ディズニー&ピクサーの映画『トイ・ストーリー4』で初登場した手作りおもちゃのフォーキー。独特の高い声と、子どものように純粋で少し頼りない話し方が印象的なキャラクターですが、「日本語版の声優は誰?」「英語版と同じ人が演じているの?」「続編で声優が変わった?」と気になっている人も多いのと考えられます。
フォーキーの日本語吹替版を担当しているのは俳優の竜星涼(りゅうせい・りょう)、英語オリジナル版を担当しているのはアメリカの俳優トニー・ヘイル(Tony Hale)です。加えて、2026年公開の『トイ・ストーリー5』でも、竜星涼とトニー・ヘイルの続投が公式キャスト情報で確認できます。2019年の初登場から2026年の最新作まで、フォーキーの声はどのように受け継がれているのでしょうか。
【結論】フォーキーの声優は誰?日本語版は竜星涼、英語版はトニー・ヘイル

フォーキーの声優を知りたい人に向けて、まず結論を整理します。
日本語吹替版では竜星涼、英語オリジナル版ではトニー・ヘイルが担当しています。両者は異なる言語で同じキャラクターを演じていますが、フォーキーの持つ無邪気さ、戸惑い、コミカルな雰囲気をそれぞれの表現で作り上げています。
日本語吹替版:竜星涼
竜星涼は、ドラマや映画を中心に活動する俳優です。2013年から2014年にかけて放送されたスーパー戦隊シリーズ『獣電戦隊キョウリュウジャー』では、主人公のキョウリュウレッドこと桐生ダイゴを演じました。
フォーキー役に抜擢されたのは2019年。『トイ・ストーリー4』が、アニメーション映画の本格的な声優初挑戦となりました。
それまでにもドラマや映画のモノローグ、ヒーロー作品の戦闘シーンなどでアフレコを経験していましたが、既存のアニメーションキャラクターに声を合わせる仕事は別物だったと、当時のインタビューで振り返っています。
特に苦労したのは、英語のオリジナル音声を聞きながら、日本語のセリフを自然に合わせる作業でした。シリーズのファンだった竜星自身も、出演決定には大きな驚きと喜びがあったと報じられています。(オリコンニュース、MANTANWEBの2019年5月の報道)
英語オリジナル版:トニー・ヘイル
英語版フォーキーを演じているのは、アメリカの俳優トニー・ヘイルです。
トニー・ヘイルは、テレビドラマ『Arrested Development』のバスター・ブルース役や、政治コメディー『Veep』のゲイリー・ウォルシュ役などで知られる俳優です。『Veep』ではエミー賞の受賞歴もあります。
彼の演技には、神経質な反応や戸惑いをコミカルに表現する持ち味があります。フォーキーの「自分はおもちゃではなくゴミだ」という独特の自己認識や、周囲の出来事にいちいち驚く姿には、こうした演技の個性がよく生かされています。
トニー・ヘイルは2019年のインタビューでも、フォーキーの不安げで世間知らずな性格について語っています。キャラクターの混乱や疑問を、単なるギャグではなく、自然な感情として表現している点が印象的です。(TIME、Vanity Fairなどの2019年インタビュー)
【起用の背景】竜星涼が声優初挑戦でフォーキー役に選ばれた理由
竜星涼がフォーキー役に決まったのは、2019年5月15日に発表されました。シリーズの新キャラクターを担当するというだけでなく、声優として初めて本格的なアニメーション作品に参加する大きな転機でもありました。
ディズニー側が評価した竜星涼の演技力
竜星涼が起用された背景には、俳優としての存在感だけでなく、明るさやユーモア、繊細な感情表現がありました。
当時の報道で紹介されたディズニー担当者の説明によると、フォーキーは自分をゴミだと思い込む斬新でコミカルなキャラクターである一方、純粋な心を持っています。そのため、明るくユーモラスな表現だけでなく、未熟さやシリアスな場面も演じられる俳優が求められました。
竜星はオーディションを受け、見事に役を獲得。単に人気俳優を起用したというより、キャラクターの複雑な性格を表現できる演技力が評価された人選だったことが分かります。
本人も驚いた世界的シリーズへの参加
竜星涼は、子どもの頃から『トイ・ストーリー』シリーズに親しんできた世代です。そのため、出演が決まった際には、光栄に感じる一方で、自分が担当してよいのかという驚きもあったと明かしています。
アフレコに向けては過去のシリーズ作品を見直し、登場人物たちの声の雰囲気や作品全体の世界観を研究しました。
