2026年11月現在、『モアナと伝説の海』の声優キャストは、2016年のアニメーション版、『モアナと伝説の海2』、そして2026年公開の実写版で異なる部分がある。特に注目したいのは、アニメーション版でモアナを演じた屋比久知奈から、実写版でTSUZUMI(ME:I)へと主人公の日本語吹替が引き継がれたことだ。
一方、マウイ役の尾上松也は3作品にわたって日本語吹替を担当。タラおばあちゃん役やタマトア役には変更もある。英語版ではアウリイ・クラヴァーリョやドウェイン・ジョンソンがどのように関わっているのかも気になるところだ。ディズニー公式のキャスト情報をもとに、歴代の声優、続投・変更点、2026年の最新情報を整理する。
【2016年アニメ版】モアナと伝説の海の日本語吹替声優は屋比久知奈と尾上松也

2016年11月23日に日本公開されたディズニー映画『モアナと伝説の海』。南太平洋の島々を舞台に、海に選ばれた少女モアナが半神半人のマウイとともに冒険するミュージカル・アドベンチャーだ。
日本語吹替版では、主人公モアナを屋比久知奈、相棒のマウイを尾上松也が担当した。
モアナ役:屋比久知奈
屋比久知奈のモアナは、自分の進む道を模索しながらも、家族や島の人々を守るために海へ踏み出す少女の強さが特徴だ。
『どこまでも ~How Far I'll Go~』をはじめとする楽曲では、冒険への憧れや葛藤、決意を声と歌で表現している。
続編でも同じ役を担当しており、アニメーション版のモアナを象徴する日本語吹替キャストとなった。
マウイ役:尾上松也
マウイは、変幻自在に姿を変える魔法の釣り針を持つ半神半人の英雄。自信家で少々お調子者だが、冒険を通じてモアナとの信頼関係を築いていく。
尾上松也の吹替では、マウイの豪快さとコミカルな一面を両立させた演技が見どころだ。
特に歌唱シーンも重要で、キャラクターの勢いやユーモアを日本語で表現している。
タラおばあちゃん役:夏木マリ
タラおばあちゃんは、モアナの冒険を精神的に支える存在だ。
周囲の人々とは異なる視点から海と島の歴史を見つめ、モアナが自分自身の使命に気づくきっかけを与える。
夏木マリの落ち着きと存在感のある声は、物語に温かさと神秘性を加えている。
タマトア役:ROLLY
タマトアは、光り輝くものを集める巨大なカニ。派手な外見と独特の話し方が特徴的なキャラクターだ。
ROLLYの個性的な表現は、タマトアの奇抜さや音楽的な魅力と相性がよく、実写版でも同じ役を担当することになった。
2016年版の日本語吹替キャストについては、ディズニー公式作品ページに屋比久知奈、尾上松也、夏木マリ、安崎求、中村千絵、ROLLYなどの担当情報が掲載されている。
【歴代キャスト一覧】2016年版・モアナと伝説の海2・2026年実写版を比較
ここでは、3作品の主要キャストを日本語吹替と英語版・実写出演者に分けて比較する。
重要なのは、アニメーション版の声優と実写版の俳優・吹替声優を混同しないことだ。同じキャラクターでも、作品形式によって担当者が異なる。
主要キャラクターと声優の比較表
出典:ディズニー公式の2016年版・続編・実写版キャスト情報。主要キャラクターを抜粋。
この比較から分かるのは、尾上松也が3作品を通じてマウイ役を担当していること、そして屋比久知奈からTSUZUMIへとモアナの日本語吹替担当が変わったことだ。
ただし、屋比久知奈がモアナ役を完全に離れたわけではない。2026年の実写版では、TSUZUMI、尾上松也とともに日本版エンドソングにも参加している。
【モアナと伝説の海2】屋比久知奈・尾上松也は続投!新キャラクターの声優も紹介
『モアナと伝説の海2』は、2024年12月6日に日本公開された続編だ。
前作から3年後の世界を舞台に、成長したモアナが新たな航海に出る。マウイとの再会に加え、新しい仲間との出会いや、世界を再びつなぐための冒険が描かれる。
続投した日本語吹替キャスト
中心となるモアナとマウイは、前作と同じキャストが担当している。
- モアナ:屋比久知奈
- マウイ:尾上松也
- タラおばあちゃん:夏木マリ
- トゥイ村長:安崎求
- シーナ:中村千絵
前作で築かれた声のイメージを保ちながら、物語の進展に合わせてキャラクターの成長を表現している。
新キャラクターの日本語吹替声優
続編では、モアナの新しい仲間や冒険の途中で出会う人物が登場する。
モニ役:小関裕太
ロト役:鈴木梨央
ケレ役:山路和弘
マタンギ役:ソニン
シメア役:増留優梨愛
モアナの妹。姉を慕い、航海から帰ってくるのを待っている少女だ。
このほか、タウタイ・ヴァサ役の山野井仁、ヘイヘイ役のAlistair Abellなども日本版キャストに名を連ねる。
ディズニー公式の日本版声優一覧では、モアナ、マウイに加え、モニ、ロト、ケレ、マタンギ、シメアなどの配役が公開されている。
英語版でも主要キャストは続投
英語版では、モアナ役のアウリイ・クラヴァーリョ、マウイ役のドウェイン・ジョンソンが続投。
新キャラクターには、次の出演者が参加している。
- モニ:フアラライ・チャン
- ロト:ローズ・マタフェオ
- ケレ:デヴィッド・フェイン
- マタンギ:アウィマイ・フレーザー
- シメア:カリーシ・ランバート=ツダ
前作からの主要キャストと新しい出演者が組み合わさり、作品の世界観を広げている。
【2026年実写版】モアナ役はTSUZUMI!キャサリン・ランガイアとの関係は?
