兄弟お笑いコンビ「まえだまえだ」の兄は、俳優として活動する前田航基(まえだ・こうき)です。弟は同じく俳優の前田旺志郎(まえだ・おうしろう)で、2人は小学生だった2007年にコンビを結成。M-1グランプリで史上最年少の準決勝進出を果たし、2011年には是枝裕和監督の映画『奇跡』で兄弟そろって主演を務めました。
2026年11月現在、前田航基は27歳。3月31日に長年所属した松竹エンタテインメントとの専属契約を終了し、4月22日には芸能事務所BLUE LABELへの所属を発表しています。弟の旺志郎も6月から同事務所に所属しており、兄弟それぞれが俳優として新たなキャリアを歩んでいます。
【まえだまえだの兄は誰?】前田航基のプロフィールと弟・旺志郎との年齢差
出典:BLUE LABEL公式プロフィール
前田航基は、大阪府出身の俳優です。幼少期から芸能活動を始め、弟の旺志郎とともに兄弟漫才コンビとして全国的な知名度を獲得しました。
子役時代の印象が強い人も多い可能性がありますが、現在は映画、テレビドラマ、舞台と幅広いジャンルで出演を重ねています。
弟・前田旺志郎との年齢差は約2歳
2人の生年月日を比較すると、次のようになります。
| 項目 | 兄・航基 | 弟・旺志郎 |
|---|---|---|
| 生年月日 | 1998年12月13日 | 2000年12月7日 |
| 2026年11月の年齢 | 27歳 | 25歳 |
| 兄弟関係 | 兄 | 弟 |
| 主な職業 | 俳優 | 俳優 |
2人の年齢差は正確には1年11カ月24日。ほぼ2歳違いです。
誕生日も12月13日と12月7日で、わずか6日しか離れていません。
この年齢の近さも、幼いころから息の合った兄弟漫才を披露できた背景の一つと考えられます。
なお、2026年12月には航基が28歳、旺志郎が26歳を迎えます。
【2007年に結成】まえだまえだがM-1準決勝に進出した経緯
「まえだまえだ」の名前が全国に知られるようになった大きなきっかけが、2007年のM-1グランプリです。
小学生の兄弟による本格的な漫才
前田航基と前田旺志郎は、2007年に兄弟お笑いコンビ「まえだまえだ」を結成しました。
当時、2人はまだ小学生。大人の芸人が多数参加する漫才の世界で、子どもならではの親しみやすさと、しっかりとした掛け合いを見せて注目を集めました。
その後、日本テレビ系『エンタの神様』やフジテレビ系『爆笑レッドカーペット』などにも出演。テレビで見かける機会が増え、兄弟の名前は幅広い世代に知られるようになります。
M-1グランプリ2007で史上最年少の準決勝進出
特に大きな実績が、2007年のM-1グランプリです。
同大会には4,239組がエントリー。優勝したのはサンドウィッチマンでした。
まえだまえだは、この大会で準決勝まで進出。小学生の兄弟コンビが大人の実力派芸人たちと競い合い、史上最年少での準決勝進出という記録的な話題を生みました。
ここで押さえておきたいのは、準決勝進出と決勝進出は異なるという点です。まえだまえだは2007年大会の決勝進出者ではありませんが、準決勝まで勝ち上がったこと自体が大きな実績でした。
当時のM-1は、漫才師にとって全国的な知名度を獲得する重要な舞台。幼い兄弟がそこまで勝ち進んだことは、単なる子どもタレントとしての人気とは違う評価につながりました。
兄弟それぞれの役割も人気の理由
コンビでは、航基がツッコミ、旺志郎がボケを担当していました。
兄が弟の発言を受け止めて展開を整理し、弟が自由な発想で笑いを生み出すという構成は、兄弟ならではの自然な掛け合いを生かしたものです。
また、子どもらしい表情や雰囲気だけに頼らず、漫才として成立するテンポと受け答えを見せていたことも、当時の人気を支えました。
【2011年の映画『奇跡』】前田航基と前田旺志郎が兄弟役でW主演
まえだまえだのキャリアを振り返るうえで欠かせない作品が、2011年公開の映画『奇跡』です。
監督・脚本を担当したのは、映画『誰も知らない』や『そして父になる』などで知られる是枝裕和監督。
この作品で、前田航基と前田旺志郎は兄弟役としてダブル主演を務めました。