注目したいのは、シリーズの既存キャストに声を似せることだけを目指したわけではない点です。フォーキーは新登場のキャラクターであり、シリーズに新しい空気を持ち込む存在です。竜星自身も、新しい人物がシリーズに加わるという意味で、フォーキーの設定との相性を感じていたことが報じられています。
【アフレコ秘話】竜星涼が苦戦した幼児のような声と演技の作り方
フォーキーの声が印象に残る理由は、一般的なアニメキャラクターとは異なる独特の幼さにあります。竜星涼は、この声を作り上げるために細かな試行錯誤を重ねました。
フォーキーは生まれたばかりの子どものような存在
フォーキーは、ボニーが幼稚園の工作で作った手作りのおもちゃです。誕生したばかりの存在であり、世の中の仕組みや自分の置かれた状況を理解していません。
竜星涼は、役作りにおいてフォーキーを幼児のような存在として捉えました。取材では、監督と幼い子どもの年齢感について相談しながら演じたことを明かしています。
大人が子どものように話すだけでは、フォーキーの純粋さは十分に伝わりません。無邪気でありながら、周囲を困らせても悪意がないという絶妙なバランスが必要でした。
収録中に「大人になってしまう」という苦労も
2019年7月24日に行われた『トイ・ストーリー4』のヒット記念舞台あいさつでは、竜星涼がアフレコ時の苦労を振り返っています。
当時26歳だった竜星は、フォーキーを幼い子どものイメージで演じ続けることに苦戦。収録が進んで疲れてくると、普段の自分の年齢に近い声が出てしまい、「大人になっている」と指摘されることもあったそうです。
このエピソードからも、フォーキーの声が単に高い声を出せば完成するものではなかったことが分かります。声の高さだけでなく、言葉の理解度、反応の速さ、感情の動きまで幼く表現する必要があったのです。(MANTANWEB、2019年7月24日)
英語音声に合わせる吹替ならではの難しさ
もう一つの大きな課題は、英語版の演技に日本語を合わせることでした。
竜星は、オリジナル版のトム・ハンクスが演じるウッディの声を聞きながら収録に臨んだことをインタビューで説明しています。日本語版のウッディを演じる唐沢寿明との掛け合いを想定するだけではなく、英語版のリズムや間合いも意識しなければなりませんでした。
また、竜星と新木優子は同作で声優に初挑戦した共演者同士ですが、アフレコは別々に行われたと、2019年のnon-noのインタビューで紹介されています。
声だけで演技を完成させる難しさに加え、共演者と同じ空間で芝居をしながら調整できない吹替収録の特徴も、今回の挑戦を難しくした要素でした。
【キャラクター分析】フォーキーの誕生秘話と声の特徴・評判
フォーキーは、従来の『トイ・ストーリー』シリーズに登場してきたおもちゃとは、出発点から大きく異なります。その設定こそが、声の演技にも影響しています。
先割れスプーンから生まれた異色のおもちゃ
フォーキーは、ボニーが幼稚園の工作で作った手作りのおもちゃです。先割れスプーンをベースに、モールや目玉などの工作材料を組み合わせて完成しました。
これまでのシリーズでは、ウッディやバズのように、最初からおもちゃとして作られたキャラクターが中心でした。しかしフォーキーは、もともと使い捨ての食器として扱われる道具から生まれた存在です。
そのため、自分が誰なのかを理解できず、ボニーからおもちゃとして大切にされているにもかかわらず、ゴミ箱に戻ろうとします。
この設定は、単なるコミカルな仕掛けにとどまりません。自分の価値を自分で決められるのか、誰かに大切にされることにはどんな意味があるのかという、シリーズ全体にも通じるテーマにつながっています。
フォーキーの声に共通する3つの特徴
1. 幼児のような無邪気さ
フォーキーの最大の特徴は、物事を深く考えず、目の前の出来事に素直に反応するところです。竜星涼の日本語版では、少し高めで柔らかい声と、幼い子どものような話し方が印象を作っています。
2. 不安と戸惑いが混ざったリアクション
フォーキーは自分の存在理由を理解していないため、何かを説明されても簡単には納得できません。驚いたり、怖がったり、疑問を口にしたりする反応の連続が、キャラクターの面白さを生み出しています。
3. コミカルなのに憎めない親しみやすさ
自分をゴミだと思い込んでいるフォーキーの発言は、状況によっては突拍子もなく聞こえます。しかし、本人には悪意がありません。声の演技においても、単純に大きな声や奇抜な声を出すのではなく、純粋さを保つことが大切です。
竜星涼とトニー・ヘイルの演技を比較
日本語版と英語版では、同じセリフでも受け取る印象が少し異なります。
