2026年11月現在、岡本和真の年俸は700万ドル(約10億円台)です。2026年1月にトロント・ブルージェイズと結んだ契約は4年総額6000万ドル(契約発表時の換算で約94億円)。ただし、この6000万ドルが毎年の年俸として支払われるわけではありません。契約金500万ドルが別に含まれており、2026年の年俸は700万ドル、2027年から2029年までは各1600万ドルという内訳です。
巨人時代の最高年俸は2025年の推定5億4000万円。11年間にわたって主砲として実績を積み重ねた岡本は、メジャー移籍によってどれほどの契約を手にしたのでしょうか。ブルージェイズとの契約内容、巨人時代の年俸推移、巨人に支払われるポスティング譲渡金まで、金額の意味を整理しながら解説します。
【2026年最新】岡本和真の年俸は700万ドル!契約金を含めた実際の金額

岡本和真の2026年の年俸は、700万ドルです。
2026年1月5日(日本時間)、トロント・ブルージェイズは読売ジャイアンツからポスティングシステムを利用してMLB移籍を目指していた岡本との4年契約を正式発表しました。
MLB公式サイトによると、契約総額は6000万ドルで、500万ドルの契約ボーナスを含みます。オプトアウト条項は設けられていません。
契約金と年俸を分けて考えると、2026年の金額は次のようになります。
- 契約金:500万ドル
- 2026年の年俸:700万ドル
- 2026年分として契約に計上される両者の合計:1200万ドル
ここで注意したいのが、2026年の年俸700万ドルと、契約金を含む1200万ドルは同じ意味ではないという点です。
契約金は選手との契約成立に伴うボーナスであり、毎年の基本年俸とは区別されます。したがって、岡本の2026年の年俸を知りたい場合は700万ドル、契約金も含めた初年度の契約上の金額を知りたい場合は1200万ドルと整理するのが適切です。
2026年の700万ドルを日本円に換算すると?
ドル建ての契約を日本円で考える場合、為替レートによって金額が変わります。
例えば、1ドル150円で換算すると、700万ドルは約10億5000万円です。500万ドルの契約金は約7億5000万円となり、両者を合わせれば約18億円に相当します。
もっとも、これは為替レートを仮定した参考値です。契約発表当時に報じられた4年総額約94億円という金額も、その時点の為替相場を基準にした円換算であり、2026年11月時点の固定金額ではありません。
日本のプロ野球では年俸を円で発表することが一般的ですが、MLBの契約はドル建てです。岡本の収入を日本人選手と比較するときは、契約時期と為替レートをそろえて考える必要があります。
【契約内容を完全整理】ブルージェイズとの4年総額6000万ドルの内訳
岡本とブルージェイズの契約で最も注目されるのが、4年総額6000万ドルという金額です。
米メディアのAP通信が関係者への取材をもとに報じた契約内訳では、500万ドルの契約金に加え、2026年は700万ドル、2027年から2029年までは毎年1600万ドルとなっています。
4年間の年俸を合計すると5500万ドル。そこに契約金500万ドルを加えると、契約総額の6000万ドルになります。
岡本和真の4年間の年俸スケジュール
- 2026年:年俸700万ドル
- 2027年:年俸1600万ドル
- 2028年:年俸1600万ドル
- 2029年:年俸1600万ドル
- 契約金:500万ドル
年俸部分の合計は5500万ドルです。契約金を含めた6000万ドルが4年間の契約総額となります。
2027年以降は年俸1600万ドルに上昇
特に注目したいのは、2026年と2027年以降で年俸が大きく変わることです。
2026年の700万ドルに対して、2027年からは1600万ドル。差額は900万ドルで、翌年以降の年俸は初年度の約2.29倍になります。
仮に1ドル150円で換算した場合、1600万ドルは約24億円です。巨人時代の最高年俸5億4000万円と比較しても、非常に大きな金額になります。
このように、岡本の契約は初年度よりも2年目以降の年俸を厚くした構成です。契約総額だけを見て毎年同じ金額を受け取ると考えると、実際の収入構造を正しく理解できません。
オプトアウト条項はなし
もう一つ押さえておきたいのが、オプトアウト条項の有無です。
