2026年の男性アナウンサー人気ランキングでは、長年テレビ界を支えてきたベテランと、バラエティーやスポーツ実況で個性を発揮する中堅・若手の評価が分かれている。特に注目したいのが、10~50代の男女2,255人を対象にした2026年10月の調査だ。1位には安住紳一郎、2位には羽鳥慎一、3位には桝太一が選ばれた。
一方、2025年12月に発表されたオリコンの「第21回 好きな男性アナウンサーランキング」では、TBSの南波雅俊が初の1位を獲得し、赤荻歩も2位に躍進した。同じ男性アナウンサーを対象にしたランキングでも、調査時期や回答者、評価基準によって結果は大きく変わる。2026年最新の順位、歴代の実績、イケメンとしての評価、局アナとフリーの違いを照らし合わせると、現在の人気を生み出す構造が見えてくる。
【2026年最新】男性アナウンサー人気ランキングTOP10!2,255人の投票結果を発表
2026年10月28日、ランキングー!が「好きな男性アナウンサーランキング2026年10月版」を公開した。調査は株式会社CMサイトによるインターネットリサーチで、調査日は2026年10月22日。有効回答者数は10~50代の男女(性別回答しない人を含む)2,255人となっている。
今回のランキングで最も目を引くのは、安住紳一郎の圧倒的な得票数だ。2位の羽鳥慎一に171票の差をつけ、333票でトップに立った。長年にわたるテレビ出演で築いた認知度と、報道・情報番組・バラエティーを横断する実力が強さにつながっている。
2026年10月版・好きな男性アナウンサーランキング
- 安住紳一郎(TBSテレビ):333票
- 羽鳥慎一(フリー):162票
- 桝太一(フリー):158票
- 石井亮次(フリー):91票
- 南波雅俊(TBSテレビ):74票
- 辻岡義堂(日本テレビ):72票
- 藤井貴彦(フリー):72票
- 古舘伊知郎(フリー):71票
- 榎並大二郎(フジテレビ):68票
- 生田竜聖(フジテレビ):61票
※辻岡義堂と藤井貴彦は同率6位。順位と票数は2026年10月版の調査結果に基づく。
ランキングから読み取れる3つの傾向
第一に、ベテランの強さが際立っている。1位から4位までは、安定した司会経験と幅広い番組出演歴を持つ人物が並んだ。視聴者にとって、毎日のニュースや情報番組で顔を合わせる機会が多いことは、親近感を育てる大きな要素だ。
第二に、局アナとフリーアナウンサーが共存している。トップ10には、現役の局アナだけでなく、独立後も第一線で活躍するフリーアナウンサーが多数入った。所属先よりも、視聴者が実際に番組で感じる能力や人柄が評価されている。
第三に、スポーツ実況やバラエティーで個性を発揮する人も強い。南波雅俊、辻岡義堂、古舘伊知郎らは、ニュースを読むだけではない独自の表現力で支持を集めている。
【2025年オリコンとの比較】南波雅俊1位、赤荻歩2位から見える人気の変化
2026年のランキングを理解するうえで欠かせないのが、2025年12月12日に発表されたオリコンの「第21回 好きな男性アナウンサーランキング」だ。
こちらは2025年10月24日から30日まで、オリコン・モニターリサーチ会員の10~50代男女1,000人を対象に実施されたインターネット調査である。2026年10月の2,255人調査とは、実施時期も回答者数も異なる。
2025年オリコンランキングTOP10
- 南波雅俊(TBS)
- 赤荻歩(TBS)
- 羽鳥慎一(フリー)
- 藤井貴彦(フリー)
- 上垣皓太朗(フジテレビ)
- 伊藤利尋(フジテレビ)
- 武田真一(フリー)
- 杉山真也(TBS)
- 辻岡義堂(日本テレビ)
- 高瀬耕造(NHK)
2025年の最大のニュースは、TBSの南波雅俊が初の1位を獲得したことだ。さらに赤荻歩が前年の6位から2位に上昇。TBSアナウンサーが男性部門の1位と2位を独占する結果になった。
2026年の2,255人調査と2025年オリコンは何が違う?
