2026年の「レコード大賞候補」に注目が集まっている。第68回日本レコード大賞では、2023年から3年連続で大賞を受賞しているMrs. GREEN APPLEの4連覇が最大の焦点だ。一方、Billboard JAPAN上半期チャートで存在感を示したM!LK、米津玄師、King Gnu、HANAも有力な注目アーティストに浮上している。
2026年11月4日時点では、優秀作品賞2026と新人賞2026の公式受賞者・候補者一覧は発表されていない。ただし、上半期の総合チャートに加え、10月から11月にかけての新曲の動きまで見ると、大賞争いの構図は見えてくる。Mrs. GREEN APPLEの「lulu.」、M!LKの「爆裂愛してる」、King Gnuの「AIZO」、そして米津玄師の「IRIS OUT」は、それぞれ異なる強みを持つ。
【最新速報】レコ大候補2026の公式発表はいつ?第68回の放送日も解説

第68回日本レコード大賞は、2026年12月30日(水)に開催される予定だ。公益社団法人日本作曲家協会が公開した令和8年度事業計画書には、最終審査会および放映の日時として、12月30日17時30分からと記載されている。
会場は東京都渋谷区の新国立劇場・中劇場。TBSとの実行委員会や審査会も年度内に進める計画となっている。なお、17時30分という時間は事業計画上の予定であり、正式な番組編成や出演者などの詳細は別途発表を待つ段階だ。
一方、優秀作品賞2026と新人賞2026の発表日は、11月4日時点で正式に公表されていない。TBSの番組公式ページと日本作曲家協会の歴代受賞情報は、現時点では第67回の2025年受賞内容を掲載している。
参考になるのが前年の動きだ。2025年の第67回では、11月21日に各賞の受賞者と楽曲が発表された。2026年も同様のスケジュールになるとすれば、11月中旬から下旬が注目時期となる。ただし、11月21日が2026年の確定発表日というわけではない。
第68回日本レコード大賞の開催情報
【参照:日本作曲家協会「令和8年度事業計画書」、TBS「輝く!日本レコード大賞」、第67回各賞発表】
【大賞候補予想】Mrs. GREEN APPLEの4連覇か?M!LKの初受賞か?
2026年の大賞争いを考えるうえで、最も重要な資料がBillboard JAPAN上半期チャートだ。総合ソング・チャートだけでなく、アーティスト・チャートやストリーミングの実績を組み合わせることで、単発の話題性と年間を通じた支持の違いが見えてくる。
2026年6月5日に発表された上半期JAPAN Hot 100では、米津玄師の「IRIS OUT」が1位。M!LKは「好きすぎて滅!」と「爆裂愛してる」の2曲をトップ10に送り込んだ。Mrs. GREEN APPLEの「lulu.」は3位、King Gnuの「AIZO」は4位、HANAの「Blue Jeans」は5位だった。
1位予想:Mrs. GREEN APPLE「lulu.」
2026年の大賞予想で最も有力なのがMrs. GREEN APPLEだ。
同グループは第65回(2023年)の「ケセラセラ」、第66回(2024年)の「ライラック」、第67回(2025年)の「ダーリン」で3年連続の日本レコード大賞を受賞した。
2026年も受賞すれば、前例のない4連覇という大きな記録に挑むことになる。
音楽面でも強い。2026年上半期のBillboard JAPAN Artist 100で1位を獲得し、JAPAN Hot 100では「lulu.」が3位。Mrs. GREEN APPLEは上半期の総合チャートに14曲がランクインし、back numberと並んで最多タイの存在感を示した。
加えて、9月30日には6枚目のオリジナルアルバム『POPS』を発売。4月の「風と町」、7月の「Brand New」など、年間を通じて新しい作品を送り出している。10月28日公開のJAPAN Hot 100でも「シンデレラ」が4位、「Brand New」が9位に入った。
