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【ソロ活動とLDH退社】「伶」としての始動から2023年の転機へ

橘 澪 橘 澪 • 更新: • 公開: • 読了約 14 分
目次

2020年10月、ソロプロジェクト「伶」がスタート

E-girlsの活動終了を控えた2020年10月2日、鷲尾伶菜はソロプロジェクト「伶」を始動させました。

最初の作品として配信されたのは、次の2曲です。

- 「Call Me Sick」
- 「こんな世界にしたのは誰だ」

どちらも映画『小説の神様 君としか描けない物語』の主題歌・挿入歌として起用されました。同日にはYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」にも登場し、ソロとして初めてのメディア歌唱パフォーマンスを披露しています。

ソロ活動を始めた背景について、2020年のReal Soundのインタビューでは、鷲尾自身がグループ活動がなくなった場合に何をするのか考えたことや、どんな形でも音楽を続けたいという思いを語っています。

グループの看板やメンバーとの掛け合いに頼るのではなく、自分自身の声と表現で作品を届ける。その方向性が「伶」というプロジェクトに表れていました。

2022年:「Just Wanna Sing」でソロアーティストとしての存在感を確立

2022年4月13日には、1stアルバム『Just Wanna Sing』をリリースしました。

アルバムには「Call Me Sick」「こんな世界にしたのは誰だ」のほか、「宝石 feat. 幾田りら」「エンカウント feat. 笹川真生」などが収録されています。

特に「宝石 feat. 幾田りら」は、異なる個性を持つボーカリスト同士の共演として注目される作品です。グループ時代の楽曲とは異なる、ソロならではのコラボレーションも活動の特徴になっていきました。

2023年:「For My Dear」をリリースし、鷲尾伶菜名義の活動も展開

2023年10月11日には、アルバム『For My Dear』を発売しました。

同作は鷲尾伶菜名義でのアルバムで、リード曲「銀色」やドラマ『夫を社会的に抹殺する5つの方法』の主題歌「So Addictive」など全10曲を収録。これまでのソロ活動で積み重ねてきた音楽性をまとめた作品です。

アルバムのタイトルには、身近な人々や応援してくれるファンのために歌い続けるという音楽への思いが込められています。

2023年12月31日:LDH JAPANを退社

大きな転機となったのが、2023年12月31日の発表です。

鷲尾は約12年半所属したLDH JAPANを退社しました。所属当時17歳だったことにも触れ、これまでの活動を支えてくれたスタッフや関係者、メンバー、ファンへの感謝を伝えています。

同時に、所属レーベルはSony Music LabelsからLDH Recordsへ移籍しました。

ここで注意したいのが、「LDHから独立」という表現の意味です。正確には、所属事務所であるLDH JAPANを退社した一方、レーベルについてはLDH Recordsへ移籍したということです。完全に音楽業界から独立したり、レーベル契約のないフリーランスになったりしたという発表ではありません。

「形は変わりますが、ここで止まる事なく引き続き自分らしく音楽とともに歩んで行けたら」

これは2023年12月31日に発表された本人のメッセージの一節です。退社を過去との決別としてではなく、これまでの経験を財産にして新しい形で音楽を続ける決意として伝えていました。