オプトアウトとは、一定の条件や時期に選手側が契約を見直し、残りの契約期間を破棄してフリーエージェントになることを可能にする条項です。
MLB公式発表では、岡本の契約にオプトアウト条項は含まれていません。
そのため、契約上は2026年から2029年までの4年間をブルージェイズでプレーする契約となっています。途中で契約を見直して市場に出る選択肢が盛り込まれていない点も、この契約の特徴です。
【巨人時代の年俸推移】2015年から2025年までの11年間を一覧比較
岡本和真は2014年のドラフト1位で読売ジャイアンツに入団しました。プロ入り当初は若手内野手の一人でしたが、2018年の大ブレークを境に、球団を代表する主砲へと成長していきます。
年俸の上昇を象徴するのが、2018年の成績です。岡本は打率.309、33本塁打、100打点を記録し、史上最年少での3割・30本塁打・100打点を達成しました。
この活躍を受け、翌2019年の年俸は8000万円に増額。そこから数年かけて2億円、3億円と上昇し、2025年には巨人時代の最高額となる推定5億4000万円に到達しました。
岡本和真の巨人時代の年俸一覧
| 年度 | 推定年俸 | 主な経歴・出来事 |
|---|---|---|
| 2015年 | 1200万円 | ドラフト1位入団、プロ1年目 |
| 2016年 | 1400万円 | プロ2年目 |
| 2017年 | 1200万円 | 一軍定着を目指す時期 |
| 2018年 | 1200万円 | 打率.309、33本塁打、100打点 |
| 2019年 | 8000万円 | 前年の大活躍を受け大幅増額 |
| 2020年 | 1億4000万円 | 本塁打王・打点王を獲得 |
| 2021年 | 2億1000万円 | 39本塁打を記録 |
| 2022年 | 3億円 | 30本塁打を記録 |
| 2023年 | 2億7000万円 | 自己最多の41本塁打 |
| 2024年 | 4億2000万円 | 27本塁打を記録 |
| 2025年 | 5億4000万円 | 巨人最終年、ポスティングでMLB挑戦 |
| 2026年 | 700万ドル | ブルージェイズ移籍、契約金500万ドルは別枠 |
| 2027年 | 1600万ドル | ブルージェイズ契約2年目 |
| 2028年 | 1600万ドル | ブルージェイズ契約3年目 |
| 2029年 | 1600万ドル | ブルージェイズ契約4年目 |
※巨人時代の金額は公表報道などをもとにした推定年俸です。2015年の初年度については資料によって1000万円と1200万円の表記差があります。上表は週刊ベースボールONLINEなどに掲載された1200万円を採用しています。MLB時代の金額は契約上の年俸であり、通貨が異なるため単純な円額比較には注意が必要です。
年俸が大きく上がった2018年から2021年
岡本の年俸推移を語るうえで、最初の大きな転換点となったのが2018年です。
プロ4年目の岡本は、当時の巨人でレギュラーの座をつかみ、全143試合に出場。打率3割、33本塁打、100打点という堂々たる成績を残しました。
2019年には年俸が8000万円となり、前年の1200万円から大幅に上昇。その後も2020年に1億4000万円、2021年に2億1000万円と増額が続きました。
2020年と2021年にはセ・リーグの本塁打王に輝いています。単に一度の好成績で評価されたのではなく、複数年にわたって中軸打者として結果を残したことが、年俸上昇につながりました。
2023年の年俸減額と2024年・2025年の再上昇
2022年には推定3億円に到達しましたが、2023年は推定2億7000万円となり、3000万円の減額でした。
しかし、2023年の岡本は打撃面で大きな実績を残しています。140試合に出場して打率.278、41本塁打、93打点を記録。41本塁打は自身のキャリアハイであり、3度目の本塁打王にも輝きました。
翌2024年は4億2000万円、2025年は5億4000万円と、年俸は再び上昇しています。
この推移から分かるのは、年俸が毎年右肩上がりになるわけではないということです。契約更改では前年の成績だけでなく、複数年の実績やチーム内での役割なども評価材料になります。
【巨人時代とMLB契約を比較】4年間で日本時代の生涯年俸を超える規模