映画『奇跡』の作品概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | 奇跡 |
| 公開日 | 2011年6月11日 |
| 監督・脚本 | 是枝裕和 |
| 兄役 | 前田航基 |
| 弟役 | 前田旺志郎 |
| 兄の役名 | 大迫航一 |
| 弟の役名 | 木南龍之介 |
| 主な出演者 | オダギリジョー、夏川結衣、阿部寛、長澤まさみ、樹木希林、橋爪功 |
物語の中心となるのは、両親の事情によって離れて暮らすことになった兄弟です。
航一は母親と鹿児島で、龍之介は父親と福岡で生活しています。家族が再び一緒に暮らせることを願う2人は、九州新幹線の全線開業にまつわる「一番列車がすれ違う瞬間に奇跡が起きる」という噂をきっかけに、ある計画を立てます。
兄弟の成長や家族の絆を描く物語であり、実際の兄弟である航基と旺志郎の自然な演技が作品の大きな魅力になりました。
『奇跡』で評価された前田航基の演技
『奇跡』は国内外の映画祭でも評価されました。
特に注目したいのが、2011年の第26回高崎映画祭です。前田航基と前田旺志郎は、そろって新人男優賞を受賞しています。
加えて、おおさかシネマフェスティバル2012でも、まえだまえだとして新人男優賞を受賞しました。
この実績は、2人が漫才コンビとしてだけでなく、俳優としても評価されたことを示しています。
映画『奇跡』は、まえだまえだの知名度を生かした出演作というだけではありません。兄弟の自然な関係性が映画のテーマと重なり、俳優としての可能性を広げる重要な転換点になった作品です。
【前田航基の俳優経歴】子役時代から2026年の最新出演作まで
前田航基の俳優経歴は、子役時代から現在まで長く続いています。
BLUE LABELの公式プロフィールには、2004年のドラマ出演から2026年の映画・ドラマ・舞台まで、幅広い出演歴が掲載されています。
前田航基の主な経歴年表
| 年 | 出来事・出演作品 | 注目ポイント |
|---|---|---|
| 2004年 | テレビドラマ『アイ'ム ホーム』など | 子役として活動 |
| 2007年 | まえだまえだ結成・M-1準決勝進出 | 全国的な知名度を獲得 |
| 2011年 | 映画『奇跡』 | 兄弟でダブル主演 |
| 2015年 | 映画『ソロモンの偽証』 | 俳優として出演 |
| 2017年 | NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』 | 時代劇にも出演 |
| 2019年 | 映画『任侠学園』、ドラマ『べしゃり暮らし』 | 映画・ドラマで活動 |
| 2021年 | NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』 | 後藤三生役 |
| 2023年 | 映画『フィリピンパブ嬢の社会学』 | 主演・中島翔太役 |
| 2026年 | 舞台『フードコートファミリー』 | 舞台にも出演 |
| 2026年 | 映画『見上げてごらん』 | 10月30日公開 |
代表作から見る演技の幅
前田航基の俳優としての歩みを理解するには、いくつかの作品に注目すると分かりやすくなります。
NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』(2021年)
後藤三生役で出演。子役時代のイメージから離れ、成長した俳優としてテレビドラマの中で存在感を示しました。
映画『ソロモンの偽証』(2015年)
成島出監督の作品で野田健一役を担当。学園を舞台にしたミステリー作品への出演も経験しています。
映画『フィリピンパブ嬢の社会学』(2023年)
白羽弥仁監督の作品で、中島翔太役として主演を務めました。
『奇跡』での子役時代から約12年が経過し、単独主演を担う俳優へと成長したことが分かる作品です。
2026年の最新出演情報
BLUE LABEL公式プロフィールによると、2026年も映画・ドラマ・舞台への出演が続いています。
