俳優の森田甘路(もりた・かんろ)さんは、ドラマ『モテキ』や『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』、Huluオリジナルドラマ『でぶせん』などに出演してきた個性派俳優です。1986年6月12日生まれで、2026年11月現在40歳。所属事務所はキューブです。
検索されることが多い本名は森田完(もりた・ゆたか)。現在の芸名「甘路」は、劇団ナイロン100℃の主宰者ケラリーノ・サンドロヴィッチさんから名付けられました。また、2016年の『でぶせん』では原作者・安童夕馬さんの指名を受け、福島満/福島満子役で連続ドラマ初主演を果たしています。私生活では2019年11月に結婚を公表しました。
【本名・旧芸名は森田完】芸名「甘路」の由来とプロフィール

森田甘路さんの本名は森田完(もりた・ゆたか)です。現在の「甘路」という名前は本名とは異なる芸名で、本人も2021年のマイナビニュースのインタビューで、本名の漢字と読み方について明かしています。
ケラリーノ・サンドロヴィッチが「甘路」と命名
芸名が決まったのは、劇団ナイロン100℃の研究生から正式な劇団員へ昇格するタイミングでした。
本人の説明によると、新年のあいさつの際、自分の名前の下の部分が芸名に変わっており、ケラリーノ・サンドロヴィッチさんから「今日から君は甘路だ」という形で伝えられたそうです。
「甘路」という名前の具体的な由来については、本人も命名者から直接聞いていないとインタビューで語っています。本名の「完」は家族以外には読まれにくく、「かんちゃん」「かん」と呼ばれることが多かったため、その音の響きが関係しているのではないかと本人は推測しています。
つまり、芸名は本人が考案したものではなく、劇団での活動を通じて与えられた名前です。
森田甘路の基本プロフィール
- 名前:森田甘路(もりた・かんろ)
- 本名:森田完(もりた・ゆたか)
- 生年月日:1986年6月12日
- 年齢:40歳(2026年11月現在)
- 出身地:東京都(所属事務所の公式プロフィールによる)
- 身長:175cm
- 血液型:A型
- 所属事務所:株式会社キューブ
- 旧所属劇団:ナイロン100℃(2023年退団)
- 資格:フードコーディネーター2級
- 特技:料理、活動弁士、柔道、キックボクシング、殺陣
出身地は愛媛県新居浜市?東京都?
森田甘路さんの出身地については、愛媛県新居浜市生まれで東京都育ちという情報が一部の人物紹介サイトに掲載されています。
一方、所属事務所キューブの公式プロフィールでは出身地を東京都と記載。2021年のマイナビニュースの本人インタビューに掲載されたプロフィールでも東京都出身とされています。
したがって、本人の取材記事と所属事務所の公式情報を基準にするなら、東京都出身という情報が確認できる内容です。愛媛県新居浜市生まれという記載については、本人の発言や公式プロフィールによる裏付けが確認できず、確定情報として扱うことはできません。
【劇団ナイロン100℃での活動】俳優を志したきっかけと舞台経験
森田甘路さんの俳優としての原点は、テレビドラマや映画ではなく、舞台とコントにあります。
2021年のマイナビニュースのインタビューでは、中学生の頃から友人と即興コントのようなことをして遊んでいたと振り返っています。大学生になってからは、幼なじみの俳優・田村健太郎さんに誘われて学生劇団の舞台に参加。その後、学生でも出演できるライブにも挑戦しました。
就職ではなく俳優の道を選んだ理由
転機となったのは、ナイロン100℃を主宰するケラリーノ・サンドロヴィッチさんの舞台を観劇したことでした。
ケラリーノ・サンドロヴィッチさんと古田新太さんによるユニット公演にも衝撃を受け、舞台表現の自由さや面白さに強く惹かれたといいます。
2008年、ナイロン100℃の新人オーディションに合格。しかし、当時は大学生で就職活動も進めており、内々定を得ていた会社もあったそうです。
最終的には、どちらの道がより珍しい人生につながるかを考え、俳優になることを決断。大学卒業後の安定した就職よりも、舞台の世界に飛び込む選択をしました。
2008年の研究生入りから2023年の退団まで
2008年に新人オーディションに合格した森田さんは、研究生として経験を積み、2010年に正式な劇団員へ昇格しました。
ナイロン100℃では、ケラリーノ・サンドロヴィッチさんの作品を中心に、舞台『世田谷カフカ』『亀の気配』『黒い十人の女~version100℃』『デカメロン21』『パン屋文六の思案』『睾丸』などに参加しています。
