PassCode(パスコード)は、大阪発の4人組女性アイドルグループ。アイドルらしいキャッチーなメロディーに、ラウドロック、メタルコア、EDM、電子音、シャウトやスクリームを融合させた独自の音楽性で知られている。一般的なアイドルグループとは一線を画す激しいライブパフォーマンスから、ロックファンにも支持されてきた存在だ。
2013年の結成からメンバー交代を経て、2016年10月26日にメジャーデビュー。2021年には今田夢菜の勇退と有馬えみりの加入を経験し、現在は南菜生、高嶋楓、大上陽奈子、有馬えみりの4人体制で活動している。2026年はメジャーデビュー10周年の節目にあたり、10月28日には記念アルバム『RE:CODE』をリリース。全国ツアー「UNLIMITED X」も開催中だ。
【まず結論】PassCodeはどんなアイドルグループ?独自の音楽性と人気の理由
PassCodeは、2013年に大阪で結成された女性アイドルグループだ。読み方は「パスコード」。略称として「パスコ」と呼ばれることもある。
一般的なアイドルグループとの最大の違いは、音楽の方向性にある。ポップな歌メロやダンスを取り入れながら、激しいギターリフ、重低音、電子音、デスボイス、スクリームなどを組み合わせた楽曲を中心に展開している。
所属レーベルの紹介でも、PassCodeは女性ラウドロックボーカルユニットとして位置付けられている。アイドルフェスだけでなく、SUMMER SONICやROCK IN JAPAN FESTIVALといった大型ロックフェスにも出演してきた。
アイドルとロックの境界を越えるスタイル
PassCodeの楽曲を聴くと、最初に印象に残るのは、透明感のあるメロディーと突然飛び込んでくる激しいシャウトの対比だ。
シンセサイザーやゲーム音楽を思わせる電子音で始まったかと思えば、ヘヴィなギターサウンドとスクリームが重なり、サビでは一転して覚えやすいメロディーが展開する。曲の途中でテンポや雰囲気が大きく変わることも珍しくない。
こうした音楽性は、一般に「ピコリーモ」と呼ばれるスタイルと親和性が高い。ピコピコした電子音とラウドなバンドサウンド、スクリームを組み合わせることで、PassCodeならではの音楽を生み出している。
ただし、単純に激しい音楽を演奏するだけのグループではない。メンバーそれぞれの歌声や表現力を生かし、アイドルとしての親しみやすさとロックバンドの攻撃性を共存させている点が特徴だ。
ライブで評価を高めてきたグループ
PassCodeの魅力を理解するうえで欠かせないのがライブだ。
バンド演奏に負けない歌唱力、激しい振り付け、シャウトが交差するステージは、音源だけでは伝わりにくい迫力を持つ。2016年からバンドセットでのライブに取り組み、長年の経験を通じてステージ上の表現力を磨いてきた。
2026年のBillboard JAPANのインタビューでは、メンバーの南菜生と高嶋楓が、以前と比べて声量や身体的な強さが向上したこと、観客の楽しみ方が多様化したことでダンスや視覚的な演出にも意識を向けるようになったことを語っている。
つまり、PassCodeは「アイドルがロックを取り入れたグループ」という初期の説明だけでは捉えきれない。10年以上のライブ経験によって、独自のステージ表現を確立したグループなのだ。
【結成からメジャーデビューまで】PassCodeの歴史とメンバー変遷
PassCodeの活動開始は2013年。大阪を拠点にスタートし、初期には現在とは異なるメンバー構成と音楽性で活動していた。
結成当初のメンバーとして知られるのは、黒原優梨、桜井さき、香月恭子、神崎玲香の4人。その後、メンバーの加入・脱退を経験しながら、現在につながるグループの基礎が形成されていった。
2013年〜2015年:現在のスタイルにつながる転換期
2013年には南菜生が加入。2014年には高嶋楓と今田夢菜が加わり、同年3月から4人体制での活動が本格化した。
2015年8月には大上陽奈子が加入。南菜生、高嶋楓、今田夢菜、大上陽奈子という4人の編成が整い、PassCodeの音楽性も大きく変化していく。
南菜生は2016年の激ロックのインタビューで、2014年に高嶋と今田が加入したことでメンバー構成だけでなくサウンドも大きく変わったと振り返っている。2015年の大上加入によって4人の活動体制が固まったことも説明していた。