- 映画『見上げてごらん』:2026年10月30日公開。森本晶一・佐藤快磨監督作品。
- カンテレ『絶望できない男』:小柳役。2026年9月17日放送。
- 映画『台風なんだって、明日』:布往亮介役。2026年公開予定。
- 舞台『フードコートファミリー』:2026年4月22日~26日、ユーロライブで上演。作は田川啓介、演出は佐藤快磨。
特に注目したいのは、映画・ドラマだけでなく舞台にも出演している点です。
子役時代から培ってきた経験を生かしながら、映像作品と舞台の両方で活動の幅を広げています。
【2026年最新】松竹エンタテインメント退所とBLUE LABEL所属の真相
2026年の前田航基を語るうえで、最も大きな変化が所属事務所の移籍です。
長く在籍した松竹エンタテインメントを離れ、新しいマネジメント環境で俳優活動を続けることになりました。
2026年3月31日:松竹エンタテインメントとの契約終了
2026年3月31日、松竹エンタテインメントは公式サイトで、前田航基と前田旺志郎の専属契約を同日付で終了すると発表しました。
発表では、2人の今後について次のように説明しています。
「俳優としてさらなる挑戦をしたい」という両名の意思を尊重し、新たな門出を応援する運びとなりました。
つまり、発表された契約終了の背景には、兄弟それぞれが俳優として新しい挑戦をしたいという意思がありました。
航基自身も4月1日にSNSで退所を報告。約25年間お世話になった事務所への感謝を伝え、今後も俳優として活動を続ける意向を示しました。
2026年4月22日:兄・前田航基がBLUE LABEL所属を発表
退所から約3週間後の4月22日、前田航基はBLUE LABELへの所属を発表しました。
本人の発表では、次のように俳優業への決意を述べています。
「気持ちも新たに、真摯にお芝居に取り組んでいく所存でございます」
所属先のBLUE LABELは、株式会社メディアミックス・ジャパン(MMJ)が俳優、アーティスト、クリエイターのマネジメントを行うために立ち上げたプロダクションレーベルです。
前田航基のほか、磯村勇斗、市川紗椰、大東駿介なども所属しています。
2026年6月1日:弟・前田旺志郎も同じ事務所へ
さらに注目されたのが、弟・旺志郎の動向です。
2026年6月1日、前田旺志郎もBLUE LABELに所属しました。
これによって、兄弟は松竹エンタテインメントを離れた後、再び同じ事務所に所属することになりました。
2026年11月現在、BLUE LABELの公式アーティスト一覧にも、前田航基と前田旺志郎の2人が掲載されています。
兄弟が同じ事務所に所属していることは事実ですが、それだけで漫才コンビとしての活動再開が決まったわけではありません。
事務所の所属とコンビの活動状況は、別々に考える必要があります。
【まえだまえだの現在】コンビは解散?兄弟の活動状況を検証
「まえだまえだは解散したの?」「現在も2人で漫才をしている?」という疑問も多く見られます。
2026年の報道を確認すると、現在の状況は、正式な解散発表があったというものではなく、俳優活動を中心とするコンビの活動休止状態です。
2026年6月、前田旺志郎がコンビの現状について説明
2026年6月8日、前田旺志郎は令和ロマン・高比良くるまの初監督作品『BREAK SHOT』のイベントに登壇しました。
そこで、まえだまえだとしての今後のお笑い活動について質問を受け、現在の心境を明かしています。
オリコンの報道によると、旺志郎はお笑いを再びやりたいという意欲について否定的な姿勢を示し、コンビの状態についても説明しました。
「兄弟なんで、解散とは言ってなくて」
加えて、コンビについては「無期限の活動中止」状態だと説明しています。
この発言から分かるのは、兄弟としての関係と漫才コンビとしての活動を区別していることです。
正式に解散を発表したわけではない一方、近い将来の漫才復帰が決まっているわけでもありません。
兄弟それぞれが俳優として活動する現在
現在の2人は、それぞれ異なる作品に出演しています。
| 人物 | 2026年の主な活動 | 現在の方向性 |
|---|---|---|
