2026年のメジャーリーグ(MLB)は、アメリカンリーグ15球団、ナショナルリーグ15球団の合計30球団で構成されています。両リーグにはそれぞれ東地区・中地区・西地区が設けられ、各地区に5球団ずつ所属しています。ロサンゼルス・ドジャースやニューヨーク・ヤンキース、トロント・ブルージェイズなど、日本でも知名度の高いチームが名を連ねています。
この記事では、2026年シーズンのMLB全30球団をリーグ・地区別に整理し、それぞれの球団名、本拠地の都市、ホーム球場を一覧で紹介します。加えて、球団数が30になった歴史、アスレチックスの本拠地移転、球団ロゴの見分け方など、初めてMLBを観戦する人にも役立つ情報をまとめました。
【2026年最新】メジャーリーグ全30球団の仕組みと所属リーグ
MLB(Major League Baseball)は、アメリカとカナダを拠点とするプロ野球の最高峰リーグです。
日本のプロ野球がセントラル・リーグとパシフィック・リーグの2リーグ制を採用しているのと同じように、MLBもアメリカンリーグ(American League/AL)とナショナルリーグ(National League/NL)の2つに分かれています。
2026年シーズンの基本構成は次のとおりです。
| 項目 | 球団数・構成 |
|---|---|
| MLB全体 | 30球団 |
| アメリカンリーグ | 15球団 |
| ナショナルリーグ | 15球団 |
| 1リーグあたりの地区数 | 3地区 |
| 地区の種類 | 東・中・西 |
| 1地区あたりの球団数 | 5球団 |
| 全地区数 | 6地区 |
つまり、30球団を覚える際には、まず2つのリーグを区別し、その中にある3地区を確認すると整理しやすくなります。
アメリカンリーグとナショナルリーグの違い
両リーグは現在、基本的な競技ルールを共有しています。
かつてはアメリカンリーグで指名打者(DH)制が採用され、ナショナルリーグでは投手が打席に立つという違いがありました。しかし、2022年からナショナルリーグにもDH制が導入され、両リーグのルールは統一されています。
現在は、リーグの違いよりも、所属地区や球団の歴史、ライバル関係、地域性などがチームを理解するうえで要点です。
【アメリカンリーグ15球団】東・中・西地区別のチーム一覧
アメリカンリーグには、東地区・中地区・西地区の3地区があり、それぞれ5球団が所属しています。
2026年シーズンの全15球団は以下のとおりです。
アメリカンリーグ東地区(AL East)
1. ボルチモア・オリオールズ(Baltimore Orioles)
2. ボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)
3. ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)
4. タンパベイ・レイズ(Tampa Bay Rays)
5. トロント・ブルージェイズ(Toronto Blue Jays)
東地区は、MLBを代表する伝統球団が集まる地区です。
特にニューヨーク・ヤンキースとボストン・レッドソックスは、長い歴史を持つライバル関係で知られています。両チームの対戦は、MLBを象徴するカードの一つです。
また、トロント・ブルージェイズはカナダを本拠地とする唯一のMLB球団です。アメリカ以外にもメジャーリーグの球団が存在することを知るうえで、覚えておきたいチームです。
アメリカンリーグ中地区(AL Central)
1. シカゴ・ホワイトソックス(Chicago White Sox)
2. クリーブランド・ガーディアンズ(Cleveland Guardians)
3. デトロイト・タイガース(Detroit Tigers)
4. カンザスシティ・ロイヤルズ(Kansas City Royals)
5. ミネソタ・ツインズ(Minnesota Twins)
中地区には、アメリカ中西部を拠点とする5球団が所属しています。
シカゴ・ホワイトソックスとクリーブランド・ガーディアンズは、ともに長い球団の歴史を持つチームです。
デトロイト・タイガースも伝統ある球団として知られ、カンザスシティ・ロイヤルズやミネソタ・ツインズとともに、地区内で競争を繰り広げています。
アメリカンリーグ西地区(AL West)
1. アスレチックス(Athletics)
2. ヒューストン・アストロズ(Houston Astros)
3. ロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)
4. シアトル・マリナーズ(Seattle Mariners)
5. テキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)
西地区には、アメリカ西部や南部を拠点とする球団が所属しています。