【2026年最新】Happy Ever After・見はらし・デビュー15周年の現在

鷲尾伶菜egirls

2026年11月5日現在

2026年の鷲尾伶菜は、アニメ主題歌への参加や新曲のリリース、デビュー15周年の企画など、ソロアーティストとして活動を続けています。

2026年1月:「Happy Ever After feat. 由薫」がアニメ主題歌に

2026年の注目作品の一つが、由薫(ゆうか)とのコラボレーション曲「Happy Ever After feat. 由薫」です。

同曲は、2026年1月放送のテレビアニメ『エリスの聖杯』のオープニングテーマとして制作されました。

配信日は2026年1月16日。出典元では1月9日から先行配信が始まりました。

作品のテーマは「真実」と「絆」。アニメに登場するコンスタンス・グレイルとスカーレット・カスティエルという2人の女性の運命が交錯する物語に寄り添った楽曲です。

鷲尾の芯のある歌声と、由薫の透明感のあるボーカルが組み合わさり、異なる声質を生かしたコラボレーションになっています。

この作品の作詞はSafari Natsukawa、作曲は李童一心、編曲は高橋修平が担当しました。

アニメ作品の公式音楽情報にも鷲尾伶菜のプロフィールと楽曲情報が掲載されており、ソロアーティストとしてアニメ音楽の分野にも活動の幅を広げていることが分かります。

2026年10月12日:デビュー15周年を迎える

鷲尾伶菜は2026年10月12日にデビュー15周年を迎えました。

2011年にFlowerの「Still」でデビューしてから15年。Flower、E-girls、そしてソロアーティストという異なる活動形態を経験してきた節目です。

記念企画として公開されたのが、本人が選曲した「15周年記念プレイリスト」です。収録曲は全部で15曲。FlowerやE-girls時代の作品からソロ楽曲、本人の音楽人生に影響を与えた楽曲までが選ばれています。

主な収録曲を整理すると、次のようになります。

活動時代・区分 プレイリスト収録曲
Flower Still(version2016)、白雪姫(version2016)、F
E-girls Follow Me、Love Queen、北風と太陽
ソロ Call Me Sick、TOP NOTE feat. SOOJIN、宝石 feat. 幾田りら
音楽的ルーツなど Show Me Your Love、手をつなごう

この選曲で興味深いのは、FlowerとE-girlsの楽曲を現在のソロ作品と同じプレイリストに並べていることです。

15年間を振り返る企画でありながら、過去のグループ時代を切り離していません。鷲尾自身が歩んできた音楽の歴史を、一つの連続したキャリアとして表現している点が印象的です。

LDH Recordsの公式発表では、本人が選曲について、音楽人生の転機や現在の感性を育んだ楽曲、レッスンで繰り返し歌った楽曲などを選んだと説明しています。

2026年11月13日:新曲「見はらし」の配信リリースが決定

デビュー15周年の節目に発表された新曲が「見はらし」です。

2026年10月13日のLDH Recordsの発表によると、「見はらし」はデビュー15周年を迎えた鷲尾が発表する新曲で、10月30日から出典元で先行配信が始まり、11月13日に正式配信される予定です。

15周年記念プレイリストと同時期に発表されたこともあり、これまでの歩みを振り返るだけでなく、新しい作品を通して次の活動へ進むタイミングとなっています。

2026年11月5日時点では、正式配信日はまだ先です。したがって、すでにリリースされた「Happy Ever After」と、これから配信される「見はらし」は区別して把握しておくとよいでしょう。

【プロの結論】鷲尾伶菜のキャリアから分かる3つの要点

鷲尾伶菜の15年間を振り返ると、単に有名グループに所属していた歌手という枠では説明できないキャリアの特徴が見えてきます。

1. FlowerとE-girlsは、異なる表現力を育てた2つの場所

Flowerでは歌詞の感情を丁寧に伝えるボーカル表現を磨き、E-girlsではダンスパフォーマンスと歌唱を融合させる経験を積みました。

この2つの経験があったからこそ、ソロ活動ではバラードからポップス、他のアーティストとのコラボレーションまで、幅広い作品に取り組めるようになったと考えられます。

2. 2019年のFlower解散は、ソロ活動への意識を明確にした転機

Flower解散時の本人のメッセージには、E-girlsでの活動を続けながらソロという新しい目標に挑戦したいという意思が表れていました。

その後、2020年10月に「伶」としてソロプロジェクトを始動。E-girlsの活動終了後にゼロから進路を考えたのではなく、グループ活動の終盤から次のステージを見据えていた点が重要です。