大賞を選ぶ側から見れば、過去の受賞実績だけでなく、2026年の音楽シーンにおける継続的な存在感も評価材料になる。4連覇を狙ううえで、現時点では最もバランスの取れた候補と考えられる。
2位予想:M!LK「爆裂愛してる」
Mrs. GREEN APPLEの4連覇を阻む存在として、特に注目したいのがM!LKだ。
2026年2月18日発売の両A面シングル「爆裂愛してる/好きすぎて滅!」は、上半期の総合ソング・チャートでそれぞれ6位、2位を獲得した。
注目すべきは、一曲だけのヒットにとどまらなかったこと。「爆裂愛してる」はBillboard JAPANの週間チャートで初の首位を獲得した後、ストリーミングで8週連続首位を記録。「好きすぎて滅!」もカラオケ指標で上半期集計期間中に通算11度の首位を獲得している。
加えて、10月26日配信開始の新曲「ザッツ!超常」が勢いを加速させた。テレビアニメ『超巡!超条先輩』のオープニングテーマであり、11月4日公開のBillboard JAPAN総合ソング・チャートで初登場1位を獲得。動画1位、ラジオ2位、ダウンロード2位、ストリーミング4位と、複数の指標で上位に入った。
2025年の第67回では「イイじゃん」が優秀作品賞に選ばれている。すでに賞との接点があるグループが、翌年にさらに大きなヒットを重ねた格好だ。
2026年は初の大賞受賞を狙う絶好のタイミング。複数曲のヒット、カラオケでの浸透、新曲の勢いという点では、Mrs. GREEN APPLEに対抗できる有力候補だ。
3位予想:米津玄師「IRIS OUT」
チャート成績だけを比較するなら、米津玄師の「IRIS OUT」は最も強い楽曲の一つだ。
劇場版『チェンソーマン レゼ篇』の主題歌として制作され、2025年9月24日にリリースされた同曲は、2026年上半期のJAPAN Hot 100で総合1位を獲得。集計期間の26週すべてでトップ10を維持した。
Billboard JAPANの発表によると、総合要点は199,839ポイント。2位のM!LK「好きすぎて滅!」の143,142ポイントを大きく上回った。ストリーミング、動画、カラオケでも各指標の首位を獲得している。
ただし、ここには重要な注意点がある。「IRIS OUT」は2025年9月発売の作品だ。日本レコード大賞の年度対象期間は、一般に前年11月から当年10月までと説明されているため、2026年の新譜候補として自動的に扱えるわけではない。公式実施要項には具体的な期間の詳細が掲載されておらず、年度の審査対象としての扱いは別途確認が必要だ。
したがって、米津玄師は2026年の音楽シーンを代表する存在であることに疑いはないものの、2026年大賞の候補曲としての可能性は、楽曲のチャート実績と対象期間を分けて考える必要がある。
4位予想:King Gnu「AIZO」
King Gnuの「AIZO」は、2026年1月9日に配信リリースされ、2月11日にCDが発売された楽曲だ。テレビアニメ『呪術廻戦』「死滅回游 前編」のオープニングテーマとしても話題になった。
Billboard JAPAN上半期JAPAN Hot 100では4位。米津玄師、M!LK、Mrs. GREEN APPLEに続く上位に入り、作品単位での競争力を証明した。
アニメタイアップによる認知度に加え、King Gnuならではの音楽性と作品の完成度も強み。チャートの順位だけでなく、芸術性や独創性を重視する日本レコード大賞の審査基準との相性も注目される。
5位予想:HANA「Blue Jeans」と2026年の新曲
HANAも2026年の大賞争いから外せないグループだ。
2026年上半期のBillboard JAPAN Artist 100では2位。総合ソング・チャートでは「Blue Jeans」が5位、「ROSE」が7位に入った。加えて、上半期のJAPAN Hot 100に11曲を送り込むなど、グループ全体の勢いが目立つ。
ただし、「Blue Jeans」は2025年7月に配信された楽曲である。2026年のチャートで上位に入ったことと、2026年の大賞審査対象になることは同じではない。
