2026年11月現在、『ちびまる子ちゃん』のレギュラー声優は、フジテレビの番組情報と日本アニメーションの公式キャスト紹介で確認できます。
主要キャラクターの担当声優は次のとおりです。
さくら家の家族
- まる子:菊池こころ
- お父さん(さくらヒロシ):屋良有作
- お母さん(さくらすみれ):一龍斎貞友
- おじいちゃん(さくら友蔵):島田敏
- おばあちゃん(さくらこたけ):佐々木優子
- お姉ちゃん(さくらさきこ):豊嶋真千子
友人・クラスメイトなど
- たまちゃん:渡辺菜生子
- 花輪クン:菊池正美
- 丸尾君:飛田展男
- 野口さん:田野めぐみ
- はまじ:カシワクラツトム
- みぎわさん:ならはしみき
- 永沢:茶風林
- 藤木:中友子
- 山田:本井えみ
- 山根:陶山章央
- 小杉:一龍斎貞友
- ブー太郎:永澤菜教
- 大野君:沼田祐介
- 杉山君:真山亜子
ナレーション:きむらきょうや
以上が、公式番組情報に掲載されている主要キャストです。特に、まる子役だけでなく友蔵役、お姉ちゃん役、ナレーションも時代とともに担当者が変わっています。
【TARAKOさんから菊池こころさんへ】まる子の声優交代はなぜ起きた?

まる子役の交代は、前任のTARAKOさんが亡くなったことによるものです。
TARAKOさんの逝去と34年間の出演
TARAKOさんは、1990年1月7日に放送が始まったテレビアニメ第1話から、主人公・まる子を演じ続けてきました。
日本アニメーションは2024年3月9日、TARAKOさんが同月4日未明に亡くなったことを公式発表しました。
出演期間は約34年間。まる子の少し生意気で、調子がよく、それでいて家族や友達を大切にする性格を、独特の声と演技で表現してきました。
TARAKOさんの訃報を受け、制作側は公式サイトで感謝と哀悼の意を表明しています。
TARAKOさんの最後の出演は2024年3月24日
TARAKOさんが出演した最後の新作エピソードは、2024年3月24日放送の「まる子、水の味がわかる?」の巻です。
この日は「みんなに幸せいっぱい、きますように!春のお楽しみ1時間スペシャル」と題した特別番組が放送されました。
番組には過去のエピソードも含まれていましたが、TARAKOさんが出演する最後の新作として、このエピソードが届けられました。
当時の公式発表によると、3月10日以降は後任の決定と放送開始時期を検討する間、過去の作品を再放送する対応が取られました。
その後、4月12日に後任が正式発表され、4月21日から新しいまる子が登場しています。
まる子役の交代時系列
| 日付 | 出来事 |
|---|---|
| 1990年1月7日 | TARAKOさんがまる子役で出演開始 |
| 2024年3月4日 | TARAKOさん逝去 |
| 2024年3月9日 | 日本アニメーションが訃報を発表 |
| 2024年3月24日 | 最後の出演となる新作エピソードを放送 |
| 2024年4月12日 | 菊池こころさんの起用を発表 |
| 2024年4月21日 | 菊池こころさんによる新しいまる子が放送開始 |
| 2026年11月 | 菊池こころさんが現行キャストとして出演 |
この交代は、単なるキャスト変更ではありません。34年間続いた主人公の声を受け継ぐという、作品にとって大きな節目でした。
【菊池こころさんの起用経緯】オーディションで選ばれた理由とは?
