「SUNNY Thirty Two Club」のスタートは2019年。木村さんにとって、競技生活を終えた後の新しい挑戦のひとつでした。
2019年10月1日、大阪・北堀江でスタート
日刊スポーツの2023年12月21日付報道によると、木村さんと日高さんは2019年10月、大阪市西区に「32(サニー)」をオープンしました。
店舗の正式名称として知られる「SUNNY Thirty Two Club」は、カフェだけでなくバーの機能も持つ複合的な飲食店でした。カフェタイムと夜の時間帯で異なる楽しみ方を提供していた点が特徴です。
場所は大阪市西区北堀江2-4-20。西大橋駅から徒歩圏内にあり、心斎橋や南堀江方面からもアクセスしやすいエリアでした。
2023年1月、年内での閉店を発表
2023年1月6日、木村さんは自身のInstagramで、2019年から続けてきたSUNNYを年内で終了すると発表しました。
当初の告知では、閉店まで約1年間の営業期間を残しており、カフェやアパレル関連の企画も予定していると説明していました。突然店を閉じるという発表ではなく、残された期間もファンや来店客と過ごす意思が示されていたのです。
THE ANSWERが2023年1月7日に報じた記事では、北海道や九州からも訪問を希望するファンの声が紹介されていました。全国的な知名度を持つ木村さんの店舗だったことが、遠方からの来店希望にもつながっていたようです。
2023年12月17日、最後の営業日
最終営業日は2023年12月17日でした。
店舗公式Instagramでは、最後の日を「sunny final」として報告。朝8時から並ぶ人もおり、来店客は1,000人を超えたとされています。
焼き菓子やアパレル、スープカレー、ハンバーガーなどをすべての来店客に提供できなかったほどの盛況ぶりだったと、閉店報告には記されていました。
木村さんも12月21日までにSNSを更新し、店内の設備がなくなっていく様子を公開。約4年間の営業に区切りをつけました。
【メニュー・店舗の特徴】焼き菓子からスープカレーまで楽しめたカフェ&バー
SUNNY Thirty Two Clubの魅力は、単に有名アスリートが経営していたという話題性だけではありません。飲食店としての個性もありました。
木村沙織さんの手作り焼き菓子が人気
来店客の口コミで印象的なのが、クッキーやスコーンなどの焼き菓子です。
食べログに掲載された2023年12月の口コミには、木村さんが作るクッキーやスコーンを気に入って何度も訪れたという感想があります。焼き菓子は人気があり、早い時間に売り切れることもあったと記されています。
こうした口コミからは、木村さん自身が店舗に関わり、商品づくりにも参加していたことが、店の個性として受け止められていた様子がうかがえます。
SUNNY Thirty Two Clubで知られたメニュー
閉店時の公式投稿や過去の店舗情報から、当時の提供内容を整理すると次のようになります。
| メニュー・商品 | 内容 |
|---|---|
| クッキー | 木村さんの手作り焼き菓子として口コミで言及 |
| スコーン | リピーターから評価された焼き菓子 |
| スープカレー | 最終営業日の提供メニュー |
| ハンバーガー | 最終営業日の提供メニュー |
| カフェラテ | 食べログの来店口コミに登場 |
| アパレル | 飲食以外の関連商品として展開 |
特に注目したいのは、カフェでありながら食事やアルコールを楽しめるバーとしての側面も持っていたことです。
食べログの過去の店舗情報では、カフェ・バーの2ジャンルで登録され、営業時間は14時から24時までと掲載されていました。カフェタイムだけでなく、夜の利用も想定した営業スタイルだったことが分かります。
なお、ここで紹介したのは営業当時の情報です。2026年現在の販売メニューや価格表ではなく、再開後に同じ商品が販売されることを意味するものでもありません。
口コミ・評判はどうだった?
食べログには、同店の口コミが8件掲載されており、店舗ページの評価は3.00です。
口コミには、焼き菓子を繰り返し購入していたという好意的な感想や、夜カフェとしてゆっくり過ごせたという感想があります。一方、店舗の接客については、当時の一部ネット記事で否定的な口コミも取り上げられました。
ただし、食べログの8件という投稿数は、利用者全体の評価を代表するほど大きなサンプルではありません。口コミの点数だけで店舗の実力や閉店理由を判断するのは適切ではないでしょう。
実際に、焼き菓子を評価するリピーターがいたことと、接客について異なる感想を持つ利用者がいたことは、両立する情報です。飲食店の評判は、料理、価格、接客、混雑状況など複数の要素で形成されます。
【閉店理由を検証】口コミの悪評や経営不振が原因だったのか?