2026年の優秀作品賞候補として注目したいのは、むしろ同年に発表した「Cold Night」や「Bad Girl」、さらに10月29日配信の「Slidin」などだ。2026年2月には1stアルバム『HANA』も発売している。
2025年の新人賞・最優秀新人賞受賞という実績を持つHANAが、2026年は新人から実力派グループへと評価を広げられるかが見どころとなる。
【参照:Billboard JAPAN 2026年上半期チャート、2026年11月4日公開チャート、各アーティスト公式リリース情報】
【比較表】レコ大候補2026の有力5組をチャートと選考対象から分析
ここまでの候補を、実績と選考上の注目点から比較した。特に重要なのは、Billboard JAPANの順位だけで大賞候補を決めつけないことだ。2026年の新譜としての実績と、過去にリリースされた楽曲のロングヒットを区別する必要がある。
この比較から浮かび上がるのは、Mrs. GREEN APPLEとM!LKが2026年の大賞争いで特に有利な位置にいることだ。
Mrs. GREEN APPLEは年間を通したアーティストとしての強さと過去の受賞実績がある。M!LKは複数曲のヒットに加え、11月に入っても新曲が総合首位を獲得するなど、勢いが続いている。
一方、米津玄師とHANAは上半期のチャートで非常に強い結果を残したが、注目されている代表曲の発売時期には注意したい。King Gnuの「AIZO」は2026年のリリースであり、作品の対象年度という面でも有力な比較対象となる。
【選考基準を解説】日本レコード大賞は売上やSNSの人気だけで決まらない
レコ大候補を考えるうえで誤解されやすいのが、Billboard JAPANやオリコンの順位がそのまま受賞順位になるという考え方だ。
日本作曲家協会が公開している「日本レコード大賞 実施要項」では、優秀作品賞について、次の要素を重視している。
- 大衆から強い支持を得ていること
- 芸術性に優れていること
- 独創性に優れていること
- 企画性に優れていること
- その年度を反映した作品であること
加えて、日本レコード大賞の審査対象は優秀作品賞に選ばれた作品と定められている。つまり、まず10作品の優秀作品賞が選ばれ、その中から最終的な大賞が決まる仕組みだ。
優秀作品賞と日本レコード大賞の違い
この2つは同じ賞ではない。
優秀作品賞は、その年度を代表する作品として選ばれる10作品に贈られる賞。一方、日本レコード大賞は、その10作品を対象に最終審査を行い、1作品に贈られる最高賞だ。
そのため、優秀作品賞に選ばれた時点で大賞が確定するわけではない。2026年も、優秀作品賞に入ることと大賞を獲得することは別の段階になる。
Billboard JAPANのデータは何を見るべき?
2026年上半期のBillboard JAPAN総合ソング・チャートは、CD売上、ダウンロード、ラジオ、ストリーミング、動画再生、カラオケなどのデータを組み合わせている。
そのため、単純なCD売上枚数だけでは見えない人気の広がりを把握できる。
例えば、M!LKの「好きすぎて滅!」はカラオケ指標で強さを発揮し、「爆裂愛してる」はストリーミングで8週連続首位を記録した。複数の指標で異なる強みを持つことは、楽曲が幅広いリスナーに届いている証拠として注目できる。
また、米津玄師の「IRIS OUT」はストリーミング、動画、カラオケで高い実績を残した。作品がアニメ映画と結びついて国内外に広がった点も、2026年の音楽シーンを語るうえで重要な要素だ。
2026年の大賞予想で重視したい5つの判断材料
プロの視点から特に重視したいのは、5番目の対象年度だ。上半期チャートに入っていることと、その年の優秀作品賞に選ばれることは別問題である。ここを混同すると、実際の候補予想から大きく外れてしまう。
【参照:公益社団法人日本作曲家協会「日本レコード大賞 実施要項」、Billboard JAPAN】
【新人賞2026候補予想】モナキ・STARGLOW・ROIROMが有力?