日本の野球ファンにとっては、大谷翔平選手がかつて所属したロサンゼルス・エンゼルスもおなじみの存在です。
ヒューストン・アストロズやテキサス・レンジャーズも、MLBの地区構成を理解するうえで重要な球団です。
なお、アスレチックスは2026年時点で「オークランド・アスレチックス」ではなく、公式の球団名を「Athletics」としています。
【ナショナルリーグ15球団】東・中・西地区別のチーム一覧
ナショナルリーグもアメリカンリーグと同じく、東地区・中地区・西地区の3地区で構成されています。
2026年シーズンの全15球団を紹介します。
ナショナルリーグ東地区(NL East)
1. アトランタ・ブレーブス(Atlanta Braves)
2. マイアミ・マーリンズ(Miami Marlins)
3. ニューヨーク・メッツ(New York Mets)
4. フィラデルフィア・フィリーズ(Philadelphia Phillies)
5. ワシントン・ナショナルズ(Washington Nationals)
東地区には、アトランタ・ブレーブスやフィラデルフィア・フィリーズなど、長い歴史を持つ球団が所属しています。
ニューヨーク・メッツもこの地区の代表的なチームです。
ニューヨーク・ヤンキースと同じニューヨーク都市圏を拠点としていますが、ヤンキースはアメリカンリーグ東地区、メッツはナショナルリーグ東地区という違いがあります。
ナショナルリーグ中地区(NL Central)
1. シカゴ・カブス(Chicago Cubs)
2. シンシナティ・レッズ(Cincinnati Reds)
3. ミルウォーキー・ブルワーズ(Milwaukee Brewers)
4. ピッツバーグ・パイレーツ(Pittsburgh Pirates)
5. セントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)
中地区には、MLBの歴史を語るうえで欠かせない球団がそろっています。
シカゴ・カブスは、歴史ある本拠地リグレー・フィールドで知られるチームです。
セントルイス・カージナルスも伝統的な強豪として認知されており、ミルウォーキー・ブルワーズやシンシナティ・レッズなども地区を構成する主要球団です。
ナショナルリーグ西地区(NL West)
1. アリゾナ・ダイヤモンドバックス(Arizona Diamondbacks)
2. コロラド・ロッキーズ(Colorado Rockies)
3. ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)
4. サンディエゴ・パドレス(San Diego Padres)
5. サンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)
日本のMLBファンから特に注目されるのが、西地区です。
ロサンゼルス・ドジャースは、世界的な知名度を誇る球団で、日本人選手の活躍をきっかけにチームを応援するファンも少なくありません。
サンディエゴ・パドレスやサンフランシスコ・ジャイアンツも同じ地区に所属しています。
同じナショナルリーグ西地区で戦うため、ドジャースとの地区内対戦は、シーズンを通じて注目されるカードです。
【本拠地一覧】MLB全30球団の都市とホーム球場を比較
球団名と所属地区を覚えたら、次に確認したいのが本拠地です。
MLBでは球団名に都市名が含まれている場合が多いものの、実際の球場所在地と都市名が完全に一致しないケースもあります。
以下はMLB公式の球団所在地情報を基礎に整理した、2026年シーズンの本拠地一覧です。
出典はMLB公式の「All 30 MLB Team Locations」。球団の公式所在地と球場情報を照合しています。なお、球場名にはスポンサー契約などによる名称変更があるため、観戦旅行を計画する際は最新の公式案内も確認してください。
特に知っておきたい3球団の本拠地
ロサンゼルス・ドジャース
ニューヨーク・ヤンキース
トロント・ブルージェイズ
アスレチックスの本拠地はオークランドではない?
2026年の球団一覧で特に注意したいのが、アスレチックスです。
かつてオークランドを本拠地としていた同球団は、2025年からウェストサクラメントにあるSutter Health Parkでホームゲームを開催しています。
MLB公式の2024年4月4日付発表によると、同球団は2025~2027年シーズンにSutter Health Parkを暫定本拠地として使用する契約を結びました。加えて、ラスベガスへの移転計画が進められており、新球場は2028年の供用開始を想定しています。
つまり、2026年の球団一覧を調べる際に「オークランド・アスレチックス」と記載された古い資料をそのまま使うと、本拠地情報に誤りが生じます。
【球団数の歴史】MLBはなぜ30球団になったのか?