その後、2023年に劇団を退団。長年所属した劇団での活動に区切りをつけました。
ただし、劇団を退団したことは俳優活動の終了を意味しません。所属事務所キューブの公式プロフィールには、その後もテレビドラマ、映画、舞台への出演が掲載されています。
【代表作と出演ドラマ・映画】『モテキ』『でぶせん』で注目された理由
森田甘路さんの出演歴を振り返ると、主人公の周辺にいる印象的な人物から、作品全体を引っ張る主演まで、さまざまな立場を経験してきたことが分かります。
2010年『モテキ』では本名の森田完名義で出演
森田さんが映像作品で知られるきっかけの一つとなったのが、2010年にテレビ東京で放送されたドラマ『モテキ』です。
森山未來さん主演の同作で、森田さんは森田完名義で「デブフジ」役を演じました。デブフジは主人公・藤本幸世の太っていた頃の姿を表す人物です。
テレビ東京の番組公式サイトにも、デブフジ役として森田完さんの名前が掲載されています。現在の芸名になる前の出演記録としても興味深い作品です。
後年の森田甘路という名前を知っている視聴者が、昔の『モテキ』の出演者一覧で森田完という名前を見つけ、同一人物なのか疑問に感じる理由もここにあります。
2015年の映画『イニシエーション・ラブ』
映画では、堤幸彦監督の『イニシエーション・ラブ』(2015年)にも出演しています。
同作は乾くるみさんの小説を原作とする恋愛ミステリー映画で、物語の仕掛けが大きな特徴です。森田さんも作品に参加し、ドラマだけでなく映画にも活動の幅を広げました。
2016年『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』で久保幹太役
2016年のTBSドラマ『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』では、久保幹太役を演じました。
中谷美紀さん演じる橘みやびと、藤木直人さん演じる十倉誠司を中心に展開する恋愛コメディーです。森田さんは十倉の店に関係する人物として出演し、物語を支えるキャストの一人となりました。
同作は2016年4月15日から6月17日までTBS系で放送され、全10話で構成されています。
『でぶせん』で福島満/福島満子役の主演に抜てき
森田甘路さんのキャリアにおける大きな転換点が、2016年のHuluオリジナルドラマ『でぶせん』です。
原作は安童夕馬さん、作画は朝基まさしさんによる漫画。主人公は、コスプレ好きの男性・福島満です。ある出来事をきっかけに女性教師・福島満子として学校で生活することになり、荒れた高校で騒動を巻き起こします。
森田さんは、この福島満と福島満子の二役に相当する主人公を演じました。
特に注目したいのが、キャスティングの経緯です。2016年7月のオリコンニュースによると、森田さんを主人公役に推したのは原作者の安童夕馬さんでした。
安童さんは森田さんの個性的な風貌や空気感、演技力に関心を持っていたと報じられています。森田さん自身も、原作者から指名されたと聞いて光栄だったとコメントしていました。
つまり、単に体格が役柄に合っていたから選ばれたという話ではありません。作品の中心人物として成立する存在感や演技力も評価されたキャスティングだったのです。
この作品は森田さんにとってドラマ初主演。加えて、劇中の福島満子名義で、主題歌「センセイのお気に入り」にも参加しています。主題歌を担当したのは、東京パフォーマンスドールのメンバーによるユニット「どるせん from TPD」です。
2017年『突然ですが、明日結婚します』では小野広紀役
2017年のフジテレビ系月9ドラマ『突然ですが、明日結婚します』にも出演しました。
西内まりやさん主演、山村隆太さん共演の同作で、森田さんが演じたのは小野広紀です。
結婚したい女性と結婚したくない男性の価値観の違いを軸にした作品で、森田さんは主人公たちを取り巻く人物として出演しています。
そのほかの主な出演ドラマ・映画
- 『釣りバカ日誌~新入社員 浜崎伝助~』シリーズ
- 『突然ですが、明日結婚します』(2017年)
- 『ブラックペアン』(2018年)
- 『ブラックスキャンダル』(2018年)
- 『モトカレマニア』(2019年)
- 『カツベン!』(2019年)
- 『ビューティフルドリーマー』(2020年)
- 『知ってるワイフ』(2021年)
- 『大病院占拠』(2023年)
- 『ブラックペアン シーズン2』(2024年)
- 映画『正体』(2024年)
【森田甘路の経歴年表】芸名変更・代表作・結婚・現在まで