初期のアイドルポップ中心の方向性から、電子音とラウドロックを組み合わせるスタイルへと移行したことが、現在のPassCodeを理解する要点となる。
2016年10月:『MISS UNLIMITED』でメジャーデビュー
2016年10月26日、PassCodeはユニバーサルミュージックからメジャーデビューを果たした。
メジャー1stシングルは『MISS UNLIMITED』。グループの代表的な楽曲として現在まで語り継がれており、10周年を迎えた2026年にも新たなボーカルで再録されている。
メジャーデビュー後は、2017年の『ZENITH』、2019年の『CLARITY』、2020年の『STRIVE』などを発表。国内のライブ活動だけでなく、海外公演や大型音楽フェスへの出演にも活動範囲を広げていった。
2021年:今田夢菜の勇退と有馬えみりの加入
PassCodeの歴史における大きな転換点が2021年8月だ。
シャウトを担当していた今田夢菜は、体調不良による活動休止を経て、2021年8月3日付でグループを勇退することが発表された。公式発表では、本人の意思を尊重し、これまでの活動への功績と新たな門出に敬意を表する形で「勇退」という言葉が用いられた。
その後、8月22日に有馬えみりの加入が発表され、南菜生、高嶋楓、大上陽奈子、有馬えみりという現在の4人体制がスタートした。
この交代は単なるメンバーの入れ替えではなかった。有馬は以前からシャウトを経験しており、新体制のPassCodeに新たな音楽的な個性を持ち込んだ。
2021年11月の激ロックのインタビューでは、南菜生が有馬の加入後、パフォーマンス面でも新しいものを創造していく感覚があったと話している。今田の勇退を乗り越えながら、グループが活動を継続する決断をしたことは、その後の武道館公演にもつながっていった。
【現メンバー4人と歴代メンバー】南菜生・高嶋楓・大上陽奈子・有馬えみりを紹介
2026年11月現在、PassCodeの公式プロフィールに掲載されている現メンバーは4人。2021年8月に有馬えみりが加入して以来、この編成で活動を続けている。
現在のPassCodeメンバー4人
南菜生(みなみ・なお)
2013年に加入したメンバー。PassCodeの初期からグループの変化と成長を経験してきた中心的な存在だ。ライブ活動への意識が強く、文章を書くことも趣味として公式プロフィールに掲載されている。
2026年の10周年インタビューでも、バンドセットで活動してきた10年間を振り返り、グループの成長や今後の表現について語っている。
高嶋楓(たかしま・かえで)
2014年に加入。PassCodeの音楽性が現在の方向へ変化していく過程を支えてきたメンバーだ。
2026年のBillboard JAPANのインタビューでは、ライブに対する考え方の変化や、ダンスを含めた視覚的なパフォーマンスへの意識について話している。声の個性を生かしたオートチューンとの相性も、グループのサウンドを構成する特徴の一つだ。
大上陽奈子(おおがみ・ひなこ)
2015年8月に加入。現在の4人体制につながる時期に加わったメンバーで、メロディーを中心とした歌唱パートを担っている。
2026年のインタビューでは、スタンドマイクを使った演出や、振り付けを抑えた歌唱表現にも取り組むようになったと語っている。激しい楽曲だけでなく、バラードや歌を聴かせる場面でも存在感を発揮する。
有馬えみり(ありま・えみり)
2021年8月に加入したメンバー。以前はLADYBABYで活動しており、シャウトやスクリームの経験を持つ。
PassCode加入後は、新体制のサウンドを支える重要な存在となった。2026年の「Liberator」に関するインタビューでは、メタルの固定観念にとらわれず、メンバーそれぞれの異なるバックグラウンドを生かすことがグループの独自性につながると説明している。
PassCode歴代メンバー一覧
現在の4人に至るまでには、複数のメンバー交代があった。初期メンバーと、現在の体制に直接つながる歴代メンバーを整理すると次のとおりだ。
| メンバー | 活動時期・経緯 | 現在の位置付け |
|---|---|---|
| 神崎玲香 | 2013年の初期メンバー | 元メンバー |
| 桜井さき | 2013年の初期メンバー | 元メンバー |
| 香月恭子 | 2013年の初期メンバー | 元メンバー |
