笑いコンビです。メンバーは、北海道出身の兼近大樹と静岡県出身のりんたろー。所属は吉本興業で、M-1グランプリの公式コンビ情報にも両名が登録されています。

結成当初から、EXITは従来の漫才師のイメージにとらわれないファッションやチャラ男キャラクターで注目を集めました。一方、テレビ出演だけでなく、単独ライブや全国ツアーにも取り組み、漫才師としての活動も積み重ねてきました。

今回の解散危機は、突然の不仲や仕事上のトラブルだけが原因ではありません。兼近が芸人として活動する意味を問い直し、漫才で生活できる実力と環境を築けるかどうかを、コンビの存続条件にしていたことが背景にあります。

EXITの主要な出来事と解散危機の年表

時期 出来事 意味・状況 2017年12月 EXIT結成 兼近大樹とりんたろー。がコンビとして活動開始。 2018年 初の単独ライブを開催 結成から約11か月で単独ライブを実施。 2023年12月 兼近が正式に引退・解散の意向を伝える 2025年のM-1までに結果が出なければ辞めるという条件を提示。 2024年 M-1準々決勝敗退 賞レースで結果を残す難しさを痛感。りんたろー。も体調を崩した。 2025年1月 兼近がコンビ継続を提案 劇場出演や漫才の仕事に手応えを感じ、解散を撤回。 2025年2月 芸人引退を考えていた過去を告白 舞台に立ち続けたいという新たな気持ちを明かす。 2025年6~7月 テレビ番組で解散危機を公表 2025年に解散する予定だったことや、継続を決めた経緯が明らかになる。 2026年3月 解散危機について改めてインタビュー 本人たちが現在の関係や漫才への思いを語る。 2026年4~6月 単独ライブ「はつたんどく」開催 東京と大阪でコンビとしてのネタライブを実施。 2026年9~10月 チャラバンツアーを開催 秋田・福井などでコンビ活動を継続。

この年表から分かるのは、EXITの解散危機が2025年に突然生まれた話ではないということです。実際には2023年末から将来について話し合いが行われ、2025年に向けて一定の条件を設けていました。

この経緯は、2025年3月26日放送のテレビ東京系「あちこちオードリー」でも明かされています。りんたろー。によると、兼近は2023年末に正式に辞める意思を伝え、2025年のM-1までに結果を出すことを条件にしていたそうです。

その後、2025年6月5日放送のABCテレビ「やすとものいたって真剣です」では、兼近自身が解散予定だったことを告白しました。7月1日深夜放送のフジテレビ「EXITV」でも、当時の詳しい事情が語られています。

【解散危機の本当の理由】兼近がEXITを辞めようと思った背景

exitかねちか

兼近が解散を考えた最大の理由は、漫才師として生活していけるのかという不安でした。

2025年6月の「やすとものいたって真剣です」で、兼近は漫才やお笑いを続けても食べていけないのではないかと考えていたことを説明しています。

テレビタレントとして仕事を続ける道はあっても、本人が目指していたのは、あくまでお笑い芸人としての活動でした。テレビで知名度を獲得することと、漫才師として評価されることは、兼近にとって別の問題だったのです。

賞レースで結果を残せなかった葛藤

兼近が重視していたのは、M-1グランプリなどの賞レースで実績を残すことでした。

EXITはテレビ出演やバラエティー番組での活躍によって広く知られるようになりましたが、賞レースでの結果は本人が望む水準に届いていませんでした。

2024年のM-1グランプリでは準々決勝で敗退。りんたろー。は当時の挑戦を振り返り、結果が出なかったことで精神的に落ち込み、体調を崩して入院したことも明かしています。

兼近にとっては、人気があることだけでは漫才師としての自信につながらなかったのでしょう。テレビで売れていても、自分たちの本業で結果を残せていないという意識が、解散を考える一因になっていました。