検索すると「木村沙織のカフェはなぜ閉店した?」「口コミが悪かったから?」「経営が苦しかったのでは?」といった疑問も見つかります。
しかし、閉店の理由については、木村さん本人と日高さんの説明が報道に残っています。
木村沙織さん本人が公表した理由は「大阪を離れるため」
2023年1月6日のInstagram投稿で、木村さんは閉店について「大阪を離れるため」と説明しました。
その後、2023年7月7日付のNEWSポストセブンの記事では、取材班が夫の日高裕次郎さんに閉店の理由を尋ねています。ライブドアニュースにも同記事の概要が掲載されました。
日高さんは、子育てのために引っ越すこと、大阪を離れることが閉店の理由だと説明しています。また、店舗については、続けようと思えば続けられるという趣旨の回答もしています。
「子育てで引っ越すので。奥さんも仕事があるので、大阪を離れるためにお店をたたむということです」
これはNEWSポストセブンの取材で日高さんが説明した内容です。少なくとも公に報じられた夫婦側の説明は、経営不振ではなく、生活拠点の変更と子育てを理由とするものでした。
口コミの悪評が閉店につながったという説は本当?
閉店をめぐっては、接客に対する否定的な口コミが一部メディアで取り上げられました。
ただし、口コミが閉店の直接的な原因だったと裏付ける公表資料はありません。日高さん自身も取材に対して口コミに関する質問に答えており、閉店の理由として説明したのは引っ越しと子育てでした。
したがって、「悪評が原因で閉店した」と断定するのは事実関係に合いません。
閉店の背景には家族の生活拠点の変更があった
木村さんは2016年12月31日に日高さんと結婚。2023年2月28日には第1子となる長男が誕生しています。
閉店発表の時点で木村さんは第1子を妊娠中でした。夫婦にとって、店舗経営と家族の生活をどう両立させるかが大きなテーマになっていた時期です。
2024年2月26日の日刊スポーツは、木村さん一家が大阪から関東地方へ拠点を移す予定であることを報じています。大阪を離れるという2023年の説明は、その後の動きとも一致しています。
【閉店後の活動】木村沙織さんは2026年現在何をしている?
カフェを閉めた後、木村さんは飲食店経営だけに活動を限定することなく、バレーボールに関係する仕事やメディア出演などを続けています。
バレーボールの経験を生かした解説・イベント出演
木村さんは2004年のアテネ五輪から2016年のリオ五輪まで、4大会連続でオリンピックに出場した元日本代表選手です。2012年ロンドン五輪では銅メダル獲得に貢献し、リオ五輪では日本代表の主将を務めました。
現役引退後は、競技経験を生かしたバレーボール解説やスポーツ関連イベントへの出演などに携わっています。
2025年9月には、大阪・関西万博で開催されたスポーツ庁主催イベント「Sports Future Lab ~スポーツがつくる未来~」にスペシャルゲストとして登場。スポーツを通じた経験や、引退後もバレーボールの仕事につながっていることを語りました。
2026年もバレーボール関連の活動を継続
2026年9月4日付の日刊スポーツは、木村さんが中国で開催されたアジア選手権の取材で現地を訪れ、北京の日本人学校でバレーボール教室を実施したと報じています。
現地では子どもたちと一緒にバレーボールを楽しみ、ジャンプサーブのデモンストレーションも披露したとのことです。
この活動は、元日本代表選手としての経験を、次世代に伝える仕事にもつなげていることを示しています。
つまり、2026年現在の木村さんは、閉店したカフェを再開したという情報よりも、バレーボールやスポーツに関係する活動が確認できる状況です。
日高裕次郎さんの飲食店経営は再開した?