現在のMLBが30球団体制になったのは1998年です。
ただし、最初から30球団が存在していたわけではありません。アメリカの人口分布や野球市場の拡大に合わせて、段階的に球団が増えてきました。
MLB公式の歴史資料を基に、主要な転換点を整理します。
メジャーリーグ球団数の主な変遷
- 1960年まで:16球団
- アメリカンリーグ8球団、ナショナルリーグ8球団という構成。
- 1961年:18球団
- ロサンゼルス・エンゼルスなどが加わり、球団数が増加。
- 1962年:20球団
- ニューヨーク・メッツとヒューストンの新球団がナショナルリーグに参加。
- 1969年:24球団
- 両リーグで拡張が行われ、地区制も導入。
- 1977年:26球団
- シアトル・マリナーズとトロント・ブルージェイズが誕生。
- 1993年:28球団
- コロラド・ロッキーズとフロリダ・マーリンズ(現マイアミ・マーリンズ)が参入。
- 1998年:30球団
- アリゾナ・ダイヤモンドバックスとタンパベイ・デビルレイズ(現タンパベイ・レイズ)が加わる。
2013年にはリーグ間の所属変更も実施
1998年に30球団となった後も、リーグの所属数は現在の形にすぐ統一されたわけではありませんでした。
当初、1998年にはタンパベイがアメリカンリーグ、アリゾナがナショナルリーグに加わりました。その後、ミルウォーキー・ブルワーズがナショナルリーグに移ったため、アメリカンリーグ14球団、ナショナルリーグ16球団という構成になりました。
大きな転換点となったのが2013年です。
この年、ヒューストン・アストロズがナショナルリーグからアメリカンリーグへ移籍しました。
これによって両リーグが15球団ずつとなり、現在の均等なリーグ構成が実現しました。
球団の数だけでなく、所属リーグにも歴史的な変化があったことは、MLBを理解するうえで押さえておきたいポイントです。
【球団名とロゴの見分け方】応援チームを選ぶための基礎知識
30球団を覚えるときには、正式名称だけでなく、球団のロゴや本拠地、所属地区を一緒に確認すると理解しやすくなります。
MLBチーム別球団ロゴは何を表している?
MLBの球団ロゴには、それぞれのチームの歴史や地域性、愛称などが反映されています。
代表的な例を挙げると、次のとおりです。
- ロサンゼルス・ドジャース: 「LA」を組み合わせたキャップロゴが有名。
- ニューヨーク・ヤンキース: 「NY」の組み合わせが象徴的。
- ボストン・レッドソックス: 赤い靴下をモチーフにした球団のシンボル。
- シカゴ・カブス: 「C」を中心にした伝統的なデザイン。
- トロント・ブルージェイズ: ブルージェイズをモチーフにしたデザイン。
- サンディエゴ・パドレス: 球団名を表現したブラウン系のデザインが特徴。
球団によっては、メインロゴと帽子用のロゴ、ユニフォーム用のマークが異なります。
また、特別な試合で着用するCity Connectユニフォームなど、通常とは異なるデザインもあります。
球団ロゴを確認する場合は、MLB公式のチーム情報に掲載された画像や各球団の公式発表を基準にすると、旧ロゴと現行ロゴを混同しにくくなります。
間違えやすい球団名と所属地区
初めてMLBを調べる人が混乱しやすいのは、同じ都市名を持つ球団や、名前と実際の本拠地が一致しない球団です。
特に覚えておきたいのは次の4点です。
1. ドジャースとエンゼルスは別球団
両球団ともロサンゼルス都市圏に拠点を置いていますが、ドジャースはナショナルリーグ西地区、エンゼルスはアメリカンリーグ西地区です。
2. ヤンキースとメッツは所属リーグが違う
どちらもニューヨークを拠点としていますが、ヤンキースはアメリカンリーグ、メッツはナショナルリーグに所属しています。
3. アスレチックスはオークランドを本拠地としていない
2026年のホーム球場はウェストサクラメントのSutter Health Parkです。
4. ブルージェイズはカナダの球団
MLBはアメリカのリーグという印象が強いものの、トロント・ブルージェイズはカナダを拠点とする正式なMLB球団です。
初めて応援する球団を選ぶときのポイント
MLBに興味を持ち始めた人は、次のような基準で応援するチームを選ぶと、自分に合った楽しみ方を見つけやすくなります。
- 日本人選手を応援したい人: 好きな選手の所属球団を基準にする。
- 球団の歴史を楽しみたい人: ヤンキース、レッドソックス、カブスなどの伝統球団を調べる。
- ロゴやユニフォームが好きな人: 球団の公式デザインやCity Connectシリーズを比較する。
- 地域や旅行を重視する人: 本拠地の都市や球場の立地を基準にする。
- ライバル関係を楽しみたい人: 同地区の対戦カードや歴史的なライバル球団を調べる。
単純に強さだけで選ぶ必要はありません。好きな選手、球団の歴史、地域、ユニフォームなど、自分が試合を見続けたくなる理由を基準にすることが、長くMLBを楽しむ近道です。
【メジャーリーグチーム一覧】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:メジャーリーグの球団は全部で何球団ありますか?