複数回のオーディションを経て決定
日本アニメーションが2024年4月12日に発表した情報によると、菊池こころさんは複数回にわたるオーディションを経て、まる子役に抜てきされました。
制作スタッフは、求めるまる子像について次のように説明しています。
「のんきでぐうたら、でも友だち思いで、家族が大好きなまる子。そんな表現豊かで、天真らんまんな姿を演じていただける方にお願いしたい」
加えて、制作スタッフは時間の許す限りオーディションを行い、菊池さんに出会えたことを明らかにしています。
これは、単にTARAKOさんに声を似せられる人を探したという話ではありません。まる子というキャラクターの性格や作品の空気感を表現できることが、選考における要点だったと読み取れます。
菊池こころさんと『ちびまる子ちゃん』の意外な縁
実は、菊池さんはまる子役に決まる以前にも、この作品に出演していました。
2018年8月12日放送の「まる子、幽霊を助ける」の巻で、お花ちゃんというキャラクターを演じています。
つまり、今回の起用は完全な初参加ではありませんでした。
また、過去には次のような役も担当しています。
- 『BORUTO-ボルト-NARUTO NEXT GENERATIONS』:うちはサラダ
- 『ONE PIECE』:トコ
こうした声優としての経験に加え、作品への出演経験も、菊池さんと『ちびまる子ちゃん』をつなぐ背景になっています。
TARAKOさんとは違う、新しいまる子の表現
菊池さんは起用発表時、TARAKOさんが大切に演じてきたまる子を引き継ぐことへの緊張を明かしながら、作品への愛情を持って一生懸命努めるという意気込みを伝えました。
長年の視聴者にとって、声が変わったことに違和感を覚えるのは自然なことです。
一方で、キャラクターそのものの性格や物語の魅力が維持されることも、長寿アニメにとって欠かせない要素です。
菊池さんの起用は、TARAKOさんの演技をそのまま再現するのではなく、受け継いだキャラクターを新しい演技で届けていく選択だったと考えられます。
【友蔵・お姉ちゃんの歴代声優】交代の歴史を一覧で比較
『ちびまる子ちゃん』では、まる子以外にも、長い放送期間のなかで声優が交代した主要キャラクターがいます。
特に注目されるのが、友蔵役とお姉ちゃん役です。
友蔵役は富山敬・青野武・島田敏の3人
まる子のおじいちゃん、さくら友蔵を演じてきた声優は、歴代3人です。
初代:
1990年の第1期から友蔵役を担当しました。『宇宙戦艦ヤマト』の古代進役などでも知られる声優です。
2代目:
1995年に友蔵役を引き継ぎました。『ドラゴンボールZ』のピッコロ大魔王役など、幅広い作品で活躍した声優です。
3代目:
2010年6月27日放送分から友蔵役を担当しています。2026年現在も現行キャストとして出演しています。
2010年の交代について、当時のフジテレビの発表を伝えた報道によると、青野さんが体調不良で入院し、復帰の見通しが立たなかったことが理由でした。
お姉ちゃん役は水谷優子から豊嶋真千子へ
まる子のお姉ちゃん・さくらさきこ役も交代しています。
初代は、1990年の放送開始から担当した
水谷さんの逝去を受け、日本アニメーションは2016年5月29日に後任を発表しました。
2代目として選ばれたのが、
担当開始は2016年6月5日放送分からでした。
当時の制作プロデューサーは、豊嶋さんの声について、お姉ちゃんらしい明るさと強さ、まる子を包み込む温かさを感じたことを起用理由として説明しています。
現在も豊嶋さんが担当を続けています。
歴代声優と現在の担当者を比較
| キャラクター | 歴代声優 | 2026年現在 |
|---|---|---|
| まる子 | TARAKO → 菊池こころ | 菊池こころ |
| 友蔵 | 富山敬 → 青野武 → 島田敏 | 島田敏 |
| お姉ちゃん | 水谷優子 → 豊嶋真千子 | 豊嶋真千子 |
| ナレーション | キートン山田 → きむらきょうや | きむらきょうや |
| お父さん | 屋良有作 | 屋良有作 |
| お母さん | 鈴木みえ名義での初期出演 → 現在の表記は一龍斎貞友 | 一龍斎貞友 |
| たまちゃん | 渡辺菜生子 | 渡辺菜生子 |
この表から分かるのは、すべてのキャラクターが同じように交代しているわけではないということです。
友蔵は3人の声優が担当してきた一方、お父さんやたまちゃんは長く同じ声優が演じています。
また、お母さん役は初期資料と現行資料で名前の表記が異なるため、別の声優に交代したと誤解しないよう注意が必要です。
【ナレーションや家族の声も変化】長年続くキャストの秘密
まる子役や友蔵役ほど大きく注目されないものの、作品の印象を左右するのがナレーションや家族、友人たちの声です。
ナレーションはキートン山田からきむらきょうやへ
キートン山田さんは2021年3月28日放送回をもって番組を卒業しました。
後任のきむらきょうやさんは、テレビ番組のナレーションでも知られる人物です。
日本アニメーションは、きむらさんの落ち着いた声やナレーションの経験を踏まえ、新たな語り手として起用したことを発表しています。
お父さん役・お母さん役は誰?