両ランキングを並べると、同じ人物でも順位が大きく変動していることが分かる。
- 安住紳一郎:2026年10月調査で1位。オリコンでは2009年に殿堂入り。
- 羽鳥慎一:2025年オリコン3位、2026年10月調査2位。
- 桝太一:2026年10月調査3位。
- 南波雅俊:2025年オリコン1位、2026年10月調査5位。
- 藤井貴彦:2025年オリコン4位、2026年10月調査6位タイ。
特に興味深いのは南波雅俊の変化だ。オリコンでは2023年に初登場4位、2024年に2位、2025年についに1位へと上昇した。一方、2026年10月の別調査では5位となっている。これは人気が急落したことを直接意味するものではない。調査対象や質問、投票時期が違えば順位も変わるからだ。
また、2025年のオリコンTOP10は平均年齢45.4歳。上垣皓太朗を除く9人が35歳以上で、前年と同じ顔ぶれが9人を占めた。新しい顔が次々と登場する女性アナウンサーランキングとは異なり、男性アナウンサーでは経験と継続的な露出が評価されやすい傾向が表れている。
【人物・キャリア相関表】人気アナウンサーの所属・代表番組・評価を比較
ランキングを正しく読み解くには、単純な順位だけでなく、それぞれの人物がどのようなキャリアを歩み、どの番組で視聴者と接しているかを確認する必要がある。
ここでは、2026年の上位者と2025年オリコンで注目された人物を中心に、所属形態、代表的な活動、支持されるポイントを整理した。
| 人物 | 所属・活動形態 | 代表的な番組・活動 | 人気を支える特徴 |
|---|---|---|---|
| 安住紳一郎 | TBSテレビ | THE TIME,、情報7daysニュースキャスター、日曜天国 | 知性、ユーモア、安定した進行 |
| 羽鳥慎一 | フリー | 羽鳥慎一モーニングショー、ゴチになります! | 柔軟な対応力、親しみやすさ |
| 桝太一 | 同志社大学助教・フリー出演 | 真相報道バンキシャ!、科学コミュニケーション研究 | 知性、誠実さ、説明の分かりやすさ |
| 南波雅俊 | TBSテレビ | ラヴィット!、Nスタ、ひるおび、スポーツ実況 | 実況力、B'zものまね、親近感 |
| 赤荻歩 | TBSテレビ | ラヴィット!実況、JNNニュース | 進行力、笑顔、臨機応変な対応 |
| 藤井貴彦 | フリー | news zero | 丁寧な言葉選び、報道への誠実さ |
| 上垣皓太朗 | フジテレビ | めざましどようび、めざましテレビ、スポーツ中継 | 落ち着き、アナウンス技術、独自の個性 |
局アナとフリーアナウンサーの違い
局アナとは、テレビ局や放送局に所属する社員アナウンサーのことだ。局の番組編成や人事方針に沿って、ニュース、情報番組、スポーツ中継、バラエティーなど幅広い業務を担当する。
一方、フリーアナウンサーは特定の放送局の社員ではなく、個人や所属事務所を通じて出演契約を結ぶ。複数局の番組に出演しやすく、活動の幅を広げられる点が特徴だ。
両者の違いを単純に実力の優劣として捉えるのは適切ではない。局アナは長期的な番組経験や組織的な制作体制を生かしやすく、フリーは出演先や仕事の選択肢を広げやすい。それぞれに異なる強みがある。
【トップ3を徹底分析】安住紳一郎・羽鳥慎一・桝太一の人気の理由
1位・安住紳一郎:真面目さと毒舌を両立する唯一無二の存在
2026年10月調査で333票を獲得した安住紳一郎は、現在の男性アナウンサー人気を象徴する存在だ。
1973年8月3日生まれ、北海道帯広市出身。明治大学文学部を卒業後、TBSでアナウンサーとしてのキャリアを築いた。2009年にはオリコンの好きな男性アナウンサーランキングで5連覇を達成し、殿堂入りを果たしている。
安住の人気を支えているのは、ニュースを正確に伝える技術と、バラエティーで発揮する独特の話術を両立している点だ。
朝の情報番組「THE TIME,」では総合司会としてニュースや生活情報を届け、土曜夜の「情報7daysニュースキャスター」では報道と社会問題を扱う。さらにTBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」では、テレビとは異なる軽妙なトークを展開している。
