日本人で珍しい血液型といえば、Rhマイナス(Rh陰性)を思い浮かべる人が多いのではないだろうか。実際、日本人のRh陰性の割合は約0.5%で、約200人に1人しかいない。さらにAB型とRhマイナスが重なるAB型Rhマイナスは約0.05%、およそ2,000人に1人という少なさだ。
しかし、輸血医療で使われる「まれな血液型」という言葉には、もう一段深い意味がある。日本赤十字社が示す基準では、出現頻度がおおむね1%以下で、輸血時に適合する血液の確保が難しくなる血液型が対象となる。ボンベイ型(Oh型)、パラボンベイ型、D--型、Jr(a-)型、Di(b-)型、Fy(a-)型などが代表例だ。意外にも、Rh陰性は出現頻度が低いにもかかわらず、日本赤十字社の管理上の「まれな血液型」には含まれていない。
【2026年最新】血液型で珍しいのはどのタイプ?Rh陰性と希少血液の違い

珍しい血液型を考える際、最初に理解したいのが「一般的な血液型の中で珍しいタイプ」と「輸血医療で特別な管理が必要な希少血液型」は同じではないという点だ。
日本人のRh陰性は約0.5%
日本赤十字社の患者向け輸血情報によると、日本人のRh陰性の割合は約0.5%。人数に換算すると約200人に1人となる。
Rh式血液型は、赤血球の表面に存在するD抗原の有無によって、一般的にRh陽性とRh陰性に分類される。D抗原を持っていればRhプラス、持っていなければRhマイナスだ。
日本人ではRh陽性が約99.5%を占めるため、Rh陰性の人は少数派である。欧米の一部の集団ではRh陰性が約15%に達することもあり、日本人との間には大きな頻度差がある。
AB型Rhマイナスは約2,000人に1人
ABO式血液型とRh式血液型を組み合わせると、さらに珍しい組み合わせが生まれる。
日本人のAB型は約10%、Rh陰性は約0.5%。日本赤十字社の血液センターが公表する組み合わせ別の割合では、AB型Rhマイナスは約0.05%となっている。
つまり、AB型Rhマイナスは約2,000人に1人という計算だ。一般的なABO・Rhの組み合わせでは、特に少ないタイプの一つである。
Rh陰性なのに「まれな血液型」に入らない理由
ここが血液型の珍しさを理解するうえで、最も誤解されやすいポイントだ。
日本赤十字社の茨城県赤十字血液センターによると、Rh陰性は約200人に1人と頻度が低いものの、献血された血液についてRh式血液型の検査を実施しているため、必要な血液を確保できない事態が比較的少ない。このため、管理上の「まれな血液型」には分類されていない。
一方、希少血液型では、特定の抗原が欠けていたり、通常の血液と異なる抗原構成を持っていたりするため、適合する献血者を見つけること自体が難しくなる。
つまり、珍しさは単純な人口比率だけでは決まらない。輸血時に同じ条件の血液をどれだけ確保できるかが、医療上の大きな判断基準となっている。
【ABO式・Rh式を比較】そもそも血液型は何で決まる?