2026年の大きな話題となったのが、ディズニーによる『モアナと伝説の海』の実写映画化だ。
日本での劇場公開日は2026年7月31日。アニメーションの世界を実際の俳優による演技で再構築した作品となっている。
ここで注意したいのは、モアナを演じる俳優と日本語吹替を担当する人物は別だという点だ。
モアナ役:TSUZUMI(ME:I)
実写版の日本語吹替で主人公モアナを演じるのは、ガールズグループME:IのTSUZUMIだ。
2026年6月23日に起用が発表され、同年7月31日の日本公開に向けて吹替版の情報が順次公開された。
ディズニー公式の発表では、TSUZUMIは声優初挑戦。モアナの芯の強さや葛藤、前へ進もうとする気持ちを声で表現する役割を担った。
アニメーション版でモアナを演じた屋比久知奈とは異なるアプローチで、新しいモアナ像を作り上げている。
英語版モアナ役:キャサリン・ランガイア
英語版の実写映画でモアナを演じるのはキャサリン・ランガイア。
ディズニーが2024年6月12日に発表したキャスティング情報では、世界規模のキャスティングを経て選ばれた新しいモアナとして紹介された。
彼女はサモアにルーツを持ち、作品を通じて太平洋諸島の文化や人々を表現する役割も担っている。
ここで整理しておきたいのは、キャサリン・ランガイアが実写版の英語演技を担当し、TSUZUMIが日本語吹替を担当しているという関係だ。
アニメーション版のアウリイ・クラヴァーリョが実写版でモアナを演じているわけではない。
マウイ役:ドウェイン・ジョンソンと尾上松也
実写版でもマウイ役を演じるのはドウェイン・ジョンソンだ。
『ワイルド・スピード』シリーズなどで知られる俳優であり、アニメーション版では声の出演だったが、実写版では自らマウイの姿で登場する。
日本語吹替は、これまでと同じ尾上松也が担当。
つまり、英語版ではドウェイン・ジョンソン、日本語版では尾上松也という組み合わせが、アニメーションから実写版へと引き継がれている。
タラおばあちゃん役:キムラ緑子
タラおばあちゃんは、実写版ではレナ・オーウェンが演じている。
日本語吹替ではキムラ緑子が担当し、アニメーション版の夏木マリとは異なるキャストになった。
これはキャラクターそのものが交代したわけではなく、実写版の新しい演技に合わせて日本語吹替の担当者が変更されたものだ。
タマトア役:ROLLYが実写版でも続投
タマトアは、実写版でもジェマイン・クレメントが声の出演を担当している。
日本語版ではROLLYが続投しており、2016年版からのキャラクターの印象をつなぐキャスティングとなった。
2026年実写版の日本語吹替キャスト一覧
ディズニー公式が公開している主要キャストは以下のとおり。
- モアナ:TSUZUMI(ME:I)
- マウイ:尾上松也
- タラおばあちゃん:キムラ緑子
- トゥイ:福井晶一
- シーナ:真瀬はるか
- タマトア:ROLLY
- ベビー・モアナ(4歳):倉田瑛茉
- ベビー・モアナ(8歳):沢田つかさ
英語版の主要出演者は、キャサリン・ランガイア、ドウェイン・ジョンソン、レナ・オーウェン、ジョン・トゥイ、フランキー・アダムズ、ジェマイン・クレメントなど。
監督はトーマス・ケイル、脚本はジャレド・ブッシュとデイナ・ルドゥー・ミラーが担当している。
2026年の日本版エンドソングで屋比久知奈とTSUZUMIが共演
2026年の実写版で特に注目されたのが、日本版エンドソング「旅立とう ~Along The Way~」だ。
この楽曲には、次の3人が参加している。
- 屋比久知奈:アニメーション版モアナ役
- TSUZUMI(ME:I):実写版モアナ役
- 尾上松也:アニメーション版・実写版マウイ役
ディズニーは2026年7月14日に参加を発表した。
これは、アニメーション版と実写版のモアナが音楽を通じてつながる企画でもある。
屋比久知奈からTSUZUMIへの交代を、単純なキャスト変更として捉えるだけでは、この企画の面白さは見えてこない。