人気の理由を整理すると、次の3点が挙げられる。
- 声と話し方:落ち着いた声質と聞き取りやすい発声。
- ギャップ:真面目なニュースを伝える一方で、ユーモアや毒舌も見せる。
- 信頼感:長年にわたる番組出演で培った視聴者との関係。
単なるイケメンランキングでは測れない、総合的なアナウンス能力と人間的な魅力が安住の強さだ。
2位・羽鳥慎一:どんな番組でも成立させる司会力
2026年10月調査で162票を獲得した羽鳥慎一は、局アナ時代からフリー転身後まで、安定して高い人気を保ってきた人物だ。
1971年3月24日生まれ、埼玉県出身。1994年に日本テレビへ入社し、「ズームイン!!SUPER」の総合司会として全国的な知名度を獲得した。2011年3月末に同局を退社し、4月からフリーアナウンサーとして活動している。
現在の代表番組は、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」。2015年10月から総合司会を務め、毎日のニュースや社会問題を分かりやすく伝えている。また、「ぐるぐるナインティナイン」の「ゴチになります!」でも進行役としておなじみだ。
羽鳥慎一の評判を特徴づけるのは、場面に応じた切り替えの上手さである。ニュース番組では落ち着いて情報を整理し、バラエティーでは出演者の個性を引き出す。自分が前に出すぎず、共演者を生かす司会スタイルも強みだ。
2025年オリコンでは3位、2024年の同ランキングでは1位を獲得。歴代の首位獲得回数も多く、世代を超えて認知されている。2026年も上位を維持していることは、フリー転身後の活動が安定して支持されている証拠の一つだ。
3位・桝太一:アナウンサーと研究者を両立する異色のキャリア
2026年10月調査で158票を獲得した桝太一は、単なるテレビ出演者にとどまらない活動で注目されている。
1981年9月4日生まれ、千葉県出身。東京大学大学院を修了後、2006年に日本テレビへ入社した。「ZIP!」の初代総合司会として朝の顔となり、科学や生物への関心を生かした企画でも親しまれた。
2016年にはオリコンの好きな男性アナウンサーランキングで5連覇を達成し、殿堂入りしている。
2022年3月に日本テレビを退社した後は、同志社大学ハリス理化学研究所の助教として研究活動に取り組んでいる。研究テーマの一つが、科学の情報を一般の人々に分かりやすく届けるサイエンスコミュニケーションだ。
一方、テレビ出演も継続しており、「真相報道バンキシャ!」では総合司会を務める。研究者としての専門性と、アナウンサーとして培った伝達能力を組み合わせたキャリアは、男性アナウンサーの新しい働き方を示している。
桝太一の支持理由は、知識を持っているだけではなく、それを視聴者に伝わる言葉へ置き換えられることにある。知的でありながら親しみやすい。このバランスが2026年の上位入賞にもつながっている。
【注目の人気アナウンサー】南波雅俊・赤荻歩・藤井貴彦・上垣皓太朗
南波雅俊:B'zものまねと本格的な実況で2025年オリコン1位
南波雅俊は、2025年の男性アナウンサー人気ランキングを語るうえで欠かせない存在だ。
1988年5月4日生まれ、東京都出身。立教大学を卒業後、2012年にNHKへ入局し、岡山・大分・広島の各放送局で経験を積んだ。その後、2020年10月にTBSへ移籍した。
当初はスポーツ実況やニュースを中心に担当していたが、転機となったのが朝のバラエティー番組「ラヴィット!」への出演だった。
大ファンであるB'zの楽曲を全力で歌うパフォーマンスが話題となり、スポーツ実況で見せる真剣な姿とのギャップが人気を拡大させた。特に「ラヴィット!ロック」などのイベントで披露した歌唱は、番組の名物企画として大きな存在感を放った。
しかし、南波の魅力はものまねだけではない。2025年のオリコン調査では、野球実況の聞き取りやすさ、情報量、正確な原稿読みも評価されている。現在も「Nスタ」「ひるおび」などに出演し、スポーツ中継も担当する。
バラエティーで知って、報道や実況で実力を知る。この複数の接点が南波雅俊の人気を支えている。
赤荻歩:ラヴィット!の実況で一気に知名度を拡大
2025年オリコンランキングで2位に入った赤荻歩も、TBSの躍進を象徴するアナウンサーだ。