血液型の話題では、ABO式とRh式が混同されやすい。しかし、両者は異なる抗原を基準に分類する独立した血液型システムだ。
ABO式血液型はA抗原・B抗原の有無で決まる
ABO式血液型は、赤血球の表面にあるA抗原とB抗原の組み合わせによって分類される。
- A型:A抗原を持つ。
- B型:B抗原を持つ。
- AB型:A抗原とB抗原の両方を持つ。
- O型:A抗原とB抗原を持たない。
日本赤十字社が示す日本人のおおよその割合は、A型40%、O型30%、B型20%、AB型10%である。
Rh式血液型はD抗原の有無が基本
Rh式血液型は、複数の抗原から構成される複雑な血液型システムだ。一般的なRhプラス・マイナスの判定では、特に重要なD抗原の有無を確認する。
ここで注意したいのは、RhマイナスだからといってRhに関係するすべての抗原を持っていないわけではないということ。Rh陰性は、あくまで一般的な判定でD抗原が陰性であることを意味する。
また、日本赤十字社によると、赤血球の表面にはABO式やRh式を含め400種類を超える抗原が存在する。日常的な血液型検査で調べる情報だけでは、すべての血液型の特徴を把握できない。
血液型の組み合わせは8種類が基本
ABO式4種類とRh式2種類を組み合わせると、一般的には次の8種類に分類される。
- A型Rhプラス・A型Rhマイナス
- B型Rhプラス・B型Rhマイナス
- O型Rhプラス・O型Rhマイナス
- AB型Rhプラス・AB型Rhマイナス
ただし、これは日常的な血液型表示の基本形にすぎない。輸血医療では、さらに細かい赤血球抗原の違いまで考慮する必要がある。
【珍しい血液型ランキング】日本で知られる希少血液型6種類を比較
日本赤十字社の血液センターが公表している情報をもとに、代表的な希少血液型を比較する。
なお、すべての血液型について全国共通の最新出現率が公表されているわけではない。以下は公表されている頻度や分類を整理したもので、厳密な全国人口ランキングではない。
希少血液型の代表例と出現頻度
| 血液型 | 出現頻度の目安 | 主な特徴 | 輸血上の注意点 |
|---|---|---|---|
| ボンベイ型(Oh型) | 極めてまれ | H抗原を持たない | 通常のO型血液も適合しない |
| パラボンベイ型 | 極めてまれ | H抗原の発現が非常に弱い、または欠如する | 抗H抗体などを考慮した適合検査が必要 |
| D--型 | 極めてまれ | D抗原を持つ一方、C・c・E・e抗原を持たない | 特殊なRh抗体への対応が必要になる場合がある |
| Jr(a-)型 | 約3,000人に1人 | Jr(a)抗原を持たない | 抗Jr(a)抗体が問題になる場合がある |
| Di(b-)型 | 約500人に1人 | Diego血液型のDi(b)抗原を持たない | 抗Di(b)抗体への対応が必要になる場合がある |
| Fy(a-)型 | 約100人に1人 | Duffy血液型のFy(a)抗原を持たない | 抗Fy(a)抗体が輸血反応の原因になる場合がある |
出現頻度の数値は、日本赤十字社の兵庫県赤十字血液センターなどが公開する参考値である。特にJr(a-)型は、日本赤十字社の資料に約3,000人に1人とある一方、日本人献血者を対象にした研究では約0.05%という報告もある。調査対象や検査方法によって数値が異なる点には注意したい。
第1の注目型:ボンベイ型(Oh型)
ボンベイ型は、世界的にも非常に珍しい血液型として知られている。
1952年、インドのボンベイ(現在のムンバイ)で発見されたことから、この名称が付けられた。
通常のABO式血液型では、H抗原という物質を土台にしてA抗原やB抗原が作られる。ところが、ボンベイ型の赤血球には、このH抗原が存在しない。
その結果、A型やB型の遺伝的な特徴を持っていたとしても、赤血球上に通常のA抗原やB抗原を発現できない。一般的な検査ではO型に似た反応を示すことがある。
しかし、血清中には抗H抗体が存在するため、通常のO型血液を輸血すると重篤な溶血反応を起こす危険がある。
一般的なO型はA抗原とB抗原がないだけで、H抗原は持っている。ここがボンベイ型との決定的な違いだ。
第2の注目型:パラボンベイ型
パラボンベイ型は、ボンベイ型と同じくH抗原に関係する珍しい血液型だが、抗原の発現状態が異なる。
赤血球表面のH抗原が極めて弱く発現する、あるいはほとんど検出されない一方、唾液などの分泌液にはH物質やABO抗原に関連する物質が存在する場合がある。
そのため、ボンベイ型とは検査結果や抗体の性質が異なることがある。輸血時には抗H抗体や抗IH抗体の反応性などを専門的に確認し、患者の状態に合わせて適合血を選択する。
第3の注目型:D--(ディーダッシュダッシュ)型
D--型はRh血液型に属する極めて珍しいタイプだ。
一般的なRhマイナスはD抗原が存在しない状態を指すが、D--型は反対にD抗原を持っている。それにもかかわらず、RhCE系に属するC・c・E・eの4種類の抗原を持たないという特徴がある。
この違いは輸血において非常に重要だ。妊娠や輸血によって通常のRh抗原にさらされた場合、抗Rh17(Hr0)抗体などが作られる可能性があり、適合する血液の確保が難しくなる。
なお、D--型とRh-null型は同じではない。Rh-null型はRh系の抗原をすべて欠くタイプであり、D--型はD抗原を保持している点が異なる。
【希少血液型の特徴を深掘り】Jr(a-)・Di(b-)・Fy(a-)とは?