竜星涼の演技は、幼い子どものような素直さや親しみやすさが伝わりやすい表現です。一方、トニー・ヘイルの演技は、神経質な反応や戸惑いをコミカルに膨らませる個性が際立っています。
どちらかが正解というわけではありません。オリジナル版の演技の意図を保ちながら、それぞれの言語で自然に成立させている点に、吹替作品ならではの面白さがあります。
【歴代キャスト比較】フォーキーの声優は変わった?トイ・ストーリー4と5を検証
「フォーキーの声優が変わった」という疑問については、作品ごとの公式キャストを確認すると答えが明確になります。
フォーキーは『トイ・ストーリー4』で初登場したキャラクターです。そのため、初登場以前に別の声優が担当していたという経歴はありません。2019年の第4作から2026年の第5作まで、英語版・日本語版ともに同じ担当者が続投しています。
フォーキーの歴代キャスト・担当作品一覧
| 項目 | トイ・ストーリー4(2019年) | トイ・ストーリー5(2026年) |
|---|---|---|
| 英語版声優 | トニー・ヘイル | トニー・ヘイル |
| 日本語吹替版声優 | 竜星涼 | 竜星涼 |
| キャラクター | フォーキー | フォーキー |
| 担当状況 | シリーズ初登場 | 両者とも続投 |
| 作品の位置付け | フォーキー誕生と冒険 | シリーズ最新作への再登場 |
この比較は、ディズニー公式の『トイ・ストーリー4』『トイ・ストーリー5』のキャスト情報をもとに整理したものです。第4作では英語版のトニー・ヘイル、日本語版の竜星涼がそれぞれフォーキーを担当。第5作でも同じ組み合わせが確認できます。
声優交代の噂が生まれる理由
声優交代の噂が出る背景には、作品の間隔が空いていることや、予告編・吹替映像の印象が異なることなどが考えられます。
また、映画シリーズでは新しいキャラクターが登場するたびにゲスト声優が加わるため、過去作と最新作のキャスト情報を混同してしまうケースもあります。
しかし、少なくとも『トイ・ストーリー4』と『トイ・ストーリー5』のフォーキーについては、公式情報上の声優変更はありません。2026年時点では竜星涼とトニー・ヘイルが担当者です。
【2026年最新】トイ・ストーリー5でもフォーキーは竜星涼が続投!
2026年の最新情報で最も重要なのが、『トイ・ストーリー5』へのフォーキーの再登場です。
ディズニー公式の日本版キャスト一覧には、フォーキー役として竜星涼の名前が掲載されています。また、英語版のディズニー公式キャスト一覧にもトニー・ヘイルの名前が確認できます。
日本公開日は2026年7月3日
『トイ・ストーリー5』は、アメリカでは2026年6月19日、日本では2026年7月3日に劇場公開されました。
日本版の公式キャストでは、ウッディ役の唐沢寿明、バズ・ライトイヤー役の所ジョージ、ジェシー役の日下由美ら、おなじみのキャストも参加しています。
フォーキー役の竜星涼も続投しており、第4作から積み重ねられてきた日本語版の声の印象が引き継がれています。(ディズニー公式『トイ・ストーリー5』作品情報)
最新作の物語で注目したいポイント
第5作では、ボニーの成長とタブレット型デバイス「リリーパッド」の登場が物語の大きな軸になります。
スマートデバイスが子どもたちの遊び方を変えていくなかで、おもちゃたちが自分たちの役割をどのように見つけていくのかが描かれます。
監督はアンドリュー・スタントン、共同監督はケナ・ハリス、製作はリンジー・コリンズです。ウッディやバズだけでなく、フォーキーを含むおなじみのキャラクターたちがどのように物語に関わるのかも注目点です。
第4作でフォーキーは、自分をゴミだと思い込む存在として登場しました。第5作ではシリーズの新たな状況のなかで、彼がどのような役割を果たすのかも、キャラクターの変化を楽しむポイントになります。
2026年11月現在の公開・配信状況
2026年11月4日現在、日本では劇場公開を終え、ディズニー公式の作品情報によると、2026年10月2日からデジタル配信が開始されています。
加えて、ブルーレイ・DVD・4K UHDの発売日は2026年12月23日と案内されています。劇場で見逃した人や、吹替版と英語版の声の違いをじっくり確認したい人にとっても、視聴の機会が広がっています。
2026年の最新作でもフォーキーの声は竜星涼とトニー・ヘイル。声優交代ではなく、初登場から続くキャスティングが維持されている点が最新の公式情報です。
【よくある質問】フォーキーの声優に関するFAQ
Q1:フォーキーの日本語吹替版の声優は誰ですか?
