まず押さえておきたいのは、2026年11月5日時点で、全国大会の出場枠51校のうち16校が代表に決まっていることです。11月3日の4地区の決勝が終了し、長野・富山・三重・沖縄の代表も確定しました。
残る35枠は、11月7日から21日にかけて行われる各地区の決勝で決定します。北海道や東北では早い段階で代表が決まった一方、関東・東海・近畿などでは強豪校同士の直接対決が続いています。
11月5日時点で決定している花園出場校
現時点の代表校を地域別に整理すると、次のとおりです。
- 北北海道:遠軽
- 南北海道:札幌山の手
- 青森:青森山田
- 岩手:黒沢尻北
- 宮城:仙台育英
- 秋田:秋田工
- 山形:山形中央
- 新潟:開志国際
- 石川:日本航空石川
- 福井:若狭東・若狭(合同チーム)
- 島根:石見智翠館
- 佐賀:佐賀工
- 長野:飯田
- 富山:富山第一
- 三重:朝明
- 沖縄:名護
福井と島根は通常の決勝戦を実施せず、代表校が決まっています。特に福井は若狭東・若狭の合同チームが初出場を決めました。島根は石見智翠館が代表となっています。
また、宮城の仙台育英は31大会連続、石川の日本航空石川は22大会連続での出場。秋田工も長い全国大会出場の歴史を持つ学校です。常連校の実績と、初出場・久しぶりの出場を目指すチームの挑戦が同時に進んでいます。
代表校と地区別の決勝結果は、ラグビー専門メディア「ラグビーリパブリック」の第106回大会予選情報、MBSのHANAZONO LIVEに掲載されています。
【注目4試合を分析】飯田・松本国際、富山第一、朝明、名護の決勝結果

11月3日の花園予選では、4地区で代表決定戦が行われました。今回の注目要点は、2点差の接戦から大量得点の試合まで、異なる展開の決勝が並んだことです。
長野県:飯田が松本国際を28-26で下す
長野県予選決勝は、飯田が松本国際を28-26で破りました。勝敗を分けたのはわずか2点。今回の4地区の決勝の中でも、特に接戦となったカードです。
飯田はこの勝利で3大会連続13回目の花園出場を決定。県内のライバルである松本国際との決勝を制し、全国大会への挑戦権を手にしました。
飯田高校・松本国際の試合結果を探している人にとって、最も重要なのは、松本国際が敗退し、飯田が長野県代表として確定した点です。松本国際の全国大会出場は今回見送られました。
富山県:富山第一が68-0で完勝
富山県決勝では、富山第一が富山工業を68-0で破りました。相手に得点を許さない完封勝利で、富山第一は8大会連続18回目の全国大会出場を決めています。
富山第一高校ラグビー部にとって、連続出場を継続できたことは大きな成果です。県予選の最終戦で68得点を記録した結果は、全国大会を見据えるうえでも注目されます。
ただし、県予選での得点差がそのまま全国大会での実力差を意味するわけではありません。花園では各地区の代表校と対戦するため、相手の守備力や試合運びに応じた対応が大切です。
三重県:朝明が四日市工業に52-5で勝利
三重県では朝明が四日市工業に52-5で勝利しました。朝明は2大会ぶり16回目の花園出場を決めています。
準決勝でも朝明は木本・熊野青藍の合同チームを100-0で破っており、準決勝と決勝の2試合で高い得点力を示しました。
朝明高校ラグビー部は、県予選での連勝を全国大会につなげられるかが次の焦点です。久しぶりの花園で、県内予選とは異なるレベルの相手にどう対応するかが見どころになります。
沖縄県:名護が読谷を17-7で破る
沖縄県決勝は名護が読谷を17-7で下しました。名護は2大会ぶり23回目の全国大会出場を決定しています。
沖縄県代表は前回大会ではコザでしたが、今回は名護に交代しました。県内の代表争いを制した名護が、冬の花園でどのような戦いを見せるのか注目されます。
以上4試合の結果は、ラグビーリパブリックの大会結果情報でも確認できます。
【代表校を一覧比較】全国高校ラグビー2026の出場校と予選結果
ここでは、11月5日までに確定した16校について、地区・代表校・決勝結果を対応させて整理します。どの学校がどの地区から花園に進むのかを確認するための一覧です。
出典:ラグビーリパブリックの第106回大会地区予選結果。スコアは決勝結果。福井・島根は通常の決勝戦を実施していません。
この一覧から見える特徴は、地区ごとに代表決定までの過程が異なることです。北海道や東北のように早期に決勝を終えた地区がある一方、東京や大阪のように複数の代表枠を設けている地域もあります。
特に大阪は第1・第2・第3地区の3枠、東京は第1・第2地区の2枠です。単純に各都道府県から1校ずつ選ばれる制度ではなく、地域ごとの出場枠に応じた予選方式になっています。
全国大会は51校で争われます。現在決定済みの16校に対し、残り35校は今後の決勝で確定します。
【今後の注目試合】11月7日・8日・15日・21日の決勝日程