1981年8月5日生まれ、神奈川県出身。慶應義塾大学法学部を卒業し、TBSでキャリアを積んできた。
大きな転機となったのは「ラヴィット!」での実況・進行役だ。番組内のゲームや企画を盛り上げる実況力に加え、出演者との自然なやり取りや明るい笑顔が視聴者の印象に残った。
注目すべきなのは、バラエティーだけでなく、JNNニュースや選挙特番などで見せる報道アナウンサーとしての顔だ。楽しい場面と緊張感のある場面を使い分ける能力が評価されている。
TBSの公式プロフィールでも「ラヴィット!」の実況やJNNニュースなどが担当番組として紹介されている。2024年のオリコン6位から2025年には2位へ上昇したことは、番組出演による認知度の広がりを示す象徴的な出来事だった。
藤井貴彦:言葉の重みで支持されるフリーアナウンサー
藤井貴彦は、華やかなバラエティー出演よりも、報道の現場で培った信頼感を強みにするタイプだ。
1971年12月生まれ、神奈川県出身。1994年に日本テレビへ入社し、2010年から「news every.」のキャスターを担当した。2024年3月に日本テレビを退社し、フリーアナウンサーへ転身。同年4月から「news zero」のメインキャスターに就任している。
2025年オリコンランキングでは4位、2026年10月の2,255人調査では72票で6位タイとなった。
支持される理由は、視聴者に語りかけるような話し方と、丁寧な言葉選びにある。ニュースを単に読み上げるのではなく、出来事の背景や人々の感情を意識した伝え方が特徴だ。
また、フリー転身後も報道番組の中心で活動している点は、局アナ時代に培った専門性が所属先を変えても評価される好例といえる。
上垣皓太朗:新人時代からランキング上位に入った注目株
上垣皓太朗は、若手男性アナウンサーの中でも特に注目されている人物だ。
2001年1月6日生まれ、兵庫県出身。大阪大学文学部を卒業し、2024年にフジテレビへ入社した。
新人時代から落ち着いた声や話し方、独特の雰囲気が注目され、2024年のオリコンランキングでは初登場4位という快挙を達成。2025年も5位に入り、2年連続でTOP5を維持した。
人気の理由を外見だけで説明するのは不十分だ。オリコンの回答者からは、アナウンス能力、実況技術、頭の回転の速さ、トーク力などを評価する意見が寄せられた。
現在は「めざましどようび」のお天気・エンタメキャスター、「めざましテレビ」の情報キャスターなどを担当。競馬中継や番組MCにも活動の幅を広げている。
新人として話題になった後も、担当番組を通して技術を磨き続けている点が、継続的な人気につながっている。
【イケメン男性アナウンサーランキング】顔だけでは決まらない好感度の違い
男性アナウンサーを調べる読者の中には、人気ランキングだけでなく、イケメンランキングやビジュアル面での評価を知りたい人も多い。
ただし、「好きな男性アナウンサー」と「イケメンだと思う男性アナウンサー」は、必ずしも同じランキングにはならない。前者はアナウンス技術や人柄、番組での印象などを含む総合的な評価であり、後者は主に容姿や雰囲気への評価だからだ。
2026年のビジュアル調査では生田竜聖が1位
All Aboutニュース編集部が2026年8月28日に実施した、全国10~70代の男女300人を対象とするアンケートでは、「アイドル並みのビジュアルだと思う男性アナウンサー」の1位に生田竜聖が選ばれた。65票を獲得し、2位の国山ハセンの58票を上回った。
生田竜聖はフジテレビのアナウンサーで、「めざましテレビ」などに出演している。爽やかな笑顔や清潔感、整った顔立ちなどが評価されている。
一方、国山ハセンは元TBSアナウンサーで、現在はプロデューサーやタレントとして活動している。端正な顔立ちやスタイルが評価され、2位となった。
さらに2026年10月の2,255人調査では、生田竜聖が10位にランクインしている。別々の調査で評価された結果ではあるが、ビジュアル面と総合的な好感度の両方で名前が挙がったことは興味深い。
男性アナウンサーの好感度を左右する4つの要素
人気調査の回答傾向や歴代ランキングを比較すると、好感度は次の4つの軸から考えると分かりやすい。
- アナウンス技術:発音、滑舌、声の聞きやすさ、情報を整理して伝える能力。
- 信頼性:ニュースや社会問題を扱う際の落ち着き、正確さ、言葉の選び方。