日高さんは元バレーボール選手で、木村さんとともにSUNNY Thirty Two Clubの運営に携わっていました。
2023年7月のNEWSポストセブンの取材では、将来的にまた飲食店をやりたいという意向も語られていました。ただし、当時の説明は将来の希望であり、具体的な新店舗の開業日や場所を発表したものではありません。
2026年11月時点で、SUNNY Thirty Two Clubの後継店舗や、木村さん・日高さんによる新たな常設カフェの開業を裏付ける公式発表は確認できません。
そのため、過去の「また飲食店をやりたい」という発言を、すでに新店舗がオープンしたという情報に置き換えて受け取らないことが大切です。
【プロの結論】木村沙織カフェの閉店から分かること
SUNNY Thirty Two Clubの約4年間を振り返ると、注目すべきなのは、元トップアスリートが競技生活とは異なる分野に挑戦し、自分たちの店舗を持ったことです。
木村さんは日本代表として長年活躍した後、夫の日高さんと飲食店を経営。焼き菓子やカフェメニュー、アパレルなどを通じて、競技会場とは異なる場所でファンや地域の人々と接点を持ちました。
一方で、2023年には家族の生活拠点を変えるために店舗を閉じる決断をしています。飲食店を続けることだけが成功ではなく、家族の状況や仕事の優先順位に応じて事業に区切りをつけることも、経営判断のひとつです。
今回のケースから読み取れる要点は3つあります。
- 知名度と店舗経営は別のもの:有名人が経営することは集客面で強みになりますが、日々の営業や商品づくりには継続的な運営が必要です。
- 閉店理由は本人側の説明を優先する:口コミやネット上の推測よりも、本人や経営者が公表した理由と報道された取材内容を重視するべきです。
- 閉店後もキャリアは続く:カフェを閉めても、木村さんのバレーボールに関する活動やメディア出演は続いています。
かつての店舗を訪れたかった人にとっては残念なニュースですが、SUNNY Thirty Two Clubは、木村さんの引退後の人生における大切な挑戦のひとつだったといえます。
【よくある質問】木村沙織のカフェに関するFAQ
Q1:木村沙織さんのカフェは2026年現在も営業していますか?
A1:営業していません。SUNNY Thirty Two Clubは2023年12月17日に最終営業を終えています。食べログでも閉店扱いになっています。
Q2:木村沙織さんのカフェが閉店した理由は何ですか?
A2:木村さん本人は2023年1月に「大阪を離れるため」と説明しています。夫の日高裕次郎さんも、子育てに伴う引っ越しが理由だとNEWSポストセブンの取材で説明しました。口コミの悪評が直接の原因だったと確認できる情報はありません。
Q3:SUNNY Thirty Two Clubは再開する予定がありますか?
A3:2026年11月現在、店舗の再開や新店舗の具体的な開業について公式発表は確認できません。日高さんは過去の取材で、将来的にまた飲食店をやりたいという意向を示していましたが、実際の出店決定とは区別する必要があります。
Q4:木村沙織さんのカフェではどんなメニューが人気でしたか?
A4:クッキーやスコーンなどの焼き菓子が口コミで好評でした。また、閉店日の公式報告ではスープカレーやハンバーガーも提供メニューとして紹介されています。
Q5:木村沙織さんはカフェ閉店後、何をしていますか?
A5:バレーボールの解説やスポーツイベントへの出演などを続けています。2026年9月には中国でのアジア選手権取材や、北京の日本人学校でのバレーボール教室も報じられました。
まとめ:木村沙織カフェは閉店、2026年は新たな活動に注目
木村沙織さんと日高裕次郎さんが夫婦で経営した「SUNNY Thirty Two Club」は、2019年10月に大阪市西区北堀江で開店し、2023年12月17日に約4年間の営業を終えました。
閉店理由は、木村さん本人が公表した大阪からの転居と、日高さんが説明した子育てに伴う引っ越しです。ネット上で取り上げられた接客の口コミが閉店の原因だったとする確かな裏付けはありません。
2026年11月現在、店舗は閉店したままで、再開や新店舗についての具体的な発表も確認できません。一方、木村さんはバレーボール関連の解説やイベント、次世代への競技普及活動などを続けています。
「木村沙織カフェ」を探している人が押さえておきたいのは、大阪のSUNNY Thirty Two Clubはすでに営業を終了していること、そして閉店後も木村さんの活動は続いていることです。今後の飲食店再開については、本人や店舗関係者から正式な発表があった際に確認するのが確実です。