ボンベイ型やD--型ほど一般に知られていないものの、日本の輸血医療ではJr(a-)型、Di(b-)型、Fy(a-)型も重要な希少血液型として扱われている。
Jr(a-)型:日本人で確認される希少血液型
Jr(a-)型は、Jr(a)抗原を赤血球表面に持たない血液型だ。
この抗原はABCG2という遺伝子に関連している。日本人では欧米の集団と比較してJr(a-)型が確認される割合が高いことが知られている。
日本赤十字社の献血者を対象にした研究では、Jr(a-)型の出現割合は約0.05%と報告されている。
また、抗Jr(a)抗体を持つ患者では、Jr(a)抗原を持つ血液を輸血した際に溶血反応が起こる場合がある。実際に、日本人患者で抗Jr(a)抗体による急性溶血性輸血反応が報告されている。
Di(b-)型:日本人にとって輸血上の意味が大きい血液型
Di(b-)型はDiego(ディエゴ)血液型に属し、Di(b)抗原を持たないタイプである。
Diego血液型は世界中に存在するが、抗原の分布には地域差がある。Di(b)抗原は多くの集団で一般的に見られるため、Di(b-)型の人が抗Di(b)抗体を作ると、適合する献血者を探すことが難しくなる。
日本赤十字社の公開資料では、Di(b-)型の出現頻度は約500人に1人とされている。
抗Di(b)抗体は、場合によっては遅発性溶血性輸血反応の原因になる。緊急輸血で複数の血液製剤が必要になった場合など、抗体の存在を踏まえた慎重な血液選択が求められる。
Fy(a-)型:Duffy血液型の一つ
Fy(a-)型は、Duffy(ダフィー)血液型システムに属し、赤血球表面にFy(a)抗原を持たないタイプだ。
日本赤十字社の公開資料では、その頻度は約100人に1人とされている。
Fy(a)抗原に対する抗Fy(a)抗体は、輸血による溶血反応や胎児・新生児溶血性疾患に関係することがある。そのため、抗体を持つ患者にはFy(a)抗原陰性で、交差適合試験にも適合する血液を選ぶ必要がある。
このように、珍しい血液型の問題は、単に抗原を持っている人が少ないという話ではない。患者の体内に特定の抗原に反応する抗体が存在するかどうかによって、輸血に必要な条件が変わってくる。
【希少血液と輸血の仕組み】なぜ珍しい血液型は確保が難しい?