それぞれ異なる作品でモアナを表現した2人が、同じ楽曲に参加することで、10年にわたる作品の歴史をつないでいる。
【日本語吹替と英語版を比較】アウリイ・クラヴァーリョとドウェイン・ジョンソンの現在
『モアナと伝説の海』を調べると、屋比久知奈、アウリイ・クラヴァーリョ、TSUZUMI、キャサリン・ランガイアなど、複数の名前が出てくる。
その理由は、アニメーション版と実写版で出演者の役割が異なるからだ。
アウリイ・クラヴァーリョは実写版でモアナを演じている?
答えは、実写版のモアナ役ではない。
アウリイ・クラヴァーリョ(Auliʻi Cravalho)は、2016年のアニメーション版と『モアナと伝説の海2』で英語版モアナを演じた人物だ。
2026年の実写版では、キャサリン・ランガイアがモアナを演じている。
一方、アウリイ・クラヴァーリョは実写版の製作総指揮に名を連ねている。
つまり、実写版に関わっていないわけではないが、主人公の出演者として参加しているわけでもない。制作側として作品を支える立場に移っている。
ドウェイン・ジョンソンはなぜ実写版でもマウイなのか
ドウェイン・ジョンソンは、アニメーション版でマウイの英語音声を担当していた。
そして実写版では、自らマウイを演じている。
アニメーション版から実写版への移行で、英語版のマウイ役を変更しなかった点は大きな特徴だ。
日本語吹替でも尾上松也が続投しているため、日英双方でマウイの声のイメージが維持されている。
タラおばあちゃんとタマトアはどう変わった?
特に比較しやすいのが、この2人だ。
タラおばあちゃん
- アニメーション英語版:レイチェル・ハウス
- アニメーション日本語版:夏木マリ
- 実写英語版:レナ・オーウェン
- 実写日本語版:キムラ緑子
タマトア
- アニメーション英語版:ジェマイン・クレメント
- アニメーション日本語版:ROLLY
- 実写英語版:ジェマイン・クレメント
- 実写日本語版:ROLLY
タラおばあちゃんは、実写化に合わせて英語版・日本語版の両方で担当者が変わった。
一方、タマトアは英語版と日本語版の双方で、アニメーション版から同じ担当者が続投している。
こうした違いを理解すると、作品ごとのキャスト変更が分かりやすくなる。
2026年11月時点の公開・配信スケジュール
2026年の実写版は、日本でも劇場公開からデジタル配信へと展開している。
- 2026年7月31日:日本劇場公開
- 2026年10月7日:デジタル配信開始(購入・レンタル)
- 2026年11月18日:日本のDisney+で見放題独占配信開始予定
- 2026年12月16日:Blu-ray・DVD・4K UHD発売予定
したがって、2026年11月4日現在はデジタル配信で視聴でき、Disney+での見放題配信は11月18日からとなる。
作品を視聴する際には、字幕版と日本語吹替版のどちらを選ぶかによって、キャストの楽しみ方も変わってくる。
【プロの結論】モアナの声優を比較するときに知っておきたい3つのポイント
歴代キャストを比較すると、単に声優が交代したという話ではなく、アニメーションから実写映画へと作品の表現方法が変化していることが分かる。
特に注目したい要点は3つある。
1. 屋比久知奈とTSUZUMIは別々の作品でモアナを演じている
屋比久知奈はアニメーション版、TSUZUMIは実写版の日本語吹替を担当する。
両者のどちらが正統なモアナなのかという問題ではない。
アニメーションのキャラクターに声を与える仕事と、実写俳優の演技を日本語で表現する仕事には、それぞれ異なる難しさがある。
屋比久知奈はアニメーション版から続くモアナの声を担い、TSUZUMIはキャサリン・ランガイアの演技を日本語で届ける新しい役割を担っている。
2. 尾上松也の続投はシリーズの一貫性につながっている
3作品で同じマウイ役を担当する尾上松也は、今回のキャスティングにおける重要人物だ。
マウイは、コミカルな場面から感情的な場面まで幅広い表現が求められるキャラクター。