A1:俳優の竜星涼です。2019年公開の『トイ・ストーリー4』でフォーキー役を担当し、2026年公開の『トイ・ストーリー5』でも続投しています。
Q2:フォーキーの英語版声優は誰ですか?
A2:アメリカの俳優トニー・ヘイルです。『Arrested Development』や『Veep』などへの出演でも知られています。
Q3:フォーキーの声優は途中で変わりましたか?
A3:『トイ・ストーリー4』から『トイ・ストーリー5』にかけて、公式キャスト情報では変更されていません。日本語版は竜星涼、英語版はトニー・ヘイルが担当しています。
Q4:竜星涼は声優として初挑戦だったのですか?
A4:はい。『トイ・ストーリー4』が本格的なアニメーション映画の声優初挑戦でした。過去に映像作品のアフレコ経験はありましたが、英語音声に日本語を合わせる吹替収録には苦労したと語っています。
Q5:フォーキーの声が子どものように聞こえるのはなぜですか?
A5:フォーキーはボニーが作ったばかりの手作りおもちゃで、幼児のような純粋さを持つキャラクターだからです。竜星涼も幼い子どもをイメージして声を作り、無邪気さやかわいらしさを意識して演じています。
Q6:2026年の『トイ・ストーリー5』でも竜星涼は出演していますか?
A6:はい。ディズニー公式の日本版声優一覧に、フォーキー役として竜星涼の名前が掲載されています。英語版もトニー・ヘイルが続投しています。
Q7:フォーキーはどのようにして生まれたキャラクターですか?
A7:ボニーが幼稚園の工作で先割れスプーンやモールなどを使って作った手作りのおもちゃです。自分をゴミだと思い込んでいることが、物語の重要な出発点になっています。
まとめ:フォーキーの声は竜星涼とトニー・ヘイル!2026年も続投
フォーキーの声優は、日本語吹替版が竜星涼、英語オリジナル版がトニー・ヘイルです。2019年の『トイ・ストーリー4』で初登場して以来、両者がキャラクターの個性を支えています。
竜星涼にとってフォーキーは、アニメーション映画の声優初挑戦となった記念すべき役です。幼児のような無邪気さを表現するために声の高さや話す速度を調整し、英語音声に日本語を合わせる難しい収録にも取り組みました。
一方、トニー・ヘイルは、不安や戸惑いをコミカルに表現する持ち味を生かし、英語版フォーキーの独特な魅力を作り上げています。
そして2026年の『トイ・ストーリー5』でも、竜星涼とトニー・ヘイルの続投が公式キャスト情報で確認されています。声優が変わったという情報はなく、初登場からのキャスティングが引き継がれています。
フォーキーの声を楽しむなら、日本語版と英語版を見比べてみるのもおすすめです。同じキャラクターでも、竜星涼の幼く親しみやすい表現と、トニー・ヘイルのコミカルで不安げな表現には、それぞれ違った魅力があります。声の違いに注目すると、フォーキーというキャラクターをさらに深く楽しめるはずです。
【編集部が押さえたいポイント】 2026年の最新作まで変わらないフォーキーの声。竜星涼とトニー・ヘイル、それぞれの演技の違いを楽しむことが、シリーズをより深く味わうポイントです。