希少血液型の人が輸血を受ける場合、通常のABO式とRh式の一致だけでは安全性を判断できない。
輸血ではABO・Rh以外の抗原も確認する
日本赤十字社によると、輸血前にはABO式・Rh(D)式の血液型検査だけでなく、不規則抗体検査や交差適合試験などを実施する。
不規則抗体とは、ABO式血液型に対する通常の抗体とは異なり、輸血や妊娠などをきっかけに作られることがある抗体だ。
例えば、ある人がFy(a)抗原を持たない場合でも、輸血や妊娠を経験することで抗Fy(a)抗体を作る可能性がある。その人にFy(a)抗原を持つ血液を輸血すると、抗原と抗体が反応して赤血球が破壊される危険性がある。
そのため、患者の血液と輸血用血液を実際に反応させ、適合するかどうかを確認する交差適合試験が欠かせない。
珍しい血液型は出現頻度だけでなく抗体の有無が重要
例えば、ある血液型が1万人に1人しかいなくても、その人が輸血を必要とした際に特定の抗体を持っていなければ、輸血の選択肢が異なる場合がある。
反対に、比較的多くの人が持っている抗原に対する抗体が患者に存在すると、その抗原を持つ大多数の血液が輸血候補から外れる可能性もある。
したがって、希少血液型の管理では、血液型の頻度だけでなく、抗体の種類、反応する温度、抗体の強さ、患者の病状などを総合的に考慮する。
希少血液型の血液は冷凍保存される
通常の輸血用赤血球製剤は保存期間が限られている。しかし、希少血液型の血液は、必要なときに同じ型の献血者をすぐに見つけられるとは限らない。
そこで日本赤十字社では、希少血液型の赤血球を凍結保存する仕組みを設けている。
日本赤十字社の広報資料では、一部の希少血液についてマイナス80℃以下で凍結保存し、保存期間が10年に及ぶものもあると紹介されている。
この仕組みがあることで、希少血液型の患者が突然輸血を必要とした場合にも、過去に確保した適合血を活用できる可能性が高まる。
【日本赤十字社の献血登録制度】希少血液型と判明したらどうする?
希少血液型の人にとって、輸血に備えた献血者登録制度は重要な支援体制の一つだ。
希少血液型の献血者を事前に登録する理由
日本赤十字社では、希少血液型の血液が必要になった場合に備えて、該当する血液型の献血者に登録への協力を依頼している。
登録者が確保されていれば、患者の輸血が必要になった際、血液センターから該当する献血者に連絡し、献血の協力をお願いできる。
また、凍結保存している血液だけでは必要量を確保できない場合には、登録者への協力依頼や国際的な連携も活用される。
希少血液型の登録はどのように行われる?
基本的には、献血や医療機関での検査を通じて特殊な血液型が確認され、その情報をもとに血液センターから登録への協力を依頼される仕組みだ。
一般的な献血者が、自分で血液型を選択して希少血液型の登録を完了できるというものではない。血液型の専門的な検査と確認が必要になる。
登録に関する案内を受けた場合は、担当する血液センターに連絡方法や献血への協力条件、登録後の手続きについて確認するとよい。
Rhマイナスの人にも献血協力が求められる
Rh陰性は日本赤十字社の希少血液型の分類には含まれないが、献血の現場では継続的な協力が必要な血液型である。
大阪府赤十字血液センターが2023年10月31日に公開した情報では、2022年度に大阪府内の医療機関へ供給した赤血球製剤557,141単位のうち、Rh陰性製剤は4,327単位で、全体の約0.8%だった。
日本人のRh陰性人口比率が約0.5%であることを考えると、医療現場では人口比率以上の需要が生じていることが分かる。同センターは、その不足分を補うため、献血者に電話やメールなどで協力を依頼し、年に複数回の献血をお願いすることもあると説明している。
つまり、Rh陰性は正式な希少血液型の分類からは外れていても、輸血医療を支える献血者の存在が欠かせない血液型なのだ。
【プロの結論】珍しい血液型について知っておきたい5つの事実
ここまでの情報から、珍しい血液型について特に理解しておきたいポイントを整理する。
1. 珍しい血液型だからといって病気になるわけではない
ボンベイ型やパラボンベイ型などの特殊な血液型であっても、血液型そのものが直ちに健康上の問題を引き起こすわけではない。主な問題は、輸血が必要になった際に適合する血液を確保しなければならないことだ。
2. AB型Rhマイナスとボンベイ型は別の意味で珍しい
AB型Rhマイナスは一般的なABO式とRh式の組み合わせとして珍しい。一方、ボンベイ型はH抗原そのものが欠けているという特殊な特徴を持つ。両者を同じ基準で単純比較することはできない。
3. Rhマイナスは正式な希少血液型に含まれない
日本赤十字社では、Rh陰性は献血者の血液型を確認して供給体制を整えていることから、管理上の希少血液型には分類していない。ただし、需要が多い地域では献血協力が必要になる。
4. 希少血液型の人は医療機関への情報共有が大切
特殊な血液型や不規則抗体について医療機関から説明を受けた場合は、輸血や手術、妊娠・出産の際に医療スタッフへ伝えることが大切だ。過去の輸血歴や抗体検査の結果も重要な情報となる。
5. 献血は希少血液型の患者を支える重要な仕組み
希少血液型は、必要になってから献血者を探すだけでは間に合わない場合がある。事前登録、凍結保存、国内外の協力体制を組み合わせることで、患者に必要な血液を届ける仕組みが支えられている。
【血液型の珍しさ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:日本人で最も珍しい血液型は何ですか?