大賞と並んで関心が高いのが新人賞2026だ。
日本作曲家協会の実施要項では、新人賞は対象年度内に初めて顕著な活動をし、大衆から支持され、将来性を認められた歌手に贈る賞とされている。
新人賞は4組が選ばれ、その中から最も優秀と認められた1組が最優秀新人賞を獲得する。デビューした年だけで機械的に決まる賞ではなく、活動実績や支持、将来性も評価の対象になる。
2026年の新人賞注目アーティスト
モナキはカラオケでの支持が強み
新人賞候補として最初に注目したいのがモナキだ。
純烈の弟分として注目される男性歌謡コーラスグループで、2026年4月8日に「ほんまやでなんでやねんしらんけど」でメジャーデビューした。
特に強いのがカラオケでの実績だ。第一興商が発表したDAMの2026年上半期ランキングでは、上半期デビューアーティスト楽曲部門で同曲が1位を獲得している。
カラオケで歌われる楽曲は、ファン以外の人にも認知されている可能性が高い。歌謡曲らしい親しみやすさも含め、幅広い世代への浸透という面で評価材料がそろっている。
STARGLOWはデビュー時の販売実績が強い
STARGLOWはBMSGのオーディションプロジェクト「THE LAST PIECE」から誕生した5人組ダンス&ボーカルグループだ。
2026年1月21日にデビューシングル「Star Wish」を発売。Billboard JAPANの週間シングル・セールスでは初週46,580枚を記録して首位に立った。
デビュー段階からCDセールスで強い数字を残している点は、新人賞予想における大きな武器になる。今後は楽曲の継続的な支持や、年間を通じた活動の広がりが評価の分かれ目になる。
ROIROMは秋の大型リリースで存在感
ROIROMは本多大夢と浜川路己による2人組アイドルデュオだ。
2026年10月28日に1stシングル「MISTIA」を発売。Billboard JAPANの11月4日公開チャートでは、総合ソング・チャート7位、CDセールス62,271枚で2位に入った。
年間後半に大きな販売実績を残したことから、候補として注目する価値がある。特に、新人賞の選考対象となる期間における活動実績が評価のポイントになる。
最優秀新人賞2026の本命は?
現段階の予想では、モナキを最優秀新人賞の本命、STARGLOWを有力な対抗候補と見ている。
モナキはカラオケでの支持、STARGLOWはデビューシングルの販売実績という明確な強みがある。ROIROMは秋の大型リリースによって最後まで注目される存在だ。
ただし、4組の新人賞受賞者自体が未発表であり、最優秀新人賞も当然ながら確定していない。HANAのように前年に新人賞から最優秀新人賞へと駆け上がった例もあり、最終的にはその年度の活動全体が問われる。
【参照:日本作曲家協会実施要項、第一興商DAM 2026年上半期ランキング、Billboard JAPAN、モナキ・STARGLOW・ROIROM公式情報】
【歴代レコード大賞受賞者】近年の傾向から2026年の勝者を考察
2026年の候補を見極めるには、過去の受賞作品も参考になる。特に直近の5年間を振り返ると、その年を代表する楽曲が大賞を獲得していることが分かる。
直近5年間の日本レコード大賞
この5年間の受賞履歴で目立つのは、Mrs. GREEN APPLEの3年連続受賞だ。
2023年から2025年まで、異なる楽曲で大賞を獲得している。これは単発のヒットではなく、グループとして継続的に音楽シーンを代表する作品を生み出してきたことを示す。
一方、2022年はSEKAI NO OWARIの「Habit」、2021年はDa-iCEの「CITRUS」が受賞している。ジャンルやアーティストの規模だけで決まるわけではなく、その年に広く支持された楽曲が選ばれている点にも注目したい。
4連覇はどれほど大きな記録なのか
Mrs. GREEN APPLEが2026年も大賞を獲得すれば、2023年から4年連続の受賞となる。
これまでにも浜崎あゆみやEXILEが3連覇を達成しているが、4連覇となれば、さらに大きな記録となる。
ただし、過去の受賞回数が多いことは、次の受賞を保証するものではない。審査対象となるのはあくまでも当年度の優秀作品賞に選ばれた作品であり、2026年の「lulu.」やその他の楽曲がどのように評価されるかが焦点になる。
【参照:日本作曲家協会「歴代大賞一覧」】
【レコ大候補2026のFAQ】発表日・新人賞・放送に関する疑問
Q1:レコ大候補2026はもう発表されていますか?