| 前田航基 | 『絶望できない男』『見上げてごらん』『フードコートファミリー』 | 映画・ドラマ・舞台 |
| 前田旺志郎 | 『ちるらん 新撰組鎮魂歌』『黒牢城』『君は映画』など | 映画・ドラマ中心 |
旺志郎についても、BLUE LABELの公式プロフィールには2026年の出演作が掲載されています。映画『黒牢城』や『君は映画』などへの出演も確認できます。
【プロの結論】まえだまえだの現在を判断する3つのポイント
2人の現在を理解するには、次の3点を分けて考えることが大切です。
1. 兄弟としての関係: 2人は実の兄弟であり、現在もそれぞれ芸能活動を続けている。
2. 俳優としての活動: 兄弟ともにBLUE LABELに所属し、俳優として個別の出演実績を重ねている。
3. 漫才コンビとしての活動: 解散を正式発表したわけではないが、2026年6月の発言では無期限の活動中止状態とされている。
特に、事務所が同じになったことをコンビ復活の発表と受け取るのは早計です。
一方、コンビを解散したと断定するのも正確ではありません。
幼少期から一緒に芸能活動をしてきた2人が、現在はそれぞれの俳優人生を歩んでいることが、2026年の実情です。
【前田航基に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:まえだまえだの兄は誰ですか?
A1:兄は俳優の前田航基です。1998年12月13日生まれで、弟の前田旺志郎と2007年に兄弟お笑いコンビ「まえだまえだ」を結成しました。
Q2:前田航基と前田旺志郎の年齢差は何歳ですか?
A2:前田航基が1998年12月13日生まれ、前田旺志郎が2000年12月7日生まれなので、約2歳差です。2026年11月現在、兄が27歳、弟が25歳です。
Q3:まえだまえだはM-1グランプリで優勝しましたか?
A3:2007年大会で準決勝まで進出しましたが、決勝には進出していません。史上最年少での準決勝進出が大きな話題になりました。
Q4:前田航基は2026年現在どこの事務所に所属していますか?
A4:BLUE LABELです。2026年3月31日に松竹エンタテインメントとの専属契約を終了し、4月22日に新事務所への所属を発表しました。
Q5:前田航基と前田旺志郎は現在もコンビで活動していますか?
A5:現在はそれぞれ俳優として活動しています。2026年6月の旺志郎の発言では、まえだまえだは解散ではなく無期限の活動中止状態とされています。
Q6:前田航基と前田旺志郎は映画『奇跡』で共演していますか?
A6:はい。2011年公開の是枝裕和監督作品『奇跡』で兄弟役を演じ、ダブル主演を務めました。前田航基が大迫航一役、前田旺志郎が木南龍之介役です。
まとめ:前田航基は俳優として新たなステージへ
「まえだまえだ兄」の正体は、俳優の前田航基です。弟の前田旺志郎とともに2007年に兄弟漫才コンビを結成し、M-1グランプリで史上最年少の準決勝進出を果たしたことで全国的な人気を獲得しました。
2011年の映画『奇跡』では是枝裕和監督のもとで兄弟共演を実現。新人男優賞の受賞など、俳優としても評価されるようになりました。
そして2026年は大きな転換点です。3月31日の松竹エンタテインメント退所、4月22日の前田航基のBLUE LABEL所属発表、6月1日の前田旺志郎の同事務所への所属と、兄弟そろって新しい環境に移りました。
現在のまえだまえだは漫才コンビとして無期限の活動中止状態ですが、2人の芸能活動そのものが終わったわけではありません。前田航基は映画『見上げてごらん』やドラマ『絶望できない男』などに出演し、俳優として着実にキャリアを重ねています。
子役、漫才師、そして俳優へ。幼少期から芸能界で経験を積んできた前田航基が、BLUE LABEL所属後にどのような役柄や作品に挑戦していくのか。今後の出演作にも注目が集まります。
主な情報確認先:松竹エンタテインメント公式発表、BLUE LABEL公式プロフィール、M-1グランプリ公式サイト、オリコンニュース、日刊スポーツ、スポニチアネックス、映画『奇跡』作品情報。