11月5日以降、花園予選は一気に終盤へ向かいます。特に11月8日と15日は決勝が集中するため、全国の代表校が大きく入れ替わるタイミングです。
11月7日(土):3地区で代表決定戦
- 栃木:國學院大栃木-佐野日大(13:10)
- 群馬:明和県央-東京農業大第二(11:00)
- 兵庫:関西学院-報徳学園(13:00)
関東と近畿の実力校が登場する日程です。特に兵庫の関西学院と報徳学園の対戦は、強豪校同士の代表争いとして注目されます。
11月8日(日):12地区で決勝
11月8日は、東京の2地区を含む12枠が決まる重要な日です。
- 茨城:茗溪学園-清真学園(13:00)
- 東京第1:目黒学院-東京(11:30)
- 東京第2:早稲田実-國學院久我山(13:20)
- 山梨:決勝(13:00)
- 静岡:静岡聖光学院-東海大学付属静岡翔洋(15:00)
- 岐阜:関商工-岐阜聖徳(15:10)
- 京都:京都工学院-京都成章(14:10)
- 鳥取:決勝(14:00)
- 香川:坂出第一-高松北(13:00)
- 高知:土佐塾-高知中央(13:00)
- 大分:大分東明-大分舞鶴
- 鹿児島:決勝(14:55)
東京第1地区では目黒学院と東京、第2地区では早稲田実業と國學院久我山が対戦します。東京の2代表枠がどの学校になるのか、全国大会を占ううえでも見逃せないカードです。
高知県では、11月1日の1回戦で高知中央が高知工業に124-0で勝利しました。11月8日の決勝では、シード校の土佐塾と対戦します。
この高知決勝と東京2試合は、MBSのHANAZONO LIVEで無料ライブ配信が案内されています。
11月14日(土):和歌山・愛媛
- 和歌山:13:10
- 愛媛:14:00
両県とも代表決定戦が予定されています。決勝カードの詳細や会場については、各県協会の大会情報を確認する必要があります。
11月15日(日):14枠が決まる大一番
11月15日は、決勝が最も多く予定されている日です。
- 千葉:流経大柏-東海大浦安(12:00)
- 神奈川:13:00
- 滋賀:12:05
- 大阪第1地区:11:00
- 大阪第2地区:12:30
- 大阪第3地区:14:00
- 奈良:14:00
- 岡山:13:00
- 広島:13:00
- 山口:13:30
- 福岡:12:00
- 長崎:13:35
- 熊本:13:00
- 宮崎:13:35
千葉では流経大柏と東海大浦安の決勝カードが確定しています。流経大柏は全国大会での実績も知られる強豪校であり、千葉県代表の座を懸けた対戦に注目が集まります。
千葉県予選は32校25チームが参加し、準決勝を終えて決勝進出校が決まりました。決勝は柏の葉公園総合競技場で行われる予定です。
11月21日(土):最後の4代表が決定
- 福島:12:35
- 埼玉:12:35
- 愛知:14:00
- 徳島:14:05
11月21日の4地区の決勝が終わると、全国大会の出場51校がすべてそろいます。
埼玉県は11月11日に準決勝を予定しており、川越東、本庄第一、昌平、熊谷が準決勝進出を決めています。決勝は11月21日12時35分、熊谷スポーツ文化公園ラグビー場Aグラウンドで行われる予定です。
【組み合わせ・トーナメント表】全国大会の抽選と花園の日程
高校ラグビーの組み合わせを確認するときに注意したいのが、都道府県予選のトーナメント表と全国大会の組み合わせは別物だという点です。
各県ではすでに予選トーナメントが進行していますが、第106回全国大会の本戦組み合わせは、代表校51校が確定してから抽選で決まります。
全国大会の組み合わせ抽選会は12月5日
ラグビーリパブリックが掲載した第106回大会の日程では、組み合わせ抽選会は2026年12月5日(土)とされています。したがって、11月5日時点では全国大会の対戦カードや各校の初戦の相手はまだ決まっていません。
全国大会の試合日程は次のとおりです。
12月27日(日)・28日(月)
1回戦
12月30日(水)
2回戦
2027年1月1日(金・祝)
3回戦
2027年1月3日(日)
準々決勝
2027年1月5日(火)
準決勝
2027年1月7日(木)
決勝
会場は大阪府東大阪市の花園ラグビー場です。2026年末に開幕し、2027年1月に優勝校が決まる日程となっています。
全国大会の組み合わせ表が公開された後は、各校の初戦、シード位置、勝ち上がりによる準々決勝以降の対戦可能性が明確になります。
地区予選のトーナメント表で確認すべき3つのポイント
予選の組み合わせを見る場合は、単に学校名を追うだけではなく、次の3点を確認すると状況が把握しやすくなります。
1. シード校がどの回戦から登場するか
地区によってはシード校が1回戦を免除され、途中の回戦から登場します。高知県の土佐塾も決勝から出場するシード校です。
2. 合同チームの参加状況