| 黒原優梨 | 2013年の初期メンバー。2015年にグループを離れる | 元メンバー |
| 南菜生 | 2013年加入 | 現メンバー |
| 高嶋楓 | 2014年加入 | 現メンバー |
| 今田夢菜 | 2014年加入。2021年8月3日勇退 | 元メンバー |
| 大上陽奈子 | 2015年8月加入 | 現メンバー |
| 有馬えみり | 2021年8月加入 | 現メンバー |
この変遷で注目したいのは、PassCodeがメンバー交代のたびに活動を終えるのではなく、その時々のメンバーの個性を取り込みながら音楽性を発展させてきたことだ。
特に2021年の今田夢菜から有馬えみりへの交代は、シャウトというグループの重要な表現要素を引き継ぎながら、新しいアプローチを生み出す転機となった。
2022年2月12日には初の日本武道館ワンマン公演を開催。現在の4人が新体制として活動を確立したことを示す大きな節目になった。
なお、歴代メンバーと現在のメンバーを混同しないためには、2021年8月3日の今田夢菜の勇退と、同月22日の有馬えみり加入という2つの日付を押さえておくと分かりやすい。
【ピコリーモ・ラウドロック】PassCodeの音楽性と初心者におすすめの代表曲
PassCodeの音楽を説明するときによく登場する言葉が「ピコリーモ」だ。
これは、ゲーム音楽のような電子音やシンセサイザーを取り入れたサウンドと、メタルコアやスクリーモなどの激しいロックを組み合わせた音楽的な特徴を表す言葉として使われる。
PassCodeの楽曲を構成する3つの要素
1. 電子音とシンセサイザー
楽曲の導入部分や展開に、デジタル感のある電子音を取り入れる。ポップで軽快な印象を作りながら、後半の重いバンドサウンドとのコントラストを生み出している。
2. ラウドロックとメタルコア
重厚なギター、激しいドラム、ブレイクダウンなどが楽曲の迫力を支える。ライブではバンド演奏とメンバーの身体的なパフォーマンスが一体となり、音源以上の熱量を感じられる。
3. メロディーとシャウトの共存
PassCodeの大きな特徴は、激しいシャウトだけでなく、覚えやすくキャッチーな歌メロを重視していることだ。
有馬えみりがシャウトを担う一方で、南菜生や高嶋楓も楽曲によってシャウトに参加する。大上陽奈子はメロディーを中心とした歌唱で楽曲の表情を広げる。役割を固定しすぎず、それぞれの声の個性を生かしている。
2026年の「Liberator」に関するBillboard JAPANのインタビューでも、有馬はメンバーごとの異なる音楽的背景がPassCodeの面白さにつながると説明している。
PassCodeの代表曲・おすすめの聴き方
初めてPassCodeを聴く人は、10周年記念アルバム『RE:CODE』に収録された楽曲を入口にすると、グループの歴史と現在の音楽性をまとめて理解できる。
『MISS UNLIMITED』
2016年のメジャーデビュー曲。PassCodeの代表曲として知られ、グループの原点を知るうえで欠かせない。2026年の『RE:CODE』では現在のメンバーによる再録版が収録された。
『Ray』
メロディーの美しさと激しいサウンドの組み合わせを味わえる楽曲。PassCodeの持つ歌の魅力を知りたい人におすすめだ。
『Taking you out』
重厚なサウンドとシャウトが印象的な楽曲。ラウドロックやメタルコアの要素を強く感じたい人に向いている。
『ONE STEP BEYOND』
グループのライブパフォーマンスを理解するうえで聴いておきたい楽曲。エネルギッシュな展開とメロディーの組み合わせが特徴だ。
『Liberator』
2026年3月4日発売のシングル。TVアニメ『「お前ごときが魔王に勝てると思うな」と勇者パーティを追放されたので、王都で気ままに暮らしたい』のオープニングテーマであり、現在のPassCodeの表現力を知ることができる。
これらの楽曲は、単に過去の人気曲を並べたものではない。10年間で歌唱力やライブパフォーマンスを磨いてきたメンバーが、どのように楽曲を表現しているかを聴き比べる楽しみもある。
【2026年最新情報】10周年アルバム『RE:CODE』の内容と注目ポイント
2026年のPassCodeを語るうえで最も大きなニュースが、メジャーデビュー10周年と記念アルバム『RE:CODE』の発売だ。