A1:一般的なABO式とRh式の組み合わせでは、AB型Rhマイナスが約0.05%、約2,000人に1人とされています。一方、輸血医療で扱う希少血液型にはボンベイ型やD--型など、さらに特殊なタイプがあります。全国共通の出現率が確認できない型もあるため、単純な順位付けはできません。
Q2:日本人のRhマイナスは何人に1人ですか?
A2:日本人のRh陰性は約0.5%で、約200人に1人です。AB型Rhマイナスに限ると約2,000人に1人になります。
Q3:ボンベイ型はO型の血液を輸血できますか?
A3:通常のO型血液は基本的に適合しません。ボンベイ型はH抗原を持たず、抗H抗体を持つため、通常のO型赤血球にも反応する可能性があります。専門的な検査によって適合性を確認した血液が必要です。
Q4:Rhマイナスは希少血液型ではないのですか?
A4:日本赤十字社の管理上の分類では、Rh陰性は希少血液型に含まれていません。頻度は低いものの、献血された血液を検査して供給体制を整えているためです。ただし、Rh陰性の血液も継続的な献血協力が必要です。
Q5:珍しい血液型だと健康に影響しますか?
A5:血液型が珍しいという理由だけで病気になるわけではありません。注意が必要なのは輸血時で、特定の抗原に対する抗体を持っている場合には、適合する血液の選択が必要になります。
Q6:希少血液型の人は献血登録できますか?
A6:日本赤十字社では、希少血液型が確認された献血者に対して登録への協力を依頼しています。対象となる血液型や登録方法については、担当する血液センターに確認することができます。
まとめ:珍しい血液型は頻度だけでなく輸血の適合性が重要
2026年現在、日本人のRh陰性の割合は約0.5%、AB型Rhマイナスは約0.05%とされている。しかし、輸血医療における希少血液型は、単に人口比率が低い血液型を指すものではない。
ボンベイ型(Oh型)やパラボンベイ型、D--型、Jr(a-)型、Di(b-)型、Fy(a-)型などは、特定の赤血球抗原の欠如や特殊な発現状態によって、適合する血液の確保が難しくなることがある。
日本赤十字社は、希少血液型の献血者登録制度やマイナス80℃以下での凍結保存、必要に応じた国際協力を通じて、こうした患者への輸血体制を支えている。
血液型の珍しさを正しく理解するための判断基準は、出現頻度だけではない。どの抗原を持っているか、どのような抗体が作られる可能性があるか、必要な血液を確保できるかという3つの視点が欠かせない。
自分の血液型について特殊な説明を受けたことがある人は、検査結果や不規則抗体の情報を保管し、輸血や手術の際に医療スタッフへ伝えられるようにしておきたい。そして、献血への協力は、同じように珍しい血液型を持つ誰かの命を守ることにもつながっている。
主な根拠資料: 日本赤十字社「特別な血液」「赤血球の血液型」「どうやって輸血するの?」、兵庫県赤十字血液センターの血液型資料、日本輸血・細胞治療学会の解説、および希少血液型に関する医学研究。