- 親しみやすさ:笑顔、自然な受け答え、バラエティーで見せる人間味。
- 個性:実況、ものまね、研究活動など、その人物ならではの特徴。
安住紳一郎は技術とユーモア、羽鳥慎一は司会力と柔軟性、桝太一は知性と親しみやすさ、南波雅俊は専門性と個性で支持されている。
つまり、人気を一つの物差しで測ることは難しい。容姿の良さを重視する人と、毎朝安心してニュースを見られることを重視する人では、評価するアナウンサーも異なってくる。
【男性アナウンサー歴代ランキング】安住紳一郎から南波雅俊までの変遷
現在の人気を理解するためには、歴代のランキングも振り返っておきたい。
オリコンの「好きな男性アナウンサーランキング」は2006年から続く恒例企画で、時代ごとに支持されるアナウンサー像が変化してきた。
歴代ランキングの主な転換点
- 2009年:安住紳一郎が5連覇を達成して殿堂入り。
- 2012~2016年:桝太一が5連覇を達成し、史上2人目の殿堂入り。
- 2021年:藤井貴彦が初の1位を獲得。
- 2024年:羽鳥慎一が1位を獲得。通算8回目の首位となった。
- 2025年:南波雅俊が初の1位、赤荻歩が2位に躍進。
- 2026年10月:2,255人調査で安住紳一郎が再び1位となり、羽鳥慎一と桝太一が続いた。
ここで注意したいのが、殿堂入りと現在の人気は別の概念だということ。安住紳一郎と桝太一はオリコンで殿堂入りしているが、それは過去の連続首位をたたえた制度であり、アナウンサーとしての活動終了や人気ランキングへの永久的な不参加を意味するものではない。
実際、2026年10月の別調査では安住紳一郎が1位、桝太一が3位となっている。過去の実績が現在の認知度や支持に結びついていることが分かる。
歴代の人気を変えた番組出演の影響
男性アナウンサーの人気には、個人の能力だけでなく、番組との相性も深く関係している。
安住紳一郎はニュースとバラエティーの両方で長年活躍し、桝太一は「ZIP!」で朝の顔として定着した。羽鳥慎一は「ズームイン!!SUPER」から「羽鳥慎一モーニングショー」へと活躍の場を広げている。
南波雅俊と赤荻歩の躍進も、朝の「ラヴィット!」という番組を通じたものだった。番組内で繰り返し視聴者と接することで、これまでアナウンサーに関心がなかった層にも認知が広がった。
人気の歴史を振り返ると、単に有名な番組に出演するだけでなく、その番組でしか見られない個性を発揮することが、長期的な支持につながっている。
【プロの結論】男性アナウンサー人気の秘密とランキングの正しい見方
2026年の調査結果と歴代のオリコンランキングを比較して見えてくるのは、男性アナウンサーの人気が「知名度」「技術」「人柄」「個性」の組み合わせによって生まれているということだ。
人気を獲得するアナウンサーに共通する条件
第一の条件は、安心して情報を受け取れること。ニュースや災害情報を扱う場面では、正確な言葉遣いと冷静な進行が欠かせない。安住紳一郎や藤井貴彦が長く支持される背景には、こうした報道の現場で積み重ねた実績がある。
第二の条件は、視聴者が親しみを感じられること。羽鳥慎一の柔軟な司会や、赤荻歩の明るい実況は、番組を見続ける楽しさを生み出している。
第三の条件は、ほかの人にはない個性だ。南波雅俊のB'zものまねや、桝太一の科学コミュニケーション研究は、アナウンサーとしての仕事に独自の価値を加えている。
ランキングを見るときに確認したい5つの基準
- 調査対象:10~50代なのか、全年代なのか、男女別なのか。
- 回答者数:300人、1,000人、2,255人など、調査規模を確認する。
- 調査時期:年末のオリコン調査なのか、特定月のウェブアンケートなのか。
- 質問内容:好きなアナウンサーなのか、イケメンだと思うアナウンサーなのか。
- 所属の扱い:現役局アナ、フリー、元局アナ、研究者などの立場を区別する。
特に重要なのは、異なる調査の順位をそのまま比較しないことだ。今回の2026年2,255人調査と2025年オリコン調査は、いずれも男性アナウンサーの人気を知る手掛かりになるが、回答者や調査方法が異なるため、票数を単純に合算したり、順位の変化をそのまま人気の増減と判断したりすることはできない。
どのタイプの男性アナウンサーに注目すべき?