アニメーション版で確立した日本語の声の印象を実写版でも引き継げることは、シリーズを追いかけてきた観客にとって分かりやすい魅力になる。
3. キャスト変更と役柄変更を混同しない
検索時に特に注意したいのは、次の3つの違いだ。
- 声優の交代: 同じキャラクターを別の人物が担当すること。
- 実写俳優の変更: アニメーションの声優から実写版の出演俳優に変わること。
- 日本語吹替の変更: 英語版の出演者とは別に、日本語版の担当者が変わること。
例えば、アウリイ・クラヴァーリョからキャサリン・ランガイアへの変更は、アニメーションから実写への作品形式の変更に伴うものだ。
一方、屋比久知奈からTSUZUMIへの変更は、日本語吹替キャストの変更に当たる。
この違いを理解すれば、ネット上の歴代声優一覧を見ても混乱しにくい。
字幕版がおすすめなのは、英語版キャスト本人の声や演技を楽しみたい人。日本語吹替版がおすすめなのは、屋比久知奈や尾上松也、TSUZUMIなど、日本語キャストの表現を楽しみたい人だ。
どちらか一方が優れているというより、作品のどの部分を楽しみたいかで選ぶとよい。
【モアナと伝説の海の声優】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:モアナの日本語吹替声優は誰ですか?
A1:2016年のアニメーション版と『モアナと伝説の海2』では屋比久知奈、2026年の実写版ではTSUZUMI(ME:I)が担当しています。
Q2:マウイの声優は誰ですか?
A2:日本語吹替は尾上松也です。2016年版、続編、2026年実写版の3作品で担当しています。英語版ではドウェイン・ジョンソンが演じています。
Q3:実写版のモアナ役はアウリイ・クラヴァーリョですか?
A3:いいえ。実写版の英語キャストはキャサリン・ランガイアです。アウリイ・クラヴァーリョはアニメーション版のモアナ役で、実写版では製作総指揮に参加しています。
Q4:タラおばあちゃんの声優は夏木マリではないのですか?
A4:アニメーション版と『モアナと伝説の海2』では夏木マリ、2026年実写版の日本語吹替ではキムラ緑子です。実写版の英語キャストはレナ・オーウェンです。
Q5:タマトアの声優は誰ですか?
A5:日本語吹替はROLLY、英語版はジェマイン・クレメントです。2026年実写版でも両者が担当しています。
Q6:2026年実写版のモアナ役に抜擢されたTSUZUMIは誰ですか?
A6:ME:Iのメンバーです。実写版でモアナの日本語吹替を担当し、本作が声優初挑戦となりました。
Q7:屋比久知奈とTSUZUMIは一緒に歌っていますか?
A7:はい。2026年実写版の日本版エンドソング「旅立とう ~Along The Way~」に、屋比久知奈、TSUZUMI、尾上松也の3人が参加しています。
まとめ:モアナと伝説の海の歴代声優は作品ごとに比較するのが正解
『モアナと伝説の海』の歴代声優を整理すると、2016年アニメーション版から2026年実写版まで、主要キャストの続投と変更がはっきり見えてくる。
特に押さえておきたいのは、次のポイントだ。
- アニメーション版モアナ:屋比久知奈
- 実写版モアナ:TSUZUMI(ME:I)
- 英語版アニメーションのモアナ:アウリイ・クラヴァーリョ
- 実写版のモアナ:キャサリン・ランガイア
- マウイの日本語吹替:尾上松也
- マウイの英語版:ドウェイン・ジョンソン
- タラおばあちゃんの実写版日本語吹替:キムラ緑子
- タマトアの日本語吹替:ROLLY
2026年版で象徴的なのは、アニメーション版の屋比久知奈と実写版のTSUZUMIがエンドソングで共演したことだ。
作品が変わっても、モアナというキャラクターが持つ自分の可能性を信じて進む姿勢は受け継がれている。
これから作品を視聴する人は、2016年版、2024年の続編、2026年実写版の順番で見比べると、声優の表現の違いやキャラクターの成長、ディズニー作品としての進化をより深く楽しめるはずだ。