岡本のブルージェイズ移籍が大きな話題になった理由は、契約総額の大きさだけではありません。日本で11年間プレーして積み上げた推定年俸総額を、メジャーでのわずか4年間の契約総額が大きく上回るためです。
巨人時代の推定年俸総額は約20億1000万円
2015年から2025年までの巨人時代の推定年俸を合計すると、約20億1000万円になります。
2025年の5億4000万円は日本でのキャリア最高額でした。それでも、ブルージェイズとの4年総額6000万ドルは、契約発表時の為替換算で約94億円と報じられています。
つまり、MLBでの4年間の契約総額は、巨人時代11年間の推定年俸総額の約4.7倍に相当する規模です。
ただし、ここには比較上の注意点があります。巨人時代の約20億1000万円は11年間の推定年俸の累計である一方、MLBの約94億円は4年間の契約金を含む総額です。さらに円換算の基準となる為替レートも異なります。
そのため、単純に4.7倍の給与アップと表現するよりも、メジャー移籍によって契約の経済的規模が大きく変化したと理解するのが正確です。
2026年の年俸だけでも巨人時代の最高額を上回る
2026年の年俸700万ドルを仮に1ドル150円で換算すると、約10億5000万円です。
巨人最終年の推定5億4000万円と比較すると、約1.94倍になります。
2027年以降は毎年1600万ドルとなるため、同じ為替レートなら約24億円。日本時代の最高年俸の4倍以上に達します。
ただし、これは税金や代理人手数料などを差し引く前の契約額です。実際に岡本本人の手元に残る金額は、居住地や納税義務、契約上の支払い条件などによって変わります。
【ポスティング譲渡金】巨人に支払われる1087万5000ドルの仕組み
岡本和真のMLB移籍をめぐっては、本人の契約金や年俸だけでなく、巨人に支払われるポスティング譲渡金も注目されています。
今回、ブルージェイズが読売ジャイアンツに支払う譲渡金は、1087万5000ドルです。日本円では契約発表当時の換算で約17億円と報じられました。
ポスティング譲渡金とは何か
ポスティングシステムは、NPB球団に所属する選手がMLBへの移籍を希望する際、所属球団の承認を得てMLB球団との交渉に進むための制度です。
岡本の場合、巨人が2025年10月22日にポスティングを利用したMLB挑戦を認める方針を発表しました。その後、11月にポスティング手続きが完了し、MLB球団との45日間の交渉期間が始まりました。
2026年1月にブルージェイズとの契約が成立したことで、巨人には制度に基づく譲渡金が支払われることになりました。
譲渡金1087万5000ドルの計算方法
MLB公式サイトが説明する日本人選手のポスティング制度では、MLB球団が結ぶ契約の保証総額に応じて、旧所属球団に支払う譲渡金が決まります。
メジャー契約の場合、保証総額の最初の2500万ドルには20%、2500万ドルを超えて5000万ドルまでの部分には17.5%、5000万ドルを超える部分には15%が適用されます。
岡本の契約総額6000万ドルを基準にすると、計算は次のとおりです。
- 最初の2500万ドル:500万ドル
- 次の2500万ドル:437万5000ドル
- 残りの1000万ドル:150万ドル
- 譲渡金合計:1087万5000ドル
この金額は岡本本人の収入ではありません。契約を結んだブルージェイズから、旧所属球団である巨人に支払われるお金です。
つまり、岡本本人の契約総額6000万ドルと、巨人への譲渡金1087万5000ドルは、支払先も意味も異なる別々の金額です。
【プロの結論】岡本和真の契約総額と年俸を混同しないための3つのポイント
岡本和真の契約を正しく理解するには、単純な金額の大きさだけでなく、契約の構成と選手としての評価を合わせて考える必要があります。
ポイント1:契約総額6000万ドルは毎年の年俸ではない
最も多い誤解が、4年総額6000万ドルを毎年の年俸、あるいは4年間で均等に受け取る金額だと考えることです。
実際には500万ドルの契約金と、年ごとに異なる年俸が組み合わされています。
年俸部分だけを見ると、2026年が700万ドル、2027年から2029年までが各1600万ドルです。契約金を含めて初めて6000万ドルになります。