りんたろー。のピン活動を増やしていた理由

解散に向けた準備として、兼近はりんたろー。の個人活動を増やすことも考えていました。

2025年6月の報道によると、兼近は解散後もりんたろー。がタレントとして活動できるよう、約2年間にわたってピンの仕事を増やしていたと説明しています。

これは、相方との関係が悪化して一方的に切り捨てようとしていたという話とは異なります。むしろ、コンビを解消した後の生活や仕事まで考えたうえで、将来の選択肢を準備していたことが分かります。

りんたろー。にとっては突然の話だった一方、兼近の中では長い時間をかけて考えた決断でした。この認識の違いも、当時の2人にとって大きな問題だったと考えられます。

解散を撤回した決定的な理由

状況を変えたのは、劇場での漫才の仕事が増えたことでした。

兼近は、テレビ出演と漫才の仕事を両立できる可能性に気づき、コンビを続けることに現実味を感じるようになったと説明しています。

特に重要なのは、劇場の出演料によって漫才師として生活できる見通しが立ってきたことです。テレビ番組への出演だけに依存しなくても、芸人として活動できる基盤ができ始めたことが、判断を変えるきっかけになりました。

2025年1月、兼近はりんたろー。に「やっぱり、ずっとやりましょうか」という趣旨の提案をしています。解散を考えていた本人から、継続を申し出たという点が重要です。

【兼近大樹とりんたろー。の関係】不仲説とコンビ仲の実態

EXITの解散危機が報じられたことで、兼近とりんたろー。の仲が悪いのではないかと心配するファンもいます。

しかし、2026年3月23日に公開されたFANY Magazineのロングインタビューを見ると、2人の関係は単純な不仲という言葉では説明できません。

インタビューでは、解散を考えた兼近の本音だけでなく、りんたろー。が当時どのように受け止めていたか、現在どのような気持ちで漫才に向き合っているかも語られています。

りんたろー。は兼近の考えを理解するようになった

りんたろー。は、兼近から解散の話を告げられた当初、なぜそこまで辞めたいのか理解できなかったと振り返っています。

しかし、時間をかけて兼近の考えを理解しようとするようになり、漫才に対する価値観を共有できるようになったといいます。

2026年のインタビューでは、りんたろー。が現在のEXITについて「いちばんいい状態」と評価。過去の解散危機を経験したからこそ、お互いの考えを理解できるようになったことが背景にあります。

ネタ作りでは2人の個性を生かす方向へ

2026年の「はつたんどく」に向けたインタビューでは、ネタ作りの役割分担についても興味深い話が出ています。

兼近が自分の考えていることや表現したい内容を書き出し、それをりんたろー。が漫才やコントの形に落とし込むという方法です。

これまで試行錯誤してきたものの、うまく形にできずに諦めていたアイデアにも、再び挑戦するようになったといいます。

りんたろー。が兼近の個性を引き出し、兼近が自分の考えをネタに反映させる。この制作スタイルは、2人の関係が単なる仕事上のパートナーから、互いの表現を理解し合う漫才コンビへと変化していることを示しています。

2026年もコンビ継続を明言

2026年3月のインタビューで、兼近は解散について質問された際、重大なトラブルがない限り解散する考えはないという趣旨の回答をしています。

また、りんたろー。もネタ作りで意見がぶつかることはあるものの、現在のコンビの状態には手応えを感じていると語りました。

したがって、意見の衝突があることと、コンビ解散を考えていることは分けて捉える必要があります。2人の関係は、意見が一致しない場面を含みながらも、漫才という共通の目標を持つ状態にあります。