- ニュースの分かりやすさを重視する人:安住紳一郎、藤井貴彦、武田真一。
- 朝の情報番組や司会の安定感を重視する人:羽鳥慎一、桝太一。
- バラエティーでの面白さを重視する人:南波雅俊、赤荻歩。
- 若手の成長や新しい個性に注目したい人:上垣皓太朗。
- ビジュアルや爽やかな雰囲気を重視する人:生田竜聖、国山ハセン。
ただし、どのタイプが優れているというわけではない。ニュースを正確に伝える力と、バラエティーを盛り上げる力は異なる専門性だ。視聴者が何を求めているかによって、支持するアナウンサーも変わる。
【男性アナウンサー人気ランキング】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年最新の男性アナウンサー人気ランキング1位は誰ですか?
A1:2026年10月版の2,255人調査では、TBSの安住紳一郎が333票を獲得して1位です。2位は羽鳥慎一の162票、3位は桝太一の158票でした。
Q2:2025年のオリコン好きな男性アナウンサーランキング1位は誰ですか?
A2:南波雅俊です。TBSの赤荻歩も2位に入り、同局のアナウンサーが1位と2位を独占しました。
Q3:安住紳一郎が長年人気を保っている理由は何ですか?
A3:聞き取りやすい声、正確なアナウンス、ニュースとバラエティーの両方に対応できる話術が主な理由です。真面目さとユーモアのギャップも魅力になっています。
Q4:羽鳥慎一は局アナですか、フリーアナウンサーですか?
A4:フリーアナウンサーです。2011年3月末に日本テレビを退社し、同年4月から独立して活動しています。現在は「羽鳥慎一モーニングショー」の総合司会を務めています。
Q5:桝太一は現在何をしていますか?
A5:同志社大学ハリス理化学研究所の助教として、科学コミュニケーションに関する研究や教育に取り組んでいます。また、「真相報道バンキシャ!」の総合司会としてテレビ出演も継続しています。
Q6:イケメン男性アナウンサーランキングの1位は誰ですか?
A6:2026年8月28日に実施されたAll Aboutニュース編集部の300人調査では、生田竜聖が65票で1位でした。2位は国山ハセンの58票です。これは総合的な人気ランキングとは異なる、ビジュアルに関する調査です。
Q7:男性アナウンサーは局アナとフリーのどちらが人気ですか?
A7:調査によって異なります。2026年10月の上位3人には局アナ1人とフリー2人が入り、2025年オリコンではTBSの局アナが1位と2位を獲得しました。所属形態だけで人気の優劣は判断できません。
まとめ:男性アナウンサー人気ランキング2026から分かること
2026年10月の最新調査では、安住紳一郎が333票で1位、羽鳥慎一が2位、桝太一が3位となった。一方、2025年のオリコンランキングでは南波雅俊が1位、赤荻歩が2位に入り、TBSの男性アナウンサーが大きな存在感を示した。
今回の結果から分かるのは、男性アナウンサーの人気が単純な知名度やルックスだけでは決まらないということだ。長年の報道経験、聞きやすい声、柔軟な司会力、バラエティーでの親しみやすさ、そして専門分野を持つことが、それぞれ異なる形で支持につながっている。
安住紳一郎の安定感、羽鳥慎一の進行力、桝太一の知性、南波雅俊の個性、赤荻歩の親しみやすさ、藤井貴彦の言葉の力、上垣皓太朗の将来性。人気の理由は一人ひとり違う。
今後のランキングでは、ベテラン勢がどこまで支持を維持するのか、そして上垣皓太朗のような若手や南波雅俊のような個性派がどこまで存在感を高めるのかが注目点となる。順位だけでなく、どの番組でどのような役割を果たしているのかまで見ることが、男性アナウンサーの本当の魅力を理解する近道になる。
主な事実確認資料: 2026年10月の2,255人調査、オリコン第21回ランキング、各放送局・大学の公式プロフィールおよび番組情報を照合しています。