2016年10月26日にメジャーデビューしたPassCodeは、2026年10月26日に10周年を迎えた。そして、その記念作品として10月28日に『RE:CODE』をリリースした。
『RE:CODE』は過去の名曲を現在の4人で再構築した作品
『RE:CODE』は全17曲を収録したリレコーディングアルバムだ。
過去の代表曲を現在のメンバーによるボーカルで再録し、10年間の活動で培ってきた表現力を反映させている。単純なベストアルバムではなく、過去の楽曲を現在のPassCodeとして再構築することに意味がある。
収録内容は次のとおり。
- GENESIS
- MISS UNLIMITED [Re:]
- Ray [Re:]
- Taking you out [Re:]
- ATLAS [Re:]
- ONE STEP BEYOND [Re:]
- SPARK IGNITION [Re:]
- Tonight [Re:]
- TRACE [Re:]
- Scarlet night [Re:]
- Anything New [Re:]
- Same to you [Re:]
- horoscope [Re:]
- rise in revolt [Re:]
- Future’s near by [Re:]
- It’s you [Re:]
- Ray – from THE FIRST TAKE
特に注目したいのは、アルバムの冒頭を飾る新曲「GENESIS」だ。
過去の楽曲を振り返るだけではなく、10周年の先にある新しいPassCodeの出発点を示す作品として位置付けられている。2026年11月には同曲のミュージックビデオも公開された。
初回限定盤と通常盤の違い
『RE:CODE』は初回限定盤と通常盤の2形態で発売された。
- 初回限定盤:11,000円(税込)。アニバーサリー記念パッケージ仕様で、112ページの10周年記念ブックを付属。
- 通常盤:4,400円(税込)。CDを中心に楽しみたい人向けの仕様。
初回限定盤には10周年記念ブックが付属するため、音源だけでなくグループの歩みや記念作品としての資料性も重視するファンにとって魅力的な内容となっている。
2026年は『Liberator』やTHE FIRST TAKE出演でも話題に
10周年の活動は『RE:CODE』だけではない。
2026年3月4日にはシングル『Liberator』を発売。アニメ主題歌という新たな接点を通じて、従来のライブファン以外にもグループの音楽を届けている。
加えて、THE FIRST TAKEへの出演、3年ぶりとなるSUMMER SONIC出演、10年ぶりとなるTOKYO IDOL FESTIVALへの出演など、活動の幅を広げてきた。
これらの展開から見えてくるのは、PassCodeが10周年を過去の実績を振り返るだけの期間にしていないことだ。既存の楽曲を再構築しながら、新曲やメディア出演を通じて新しいリスナーとの接点を作っている。
【2026年ライブ・ツアー情報】UNLIMITED XとTIF2026出演の全貌
2026年はメジャーデビュー10周年記念ツアー「PassCode UNLIMITED X」が開催されている。
全国各地を巡るツアーであり、2026年11月4日時点では11月以降の公演と12月のファイナルが控えている。
2026年11月〜12月の今後のライブ予定
PassCode公式スケジュールで確認できる、11月4日以降の主な公演は以下のとおり。
- 11月7日(土):埼玉・HEAVEN'S ROCK さいたま新都心 VJ-3
- 11月8日(日):千葉・柏PALOOZA
- 11月14日(土):香川・高松オリーブホール
- 11月15日(日):広島・LIVE VANQUISH
- 11月21日(土):福岡・BEAT STATION
- 11月22日(日):兵庫・神戸 Harbor Studio
- 11月27日(金):北海道・PENNY LANE24
- 11月28日(土):北海道・小樽 GOLDSTONE
10周年ツアーのファイナルはZepp DiverCityで2DAYS
2026年12月17日・18日には、東京のZepp DiverCityで「PassCode UNLIMITED X -THE FINALE-」が開催される。