部員数などの事情から、複数校による合同チームが参加する地区もあります。勝ち上がりだけでなく、どの学校が合同チームとして登録されているかも確認しましょう。
3. 地区ごとの代表枠
大阪は3校、東京は2校が全国大会に進みます。優勝校だけが代表になる地区と、複数校が出場する地区ではトーナメントの見方が異なります。
【プロの結論】高校ラグビー2026年の結果を見るときの判断基準
高校ラグビーの結果を正確に把握するには、試合の勝敗、代表決定、全国大会の組み合わせという3段階を分けて考えることが大切です。
特に2026年11月5日は、地区予選の途中段階です。決勝進出を決めた学校と、花園出場を確定させた学校を同じ扱いにしないことが、速報を読み違えないポイントになります。
勝利と代表決定は必ずしも同じタイミングではない
東京や大阪のように複数の出場枠がある地区では、1試合に勝っただけでは代表校として確定しない場合があります。トーナメントのどの段階にあるのかを確認する必要があります。
一方、福井や島根のように通常の決勝戦を実施せず代表が決まるケースもあります。すべての県で同じ形式の決勝が行われるわけではありません。
得点差だけで全国大会の優勝候補を決めない
今回の予選結果では、富山第一の68-0、朝明の52-5という大差の勝利が目立ちました。一方、飯田と松本国際のように2点差で決着する試合もあります。
ただし、予選の得点差は各県内での試合結果です。全国大会では異なる地域の強豪校が集まるため、予選の得点だけで優勝候補を決めるのは早計です。
全国大会を予想するときは、予選の勝敗に加え、対戦相手のレベル、連続出場の実績、試合ごとの失点、トーナメントの組み合わせを合わせて見ることが重要です。
速報を追うなら公式大会情報と専門メディアを使い分ける
試合結果の確認には、MBSのHANAZONO LIVE、各都道府県ラグビーフットボール協会、ラグビーリパブリックの情報が役立ちます。
速報性を重視する場合は、試合終了後のスコアを確認し、代表校の確定を確認する場合は大会主催者や県協会の発表を照合する方法が適しています。
【よくある質問】高校ラグビーの結果に関するFAQ
Q1:2026年の第106回全国高校ラグビー大会で代表が決まった学校は何校ですか?
A1:2026年11月5日時点で16校です。北海道・東北、北信越、中国、九州の一部に加え、11月3日に飯田、富山第一、朝明、名護が代表に決まりました。残り35枠は今後の予選で決定します。
Q2:飯田高校と松本国際の試合結果は?
A2:11月3日の長野県予選決勝で飯田が28-26で勝利しました。飯田は3大会連続13回目の花園出場を決めています。
Q3:富山第一高校ラグビー部の決勝結果は?
A3:富山第一は富山工業に68-0で勝利しました。8大会連続18回目の全国大会出場です。
Q4:朝明高校ラグビー部は花園に出場しますか?
A4:出場します。11月3日の三重県予選決勝で四日市工業を52-5で破り、2大会ぶり16回目の出場を決めました。
Q5:名護高校の沖縄県予選の結果は?
A5:名護は11月3日の決勝で読谷に17-7で勝利しました。2大会ぶり23回目の全国大会出場です。
Q6:高校ラグビーの都道府県予選決勝はいつまで続きますか?
A6:2026年11月21日までです。最後に行われる福島、埼玉、愛知、徳島の決勝が終わると、全国大会の51代表校がそろいます。
Q7:第106回全国高校ラグビー大会の組み合わせ抽選はいつですか?
A7:2026年12月5日(土)に予定されています。11月5日時点では全国大会の対戦カードはまだ確定していません。
Q8:第106回全国高校ラグビー大会の決勝はいつですか?
A8:2027年1月7日(木)の予定です。会場は東大阪市の花園ラグビー場です。
まとめ:11月5日現在の高校ラグビー結果と今後の注目ポイント
2026年11月5日時点の第106回全国高校ラグビー大会は、51校の出場枠のうち16校が決定し、残る35枠を懸けた都道府県予選が続いています。
11月3日の注目結果は、飯田28-26松本国際、富山第一68-0富山工、朝明52-5四日市工、名護17-7読谷の4試合です。いずれも勝利校が花園出場を決めました。
今後は11月7日の栃木・群馬・兵庫、11月8日の東京・高知など12地区、11月15日の14地区、そして11月21日の最終4地区の決勝が大きな焦点です。
全国大会の抽選は12月5日、開幕は12月27日。決勝は2027年1月7日に予定されています。
高校ラグビーの結果を追う際は、単なる試合スコアだけでなく、代表校の確定状況、地区別の出場枠、全国大会の組み合わせをセットで確認が必要です。11月後半にかけて代表校が一気に出そろうため、今後の決勝結果が花園2026の勢力図を形作っていきます。
参考情報: MBS「HANAZONO LIVE」第106回大会、ラグビーリパブリック「第106回全国高校大会・予選決勝スケジュール」、各都道府県予選の大会情報。