A1:2026年11月4日時点では、第68回の優秀作品賞と新人賞の公式発表は確認できていない。Mrs. GREEN APPLE、M!LK、米津玄師、King Gnu、HANAなどは、チャート実績をもとにした注目候補・予想対象だ。
Q2:2026年のレコ大候補発表日はいつですか?
A2:正式な発表日は未発表。前年の第67回は2025年11月21日に各賞が発表されたため、2026年も11月中旬から下旬が一つの目安となる。
Q3:レコード大賞2026の放送日はいつですか?
A3:日本作曲家協会の2026年度事業計画では、2026年12月30日(水)17時30分から最終審査会・放映を予定している。会場は新国立劇場の中劇場だ。
Q4:Mrs. GREEN APPLEが2026年も受賞すると何連覇ですか?
A4:4連覇となる。2023年の「ケセラセラ」、2024年の「ライラック」、2025年の「ダーリン」に続く受賞となる。
Q5:M!LKは2026年の日本レコード大賞を受賞できそうですか?
A5:有力な対抗候補と考えられる。「爆裂愛してる」と「好きすぎて滅!」が上半期チャートのトップ10に入り、10月26日配信の「ザッツ!超常」も11月4日公開の総合ソング・チャートで1位を獲得した。
Q6:米津玄師の「IRIS OUT」は大賞候補になりますか?
A6:2026年上半期Billboard JAPAN Hot 100で1位を獲得した実績は非常に強い。ただし、発売日は2025年9月24日。2026年度の審査対象期間との関係を確認する必要があり、チャート1位だけでノミネートを断定することはできない。
Q7:新人賞2026の本命は誰ですか?
A7:予想ではモナキを本命、STARGLOWを対抗候補として注目している。モナキはDAMの上半期デビューアーティスト楽曲部門1位、STARGLOWはデビューシングルの初週売上46,580枚という実績がある。
Q8:新人賞と最優秀新人賞の違いは何ですか?
A8:新人賞は4組に贈られる賞で、最優秀新人賞はその4組の中から最も優秀と認められた1組に贈られる賞だ。
Q9:Billboard JAPANで1位になればレコード大賞も受賞できますか?
A9:必ずしもそうではない。日本レコード大賞は芸術性、独創性、企画性、大衆からの支持、年度を代表する作品かどうかなどを総合的に審査する。チャートは重要な参考材料だが、順位だけで受賞が決まるわけではない。
まとめ:【プロの結論】レコ大2026はミセスとM!LKの一騎打ちに注目
2026年のレコード大賞候補予想を総合すると、現時点の大賞本命はMrs. GREEN APPLE、最大の対抗馬はM!LKという構図が見えてくる。
Mrs. GREEN APPLEは「lulu.」のヒット、Artist 100首位、そして過去3年間の受賞実績が強みだ。4連覇という歴史的な記録がかかるだけに、2026年の大賞争いの中心にいる。
一方、M!LKは「爆裂愛してる」「好きすぎて滅!」の2曲が上半期トップ10入り。さらに「ザッツ!超常」が11月4日公開の総合チャートで1位を獲得するなど、秋以降も勢いを維持している。初の大賞受賞を狙う存在として、非常に面白い立場だ。
米津玄師の「IRIS OUT」は上半期総合1位、King Gnuの「AIZO」は4位、HANAはArtist 100で2位という実績を残した。ただし、2025年発売曲と2026年発売曲の対象年度の違いには注意したい。
新人賞ではモナキ、STARGLOW、ROIROMが注目株。モナキのカラオケ人気、STARGLOWのデビューセールス、ROIROMの秋のチャート実績が、それぞれ異なる魅力を持っている。
最終的な注目要点は、11月の優秀作品賞発表で誰が10作品に選ばれるかだ。 公式候補が発表されれば、そこから大賞の本命と対抗馬がさらに明確になる。12月30日の第68回日本レコード大賞は、Mrs. GREEN APPLEの4連覇か、M!LKの初受賞かという構図を中心に、2026年の音楽シーンを締めくくる大きな舞台になりそうだ。