森田甘路さんの経歴を時系列で整理すると、舞台での経験を積みながら映像作品への出演を増やし、2016年に主演という大きな転機を迎えたことが分かります。
| 時期 | 出来事・出演作品 | 備考・キャリア上の意味 |
|---|---|---|
| 2008年 | ナイロン100℃新人オーディション合格 | 研究生として活動開始 |
| 2009年 | 舞台『世田谷カフカ』 | 劇団公演に参加 |
| 2010年 | 劇団員に昇格・ドラマ『モテキ』 | 森田完名義でデブフジ役を担当 |
| 2015年 | 映画『イニシエーション・ラブ』 | 映画出演で活動の幅を拡大 |
| 2016年 | 『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』『でぶせん』 | 久保幹太役、福島満/満子役。『でぶせん』で初主演 |
| 2017年 | 『突然ですが、明日結婚します』 | 小野広紀役 |
| 2019年 | 結婚を公表 | 11月2日に自身のTwitterで報告 |
| 2023年 | ナイロン100℃を退団 | 劇団での活動に区切り |
| 2024~2025年 | 『ブラックペアン シーズン2』『正体』『フォレスト』など | テレビ・映画への出演を継続 |
| 2026年 | 『風、薫る』『泥まみれの棋士』『ノッキンオン・ロックドドア THE STAGE』など | 映像作品と舞台の両方で活動 |
この年表で押さえておきたいのは、2010年の『モテキ』と2016年の『でぶせん』の関係です。前者は本名名義での映像出演、後者は現在の芸名での初主演作品という、名前とキャリアの両面で重要な位置を占めています。
【2019年に結婚を公表】結婚相手は誰?発表の経緯と公表情報
森田甘路さんは、2019年11月2日に自身のTwitter(現在のX)を更新し、結婚したことを公表しました。
当時33歳だった森田さんは、以前から交際していた女性と入籍し、結婚式も無事に終えたことをファンに報告しています。
結婚発表では袴姿の写真も公開
2019年11月2日付のスポーツニッポンの記事によると、森田さんは結婚報告とともに、袴姿の写真を投稿しました。相手の女性はドレス姿だったことも伝えています。
「この度兼ねてよりお付き合いしている方と入籍し結婚式を無事あげたことをご報告します」
加えて、今後については、お互いの好きなことを尊重しながら人生を歩んでいきたいという趣旨のメッセージを発信しました。
結婚発表時に出演していた作品は、フジテレビ系ドラマ『モトカレマニア』です。俳優としてドラマに出演する一方で、私生活でも新たな節目を迎えたタイミングでした。
結婚相手の名前・職業・顔写真は公表されている?
結婚相手について公表されている中心的な情報は、以前から交際していた女性であること、入籍と結婚式を済ませたこと、そして結婚報告にドレス姿の写真が添えられていたことです。
一方、相手の氏名、職業、年齢、詳しい馴れ初めなどは、結婚発表や主要報道では明らかにされていません。
そのため、インターネット上で見かける特定の女性の名前や職業、学歴などを、本人が公表した確定情報として扱うことはできません。
入籍日と結婚発表日は同じ?
ここも混同しやすいポイントです。
2019年11月2日は、森田さんが結婚を報告した日です。本人の発表では入籍と結婚式が済んだことが伝えられていますが、実際の入籍日や挙式日が11月2日だったと確定できる情報はありません。
したがって、正確には「2019年11月2日に結婚を公表した」と整理するのが適切です。
【2026年現在】所属事務所キューブと最新の出演活動
森田甘路さんは2023年にナイロン100℃を退団しましたが、2026年現在も俳優として活動しています。所属事務所は引き続きキューブです。
キューブの公式プロフィールには、テレビドラマ、映画、舞台など幅広い出演情報が掲載されています。
2026年のドラマ・配信作品
2026年には、NHK連続テレビ小説『風、薫る』で渡辺行成役を担当。加えて、Disney+の作品『THE ONE SHOT』内の『泥まみれの棋士』や、FODSHORTの『ホワイト・デイズ』などにも出演しています。
テレビ東京のドラマ『リーガルビート』第2話にも源田肇役で出演しており、テレビ放送と配信作品の双方で活動を続けています。
2026年11月には舞台『ノッキンオン・ロックドドア THE STAGE』大阪公演
2026年の舞台活動で注目されるのが、『ノッキンオン・ロックドドア THE STAGE』です。
上田竜也さん、川島如恵留さん、川島海荷さんらと共演し、森田さんは小坪清太郎役を担当します。