この会場は、2016年にPassCodeがメジャーデビューを発表した場所としても知られる。10周年ツアーの締めくくりを、メジャーデビュー発表の舞台で迎えるという演出には、グループの歴史を振り返る意味が込められている。
さらに注目すべきなのは、2日間で1曲も重複しないセットリストを予定していること。2公演を通じて異なる楽曲構成を楽しめる、10周年ならではの企画だ。
公式スケジュールには、12月24日の神奈川県での「Idol Xmas Fes 2026」出演も掲載されている。
PassCodeのTIF2026出演は10年ぶりの復帰
2026年7月31日から8月2日にかけて開催された「TOKYO IDOL FESTIVAL 2026 supported by にしたんクリニック」には、PassCodeも出演した。
出演日は7月31日の初日。今回は通常のアイドルライブとは異なるバンドセットでの出演となり、2016年以来、実に10年ぶりのTIF復帰となった。
2016年のメジャーデビュー前後からロックフェスへの出演を重ねてきたPassCodeが、10周年の年にアイドルフェスの代表的な舞台へ戻ってきたことは象徴的だ。
アイドルとしての出発点を持ちながら、ラウドロックシーンでも活動を続けてきたグループだからこそ、今回のTIF出演には特別な意味があった。
なお、TIF2026はすでに終了しているため、これから参加できる公演と混同しないよう注意したい。今後のライブ日程やチケット情報はPassCode公式スケジュールの最新発表が基準となる。
【プロの結論】PassCodeが10年間支持されてきた理由と今後の注目点
PassCodeの歩みを振り返ると、単にアイドルとロックを融合させたという説明だけでは、その活動の本質は見えてこない。
重要なのは、メンバー構成や音楽的な環境が変わっても、ライブを活動の中心に置き、自分たちの表現を更新し続けてきたことだ。
今田夢菜の勇退はグループの終わりではなく転換点だった
2021年の今田夢菜の勇退は、PassCodeのファンにとって大きな出来事だった。長年グループのシャウトを支えてきたメンバーの離脱は、音楽性そのものに影響する可能性があったからだ。
しかし、有馬えみりの加入によって、PassCodeは新たな表現を取り込んだ。過去のメンバーの役割をそのまま再現するのではなく、新しいメンバーのバックグラウンドを生かして音楽を発展させた点に、現在のグループの強さがある。
『RE:CODE』は過去の再現ではなく、現在の実力を示す作品
10周年アルバム『RE:CODE』を評価するうえで重要なのは、再録という形式そのものだ。
過去の楽曲を当時の音源のまま並べるベスト盤とは異なり、現在の4人が歌い直すことで、メンバーの経験や成長が作品に反映される。
特に、今田夢菜が在籍していた時代の楽曲を現在の4人で再構築することには、歴史を継承しながら現在の表現に更新する意味がある。
新曲「GENESIS」を加えたことも重要だ。過去を振り返るだけでなく、今後の活動に向けた新しいスタートを作品の中に組み込んでいる。
PassCodeはどんな人におすすめなのか
おすすめできる人
- アイドルとロックの両方が好きな人。
- メタルコアやラウドロックにポップなメロディーが加わった音楽を聴きたい人。
- シャウトやスクリームを取り入れた女性ボーカルグループに興味がある人。
- 音源だけでなく、バンドセットのライブパフォーマンスも楽しみたい人。
- メンバーの変遷や楽曲の進化を追いながら長く応援したい人。
好みが分かれる可能性がある人
- 終始穏やかで落ち着いたアイドルポップを求めている人。
- シャウトや重低音を含む激しい音楽が苦手な人。
- 楽曲の途中で展開が大きく変化する構成を好まない人。
初めて聴くなら『MISS UNLIMITED』と『Ray』でメロディーの魅力を知り、『Taking you out』や『Liberator』でラウドな側面を体験する流れがおすすめだ。その後に『RE:CODE』を聴けば、過去から現在までの音楽的な変化を比較しやすい。
10周年を迎えたPassCodeの評価基準は、単なる知名度やメジャーデビューからの年数ではない。異なるジャンルの音楽を取り込み、メンバーの個性を生かしながら、ライブで説得力を示し続けられるかどうかにある。
PassCode(パスコード)に関するよくある質問(FAQ)
Q1:PassCodeはどこのアイドルグループですか?