【EXITの2026年最新活動】はつたんどく・チャラバンツアーの実績

2026年のEXITを語るうえで見逃せないのが、単独ライブ「はつたんどく」と「チャラバンツアー」です。

これらは、単にテレビでコンビ活動を続けているというだけではなく、漫才師としての活動に力を入れていることを示す具体的な実績です。

単独ライブ「はつたんどく」を東京・大阪で開催

EXITは2026年2月20日、単独ライブ「はつたんどく」の開催を公式ファンクラブで発表しました。

公演は次の2会場で実施されています。

- 東京公演: 2026年4月19日、有楽町よみうりホール
- 大阪公演: 2026年6月21日、なんばグランド花月

特に注目したいのが、大阪公演の会場となったなんばグランド花月(NGK)です。吉本興業を代表する劇場であり、EXITにとってNGKでの単独ライブは初めてでした。

公式ファンクラブの開催発表によると、「はつたんどく」というタイトルには、初心に帰って笑いを届けたいという2人の思いが込められています。

また、2026年3月のFANY Magazineのインタビューでは、兼近がこれまでに単独ライブを約10回開催し、47都道府県ツアーなども経験してきたことを説明しています。それでもネタを披露していないと思われることがあるため、あえて「初単独だと思って来てほしい」という意味を込めたタイトルにしたと語っています。

ライブでは新しい漫才やコントに挑戦し、従来のチャラ男キャラクターとは違う一面も見せる構成が予定されていました。

2026年のチャラバンツアーも継続

EXITは2026年、各地を巡る「チャラバンツアー」も展開しています。

公式ファンクラブの公演情報では、次の公演が確認できます。

- 秋田公演: 2026年9月26日、秋田テルサ
- 福井公演: 2026年10月25日、坂井市みくに市民センター・みくに未来ホール

福井公演のタイトルは「爆笑の化石復元の奇跡」。EXITらしい遊び心を取り入れたツアー企画となっています。

2026年11月4日時点では、これらの公演日程はすでに過ぎています。公式ファンクラブでは公演に関する案内やチケット情報も掲載されており、秋にもコンビでのライブ活動が続いていたことが分かります。

11月以降も劇場出演や個人活動が続く

吉本興業の公式プロフィールに掲載されている出演情報では、EXITは2026年11月にもルミネtheよしもとやなんばグランド花月、よしもと漫才劇場などの公演に出演する予定です。

また、兼近個人についても、12月13日に「Time~語ったら、歌ってた~」への出演情報が掲載されています。

このように、2026年の活動は単独ライブだけに限りません。コンビでの劇場出演と個人での仕事を並行しており、活動の幅を維持しています。

【EXITの現在の評判】チャラ男キャラから本格派の漫才師へ

EXITの現在の評判を考える際には、テレビで見せるキャラクターと、劇場で見せる漫才の両方に注目する必要があります。

兼近とりんたろー。は、明るくポップなチャラ男キャラクターで広く知られるようになりました。しかし、本人たちが2026年のインタビューで語ったのは、そうしたイメージだけでは表現しきれない漫才への思いでした。

テレビタレントとしての知名度と漫才師としての実力

兼近が過去に解散を考えた理由には、テレビで知られていても漫才師として納得できる結果が出ていないという葛藤がありました。

この点は、EXITを評価する際に重要な視点です。

テレビ番組でのトークやキャラクターの面白さと、舞台での漫才の完成度は、必ずしも同じ評価軸ではありません。EXIT自身も、その両方を追求しようとしてきました。

2026年のFANY Magazineの取材では、りんたろー。が、漫才はマイク1本で2人の考えを表現できる貴重な場所だと説明しています。兼近も漫才を自分たちの仕事の基盤として捉えています。

チャラ男のイメージだけに頼らない新しい挑戦

2026年の単独ライブでは、兼近が普段考えていることや、これまで表に出してこなかった部分もネタに反映させる方針が語られました。

兼近自身も、明るいイメージだけでなく、内面的な部分を見せることへの難しさを明かしています。

この変化は、芸人としての活動を長く続けるための方向転換とも考えられます。キャラクターに依存するのではなく、自分たちが本当に面白いと感じるものをネタにすることで、EXITならではの表現を広げようとしているのです。