東京公演は2026年10月6日から25日までEXシアター有明で上演され、大阪公演は11月7日から10日までオリックス劇場で予定されています。
2026年11月5日時点では大阪公演を控えており、舞台俳優としての活動も継続中です。
【プロの結論】森田甘路の魅力は個性的な役柄を成立させる演技の幅
森田甘路さんのキャリアを振り返ると、単に体格や外見で印象を残す俳優ではないことが分かります。
2010年の『モテキ』では主人公の過去の姿を演じ、2016年の『でぶせん』では原作者から直接指名されて主人公に抜てきされました。さらに『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』や『突然ですが、明日結婚します』では、作品の世界観を支える人物として出演しています。
特に『でぶせん』のキャスティングは、俳優としての個性を考えるうえで重要です。原作者が森田さんの風貌だけでなく、独特の空気感や演技力に注目していたという報道は、役柄と俳優の個性が結びついた好例です。
また、2008年から2023年まで続いたナイロン100℃での活動は、映像作品とは異なる舞台経験を積み重ねた期間でもあります。即興コントや学生劇団から始まり、劇団の舞台で経験を積み、テレビや映画へと活動の場を広げた経歴には一貫性があります。
森田甘路さんを知るうえで注目したいのは、次の3点です。
- 名前の変遷:森田完から森田甘路への変更は、劇団員への昇格と結びついている。
- キャリアの転換点:『でぶせん』の主演抜てきは、原作者からの評価を受けた大きな節目だった。
- 現在の活動:2023年の劇団退団後も、キューブ所属でドラマ・映画・舞台への出演を続けている。
人物情報を調べる際は、芸名と本名、出身地、結婚発表日と実際の入籍日を分けて確認することが大切です。特に森田さんの場合、旧芸名での出演記録が残っているため、森田完と森田甘路を別人と誤解しないことがポイントになります。
森田甘路に関するよくある質問(FAQ)
Q1:森田甘路の本名と旧芸名は何ですか?
A1:本名は森田完(もりた・ゆたか)です。旧名義の森田完で活動していた時期があり、2010年のドラマ『モテキ』にも森田完名義で出演しています。
Q2:森田甘路は愛媛県新居浜市出身ですか?
A2:一部の人物紹介には愛媛県新居浜市生まれという記載がありますが、所属事務所キューブの公式プロフィールと本人のインタビュー記事では東京都出身とされています。公式情報を基準にすると東京都出身という整理になります。
Q3:森田甘路の結婚相手は誰ですか?
A3:2019年11月2日に、以前から交際していた女性との入籍と結婚式を自身のTwitterで報告しています。ただし、相手の氏名や職業などの詳しいプロフィールは公表されていません。
Q4:森田甘路が主演した『でぶせん』の役名は何ですか?
A4:福島満/福島満子役です。原作者の安童夕馬さんから指名を受け、2016年のHuluオリジナルドラマで連続ドラマ初主演を務めました。
Q5:森田甘路は現在も劇団ナイロン100℃に所属していますか?
A5:2023年に退団しています。現在は所属事務所キューブの俳優として、ドラマ、映画、舞台などで活動を続けています。
まとめ:森田甘路の経歴と現在、押さえておきたい事実
森田甘路さんは、1986年6月12日生まれの俳優です。本名は森田完(もりた・ゆたか)で、現在の芸名は劇団ナイロン100℃の主宰者ケラリーノ・サンドロヴィッチさんが命名しました。
2008年に劇団の新人オーディションに合格し、2010年に劇団員へ昇格。ドラマ『モテキ』では本名名義で出演し、2016年には『でぶせん』で原作者の指名を受けて初主演を果たしました。
私生活では2019年11月2日に結婚を公表しています。結婚相手の詳しいプロフィールは明らかにされていませんが、以前から交際していた女性と入籍し、結婚式を挙げたことを本人が報告しています。
2026年現在は劇団を離れた後も、キューブ所属の俳優として活動中です。映像作品だけでなく舞台出演も続いており、今後も幅広い役柄での活躍が期待されます。
本名や旧芸名、劇団時代の経歴、代表作、結婚に関する公表情報を整理すると、森田甘路さんが舞台経験を土台に映像作品でも存在感を築いてきた俳優であることが見えてきます。
主な事実確認資料: 所属事務所キューブの公式プロフィール、マイナビニュースの本人インタビュー、テレビ東京の『モテキ』公式サイト、オリコンニュースの『でぶせん』主演発表、スポーツニッポンの2019年結婚報道、フジテレビの番組資料、2026年舞台公式サイト。