A1:2013年に大阪で結成された女性4人組グループです。現在は南菜生、高嶋楓、大上陽奈子、有馬えみりの4人で活動しています。
Q2:PassCodeの現在のメンバーは誰ですか?
A2:南菜生、高嶋楓、大上陽奈子、有馬えみりです。2021年8月に有馬えみりが加入して以来、この4人体制で活動しています。
Q3:今田夢菜はなぜPassCodeを脱退したのですか?
A3:今田夢菜は体調不良による活動休止を経て、2021年8月3日付で勇退しました。本人の意思を尊重した決断として公式発表されています。後任として有馬えみりが加入しました。
Q4:PassCodeの代表曲は何ですか?
A4:『MISS UNLIMITED』『Ray』『Taking you out』『ONE STEP BEYOND』『ATLAS』などが代表的な楽曲です。2026年の新曲では、アニメ主題歌となった『Liberator』も注目されています。
Q5:2026年のPassCodeの新アルバムは何ですか?
A5:2026年10月28日発売の『RE:CODE』です。全17曲を収録し、過去の楽曲を現在のメンバーで再録した作品です。新曲『GENESIS』も収録されています。
Q6:PassCodeはTIF2026に出演しましたか?
A6:出演しました。2026年7月31日の初日にバンドセットで登場しています。2016年以来10年ぶりのTOKYO IDOL FESTIVAL出演でした。
Q7:PassCodeの2026年のツアーファイナルはいつですか?
A7:2026年12月17日・18日の2日間、東京のZepp DiverCityで「UNLIMITED X -THE FINALE-」を開催予定です。2日間で重複しないセットリストが予定されています。
まとめ:PassCodeは10周年を迎えても進化を続けるアイドルグループ
PassCodeは2013年に大阪で結成され、メンバー交代や音楽性の変化を経験しながら、独自のラウドロックアイドルというスタイルを確立してきた。
現在のメンバーは南菜生、高嶋楓、大上陽奈子、有馬えみりの4人。今田夢菜の勇退という大きな転換点を経て、2022年には初の日本武道館公演を実現し、2025年には『INSIGNIA』を発表。2026年にはメジャーデビュー10周年を迎えた。
10月28日に発売された『RE:CODE』は、これまでの代表曲を現在の4人で再構築した記念作品だ。新曲『GENESIS』も収録され、過去の歴史と今後の可能性を同時に示している。
また、10周年ツアー「UNLIMITED X」は11月以降も続き、12月17日・18日のZepp DiverCity公演が大きな節目となる。
PassCodeを知るなら、メンバーの変遷だけでなく、楽曲の進化とライブパフォーマンスにも注目したい。アイドルという出発点を持ちながら、ロックシーンにも独自の存在感を築いてきた4人が、10周年の先にどのような音楽を生み出すのか。2026年は、その現在地を確かめる絶好のタイミングだ。
主な取材・確認資料
- PassCode公式サイト:メンバープロフィール、活動履歴、ライブスケジュール。
- Billboard JAPAN:2026年10周年インタビュー。
- 激ロック:2016年・2021年のメンバーインタビュー。
- BARKS:『RE:CODE』収録内容、10周年記念ツアー情報。
- BANDAI NAMCO MUSIC LIVE「PYLON PORT」:2026年7月27日のアルバム発売発表。
- TOKYO IDOL FESTIVAL公式サイト:2026年出演者情報。
※記事の情報基準日は2026年11月4日です。