さくら家の両親についても確認しておきましょう。
お父さん・さくらヒロシ役:屋良有作さん
第1期の公式キャスト資料にも屋良有作さんの名前が掲載されており、現在も同じ役を担当しています。
お母さん・さくらすみれ役:一龍斎貞友さん
現在の公式キャスト表記は一龍斎貞友さんです。第1期の資料では「鈴木みえ」という名前で掲載されています。
なお、一龍斎貞友さんは小杉役も担当しています。
たまちゃん役:渡辺菜生子さん
まる子の親友・たまちゃんを演じるのは渡辺菜生子さんです。こちらも第1期の公式キャスト資料から名前が確認できる、長く作品を支えている声優の一人です。
声優交代が作品の印象に与える影響
長寿アニメでは、声優の交代によって視聴者が感じる作品の印象も変化します。
とりわけ『ちびまる子ちゃん』は、家族や友人との日常を描く作品です。
そのため、登場人物の声は単なる演技の一要素ではなく、視聴者がキャラクターを認識するための大切な要素になっています。
一方、作品の世界観を保つには、声の印象だけでなく、キャラクターの性格や会話のテンポ、物語全体の雰囲気を引き継ぐことも必要です。
制作側がオーディションを重ねて後任を選んできた背景には、こうした長寿作品ならではの難しさがあります。
【プロの結論】ちびまる子ちゃんの声優交代で押さえたい3つのポイント
2026年のキャストを理解するうえで、特に重要なのは次の3点です。
1.まる子役の交代はTARAKOさんの逝去によるもの
TARAKOさんは1990年から約34年間、まる子を演じました。
2024年3月24日の最後の出演回を経て、4月21日から菊池こころさんが担当しています。
この日付を押さえれば、TARAKOさんと菊池さんの出演時期を混同することはありません。
2.友蔵とお姉ちゃんの交代は別々の時期に起きている
友蔵は富山敬さん、青野武さん、島田敏さんの3人体制。
お姉ちゃんは水谷優子さん、豊嶋真千子さんの2人体制です。
交代理由も時期も異なるため、すべてを一括して「最近変わった」と理解するのは正確ではありません。
3.現在のキャストは公式番組情報で確認する
ネット上には古いキャスト一覧も多く残っています。
特に第1期の情報を現在のキャストと混同すると、TARAKOさんや水谷優子さんが現行担当者であるかのような誤解につながります。
現在の出演者を知りたい場合は、フジテレビの番組情報と日本アニメーションの公式作品紹介を基準にするのが確実です。
【ちびまる子ちゃんの声優に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2026年現在、まる子の声優は誰ですか?
A1:菊池こころさんです。2024年4月21日放送分からTARAKOさんの後任として担当しています。
Q2:TARAKOさんの最後の出演日はいつですか?
A2:2024年3月24日です。「まる子、水の味がわかる?」の巻が最後の出演となる新作エピソードでした。
Q3:TARAKOさんから菊池こころさんに交代した理由は何ですか?
A3:TARAKOさんが2024年3月4日に亡くなったためです。後任は複数回のオーディションを経て菊池こころさんに決まりました。
Q4:友蔵の歴代声優は誰ですか?
A4:初代が富山敬さん、2代目が青野武さん、3代目が島田敏さんです。2026年現在は島田敏さんが担当しています。
Q5:お姉ちゃんの声優は誰ですか?
A5:現在は豊嶋真千子さんです。初代は水谷優子さんで、2016年6月5日放送分から豊嶋さんに交代しました。
Q6:ちびまる子ちゃんのナレーションは誰ですか?
A6:現在はきむらきょうやさんです。2021年4月4日放送分から担当しています。それ以前は約31年間、キートン山田さんが務めていました。
Q7:お父さんとお母さんの声優は誰ですか?
A7:お父さん役は屋良有作さん、お母さん役は一龍斎貞友さんです。どちらも現在の公式キャストに掲載されています。
まとめ:ちびまる子ちゃんの声優は2026年も菊池こころさんらが担当
2026年現在、『ちびまる子ちゃん』のまる子役は菊池こころさんです。
TARAKOさんが約34年間にわたって築いたまる子の魅力は、2024年4月21日から菊池さんへと受け継がれています。
友蔵役は富山敬さん、青野武さんを経て島田敏さんへ、お姉ちゃん役は水谷優子さんから豊嶋真千子さんへと変わりました。
一方、屋良有作さんや渡辺菜生子さんのように、長年同じキャラクターを担当している声優もいます。
長寿アニメの魅力は、変わらない物語と、時代に合わせて受け継がれていく表現の両方にあります。
声優の名前や交代時期を知ってから作品を見直すと、同じエピソードでも違った発見があるはずです。これからも新旧キャストそれぞれの魅力に注目しながら、『ちびまる子ちゃん』の世界を楽しみたいところです。