A1:2026年シーズンのMLBは全部で30球団です。アメリカンリーグ15球団、ナショナルリーグ15球団に分かれており、それぞれ東・中・西の3地区に5球団ずつ所属しています。
Q2:アメリカンリーグとナショナルリーグにはそれぞれ何球団ありますか?
A2:両リーグとも15球団です。2013年にヒューストン・アストロズがナショナルリーグからアメリカンリーグに移籍したことで、現在の均等な構成になりました。
Q3:MLBで日本人に特に知られている球団はどこですか?
A3:ロサンゼルス・ドジャースやニューヨーク・ヤンキース、ボストン・レッドソックス、シアトル・マリナーズなどがよく知られています。日本人選手の所属状況はシーズンごとに変わるため、最新の選手名鑑や公式ロースターも確認するとよいでしょう。
Q4:アスレチックスの2026年シーズンの本拠地はどこですか?
A4:カリフォルニア州ウェストサクラメントのSutter Health Parkです。2025~2027年シーズンの暫定本拠地として使用されており、ラスベガスへの移転計画が進められています。
Q5:MLBでアメリカ以外に本拠地がある球団はありますか?
A5:あります。トロント・ブルージェイズがカナダのオンタリオ州トロントを本拠地としています。MLB全30球団のうち、アメリカ国外に本拠地を置くのはこの1球団です。
Q6:ドジャースとエンゼルスは同じ地区ですか?
A6:違います。ロサンゼルス・ドジャースはナショナルリーグ西地区、ロサンゼルス・エンゼルスはアメリカンリーグ西地区です。同じロサンゼルス都市圏に拠点を置いていますが、所属リーグが異なります。
まとめ:2026年のMLB全30球団を理解して観戦を楽しもう
2026年のメジャーリーグは、アメリカンリーグ15球団とナショナルリーグ15球団、合計30球団で構成されています。
両リーグには東地区・中地区・西地区があり、それぞれ5球団ずつ所属しています。
特に覚えておきたい要点は次のとおりです。
- MLBの球団数は全部で30球団。
- アメリカンリーグとナショナルリーグは各15球団。
- 地区は東・中・西の6地区。
- ドジャースはナショナルリーグ西地区、ヤンキースはアメリカンリーグ東地区。
- ブルージェイズはカナダ唯一のMLB球団。
- アスレチックスの2026年の本拠地はウェストサクラメント。
MLBの球団構成は、1998年に30球団体制となり、2013年のアストロズのリーグ移籍を経て、現在の形に整いました。
球団名だけでなく、所属リーグや地区、本拠地まで把握しておけば、同地区のライバル対決やリーグをまたいだ試合も、より深く楽しめます。
応援するチームを探している人は、まず今回の30球団一覧から気になる球団を見つけ、その歴史や本拠地、ロゴ、所属選手を調べてみてください。お気に入りの球団が見つかれば、MLB観戦の楽しみ方もさらに広がります。