3. 2023年の退社後も、音楽活動は継続している

LDH JAPAN退社を理由に、鷲尾伶菜が芸能活動そのものを終了したと誤解するのは適切ではありません。

2026年には『エリスの聖杯』のオープニングテーマを担当し、デビュー15周年の企画を実施。さらに「見はらし」のリリースも予定されています。

所属事務所の変更と、アーティストとしての活動終了はまったく別の話です。鷲尾の現在を知りたい読者は、過去の所属グループや事務所だけでなく、最新のリリース情報や本人名義の活動を確認することが大切です。

また、過去の楽曲を聴き直すなら、Flower時代の「白雪姫」、E-girlsの「Follow Me」、ソロの「宝石 feat. 幾田りら」を聴き比べると、歌声の魅力や表現の変化をより深く楽しめます。

【鷲尾伶菜とE-girlsの関係】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:鷲尾伶菜はE-girlsのメンバーだった?

A1:はい。2011年にFlowerへ加入した後、E-girlsとしても活動を開始しました。FlowerとE-girlsを兼任していたボーカリストです。

Q2:鷲尾伶菜がE-girlsを脱退した理由は?

A2:個人で脱退したというより、E-girls全体が2020年末をもって活動を終了しました。2019年に解散したのはFlowerであり、E-girlsとは終了時期が異なります。

Q3:鷲尾伶菜はなぜFlowerを解散した後も活動できた?

A3:Flower解散後もE-girlsの活動が続いていたためです。本人も2019年のメッセージでE-girlsのボーカル活動を中心にしながら、ソロ活動を目指す意向を示していました。

Q4:ソロ名義の「伶」と鷲尾伶菜は同じ人物?

A4:同じ人物です。「伶」は2020年10月に始動した鷲尾伶菜のソロプロジェクト名です。その後は鷲尾伶菜名義でもアルバムや楽曲をリリースしています。

Q5:鷲尾伶菜は2023年にLDHから完全独立した?

A5:2023年12月末にLDH JAPANを退社しました。ただし、同時に所属レーベルはSony Music LabelsからLDH Recordsへ移籍しています。事務所退社とレーベル移籍は分けて理解する必要があります。

Q6:鷲尾伶菜の2026年の新曲は?

A6:2026年1月16日に由薫とのコラボ曲「Happy Ever After feat. 由薫」を配信リリースしました。また、新曲「見はらし」は2026年11月13日の配信リリースが予定されています。


まとめ:鷲尾伶菜はE-girls解散後も進化を続けるソロアーティスト

鷲尾伶菜とE-girlsの関係を振り返ると、2011年のFlower加入とE-girls参加から始まったグループ活動が、現在のソロキャリアの土台になっていることが分かります。

大切なのは、2019年のFlower解散と2020年末のE-girls活動終了を混同しないことです。その後、2020年にソロプロジェクト「伶」を始動し、2023年末にはLDH JAPANを退社。所属形態を変えながら音楽活動を継続しています。

2026年はデビュー15周年という節目に、「Happy Ever After feat. 由薫」のリリースや記念プレイリストの公開、そして新曲「見はらし」の発表が続きました。

Flowerで磨いた情感豊かな歌唱、E-girlsで培ったステージ表現、ソロで広げた音楽性。その3つが現在の鷲尾伶菜を形作っています。

これから鷲尾伶菜の音楽を聴くなら、グループ時代の代表曲だけでなく、ソロ作品や2026年の最新楽曲にも注目したいところです。15年間の歩みを経て、彼女が次にどのような音楽を届けるのか、今後の活動にも期待が集まります。

主な参考資料・情報源

- ソニーミュージック公式プロフィール・ディスコグラフィー
- LDH JAPAN公式発表(Flower解散、E-girls活動終了、2023年退社)
- LDH Records公式ニュース(2026年新曲・15周年企画)
- TVアニメ『エリスの聖杯』公式音楽情報
- ORICON NEWS(Flower解散時の本人コメント)
- 音楽ナタリー(2023年のLDH退社・レーベル移籍報道)
- Real Sound(2020年ソロプロジェクト始動時のインタビュー)
- Billboard JAPAN(2026年15周年・新曲情報)

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