現在のEXITを評価する3つのポイント

2026年のEXITを評価するなら、次の3点が判断材料になります。

1. 漫才への取り組み: 単独ライブや劇場出演を継続し、新しいネタに挑戦している。
2. コンビとしての関係: 過去の解散危機を経て、お互いの考えを理解しながら活動している。
3. 仕事の幅: テレビ出演だけでなく、全国ツアーや個人活動にも取り組んでいる。

特に重要なのは、解散を考えていた時期から、漫才を続けることに価値を見いだすようになった点です。

【プロの結論】EXITの今後を見極めるポイント

芸能人の解散や引退に関するニュースは、過去の発言が現在の決定事項であるかのように扱われることがあります。

EXITの場合、2025年の解散発言は実際に存在したものですが、その後に本人が継続を選び、2026年には単独ライブやツアーを実施しています。

今後の動向を判断する際には、次の3つを区別することが大切です。

- 過去に解散を考えたという本人の告白
- 現在のコンビ継続に関する本人たちの発言
- 吉本興業やEXIT公式ファンクラブが発表する実際の活動予定

この3つを照らし合わせれば、過去の発言だけを根拠にした脱退・引退説に振り回されず、EXITの現在を正しく把握できます。

【EXITと兼近大樹】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:EXITの兼近大樹は脱退するのですか?
A1:2026年11月4日時点で、兼近大樹がEXITを脱退するという公式発表はありません。2026年にはりんたろー。と単独ライブやツアーを実施しており、コンビ活動を継続しています。

Q2:EXITは2025年に解散する予定だったのですか?
A2:はい。兼近自身が2025年6月のテレビ番組で、2025年に解散する予定だったことを明かしています。ただし、2025年1月には本人からコンビ継続を提案しており、解散は回避されました。

Q3:兼近大樹が引退を考えた理由は何ですか?
A3:漫才で生活していける自信が持てなかったことや、賞レースで結果を残せていなかったことが背景にあります。芸人として活動する意味を考え直していた時期がありました。

Q4:兼近大樹とりんたろー。は不仲なのですか?
A4:過去には解散をめぐる意見の違いや、ネタ作りでの衝突がありました。しかし、2026年のインタビューでは互いの考えを理解し、現在のコンビの状態に手応えを感じていることを明かしています。

Q5:EXITは2026年も活動していますか?
A5:はい。2026年4月に東京、6月に大阪で単独ライブ「はつたんどく」を開催し、9月・10月にはチャラバンツアーも実施しています。11月以降の劇場出演情報も掲載されています。

Q6:兼近大樹は吉本興業を退所したのですか?
A6:退所したという公式発表はありません。吉本興業の公式プロフィールにはEXITの兼近大樹として掲載されており、劇場出演などの情報も案内されています。

まとめ:EXITは解散を回避し、漫才師として新たな段階へ

EXITの兼近大樹は、2023年末から2025年にかけて、芸人引退やコンビ解散を真剣に考えていました。その背景には、漫才師として結果を残せていないことや、芸人として生活していけるのかという不安がありました。

しかし、劇場出演の増加や漫才の仕事への手応えによって、兼近の考えは変化。2025年1月に自らコンビ継続を提案し、解散危機を乗り越えました。

2026年には単独ライブ「はつたんどく」を東京・大阪で開催し、チャラバンツアーや劇場公演にも取り組んでいます。りんたろー。との関係についても、本人たちが現在の状態に手応えを感じていることを明かしています。

したがって、2026年11月現在のEXITについて、兼近の脱退や引退を前提に考える必要はありません。むしろ注目すべきなのは、テレビで培った知名度を土台にしながら、漫才師としてどのような新しい表現を生み出していくかという点です。

過去の解散発言だけでなく、2026年の公演実績や本人たちの最新の発言を見ること。それがEXITの現在と今後を理解するための、最も確かな判断材料になります。

主な情報 स्रोत: 吉本興業公式プロフィール、EXIT OFFICIAL FAN CLUB「entrance」、FANY Magazine、M-1グランプリ公式サイト、日刊スポーツ、スポーツニッポン、ENCOUNT、テレビ番組での本人発言。

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