ポイント2:ポスティング譲渡金は選手の収入ではない
譲渡金1087万5000ドルは、巨人からMLBへ移籍するための制度上の支払いです。
岡本本人の年俸に加算されるわけでも、6000万ドルの契約に上乗せされるわけでもありません。
契約総額、年俸、契約金、譲渡金の4つを区別することで、移籍に伴うお金の流れを正確に把握できます。
ポイント3:巨人時代の実績が大型契約の評価につながった
岡本は2018年から2023年まで6年連続で30本塁打を記録しました。セ・リーグの本塁打王にも2020年、2021年、2023年の3度輝いています。
2025年は左肘の負傷によって出場が69試合にとどまりましたが、打率.327、15本塁打、49打点という成績を残しました。
MLB公式サイトも、NPB通算1074試合で248本塁打、717打点という実績を紹介しています。日本で長期間にわたり中軸打者として結果を残したことが、メジャー球団からの評価を支える重要な材料となりました。
また、2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では日本代表として優勝に貢献。決勝のアメリカ戦でも本塁打を放ち、国際舞台での実績も持っています。
2026年の契約を評価するときは、単に2025年の出場試合数や本塁打数だけを見るのではなく、それまでの継続的な長打力と実績を含めて考える必要があります。
【岡本和真の年俸】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:岡本和真の2026年の年俸はいくらですか?
A1:トロント・ブルージェイズとの契約における2026年の年俸は700万ドルです。別途500万ドルの契約金が含まれています。
Q2:岡本和真の2027年以降の年俸はいくらですか?
A2:2027年、2028年、2029年の3年間は、それぞれ1600万ドルです。3年間の年俸合計は4800万ドルになります。
Q3:岡本和真の巨人時代の最高年俸はいくらですか?
A3:2025年の推定5億4000万円です。2018年の大ブレーク以降、主砲として実績を重ね、年俸を段階的に伸ばしてきました。
Q4:4年総額6000万ドルには契約金が含まれていますか?
A4:含まれています。500万ドルの契約金と、4年間の年俸合計5500万ドルを合わせた金額が6000万ドルです。
Q5:巨人に支払われるポスティング譲渡金はいくらですか?
A5:1087万5000ドルです。これはブルージェイズから巨人に支払われるお金であり、岡本本人の年俸や契約金ではありません。
Q6:岡本和真のブルージェイズとの契約にオプトアウトはありますか?
A6:ありません。MLB公式発表によると、4年契約にオプトアウト条項は含まれていません。
まとめ:岡本和真の年俸は2026年700万ドル、4年契約の総額は6000万ドル
2026年11月現在、岡本和真のブルージェイズとの契約における年俸は700万ドルです。500万ドルの契約金を含めた4年総額は6000万ドルで、2027年から2029年までは各1600万ドルの年俸が設定されています。
一方、巨人時代は2018年の大ブレークをきっかけに年俸が上昇し、2025年には推定5億4000万円に到達しました。11年間の推定年俸総額は約20億1000万円です。
加えて、今回の移籍ではポスティング制度により1087万5000ドルが巨人に支払われます。この譲渡金は岡本本人の収入とは別です。
今回の契約で押さえておきたいのは、次の3つです。
- 2026年の年俸は700万ドル。契約金500万ドルは別枠。
- 4年総額6000万ドル。2027年以降は毎年1600万ドル。
- 巨人への譲渡金は1087万5000ドル。選手本人の年俸とは別の支払い。
岡本和真にとって、ブルージェイズとの4年契約は巨人で積み重ねた実績を新たな舞台で評価された大型契約です。今後は2027年以降の年俸1600万ドルに見合う活躍を続けられるか、そしてトロントでどのような打者として評価を確立するかが注目されます。
年俸の数字だけでなく、契約金、年俸の年度別配分、ポスティング譲渡金を分けて見ることが、岡本和真のメジャー契約を理解するうえでの要点です。
主な情報確認資料: MLB公式サイト、AP通信、週刊ベースボールONLINE、日刊スポーツ、テレビ東京スポーツ。