オリックス・バファローズの正捕手として活躍する若月健矢(わかつき・けんや)選手。強肩と安定した守備、投手の能力を引き出す捕手としての働きで評価を高め、2025年にはゴールデングラブ賞とベストナインをダブル受賞した。2026年には侍ジャパンのメンバーにも選ばれ、国内屈指の捕手として存在感を示している。
2026年11月現在、31歳となった若月の推定年俸は1億8000万円。2026年シーズンは114試合に出場し、打率.221、2本塁打、19打点を記録した。プライベートでは声優の立花理香との結婚や、2022年に誕生した長女についても注目されている。高校時代から現在までの経歴、年俸推移、守備力、リードの評価、家族に関する情報を整理する。
【人物像を解説】若月健矢はどんな選手?プロフィールと2026年の立ち位置
若月健矢は、オリックス・バファローズに所属する右投右打の捕手。2026年シーズン終了時点で31歳となり、プロ13年目を迎えたベテラン捕手だ。
捕手としての最大の特徴は、強肩と堅実な守備、そして投手との連携を重視したプレーにある。打撃だけでチームへの貢献度を測りにくいポジションにおいて、長年にわたって一軍のマスクを任されてきた実績は大きい。
若月健矢の基本プロフィール
- 名前:若月健矢(わかつき・けんや)
- 生年月日:1995年10月4日
- 年齢:31歳(2026年11月現在)
- 出身地:埼玉県
- 出身高校:花咲徳栄高校
- 所属球団:オリックス・バファローズ
- 背番号:2
- ポジション:捕手
- 身長・体重:180cm・88kg
- 投打:右投右打
- ドラフト:2013年ドラフト3位
- プロ入り:2014年
これらの基本情報は、オリックス球団公式の2026年選手名鑑や日本野球機構(NPB)の選手データでも確認できる。
2026年は侍ジャパンにも選出
2026年の若月を語るうえで外せないのが、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への出場選手選出だ。
日本野球機構とは別に侍ジャパンの公式発表でも、若月は2026年大会の捕手として登録されている。坂本誠志郎、中村悠平らとともに捕手陣を構成し、国際大会の舞台でも経験を生かす立場となった。
国内リーグで積み重ねてきた経験に加え、日本代表に選ばれたことは、若月の捕手としての実績と信頼を示す材料の一つだ。
【花咲徳栄高校からプロへ】若月健矢の経歴とキャリアの転換点
若月の野球人生は、埼玉県の花咲徳栄高校から大きく動き始めた。高校時代から捕手として高い能力を示し、早い段階でプロのスカウトから注目を集めていた。
花咲徳栄高校では1年生から正捕手に
若月は小学1年生で野球を始め、捕手として競技経験を積んだ。中学時代には全国大会でベスト8に進出している。
花咲徳栄高校では1年生から捕手のレギュラーを獲得。3年生の春には選抜高校野球大会、いわゆる春の甲子園に出場した。
さらに高校日本代表にも選出され、2013年のU-18ワールドカップに出場。チームの準優勝に貢献した。この高校時代の実績が、プロ球団から評価される大きな要因となった。
2013年ドラフト3位でオリックスへ
2013年のドラフト会議でオリックス・バファローズから3位指名を受け、プロ入りを果たした。
2014年に球団へ入団。1年目は一軍出場がなかったものの、シーズン終了後にはU-21日本代表に選ばれ、国際大会も経験している。
2015年には一軍デビュー。2016年には85試合に出場し、チーム内でも重要な捕手として出場機会を増やした。
若月健矢のキャリアと関係人物・実績一覧
若月の歩みを理解するには、所属球団だけでなく、高校時代の実績やバッテリーを組んだ投手、家族との関係も押さえておきたい。
| 人物・組織・実績 | 若月健矢との関係 | 時期・内容 |
|---|---|---|
| 花咲徳栄高校 | 出身高校 | 1年生から捕手のレギュラー。3年春に甲子園出場。 |
| オリックス・バファローズ | 所属球団 | 2013年ドラフト3位指名、2014年入団。 |
| 山本由伸 | 元バッテリーの相手 | 2021~2023年に3年連続で最優秀バッテリー賞を受賞。 |
| 立花理香 | 妻 | 2019年12月28日に結婚を公表。声優として活動。 |
| 長女 | 第1子 | 2022年7月に誕生したことを本人が公表。 |
| ゴールデングラブ賞 | 守備面の表彰 | 2023年、2025年に捕手部門で受賞。 |
| ベストナイン | 総合的な活躍への表彰 | 2025年に捕手部門で初受賞。 |
特に山本由伸との関係は、若月の捕手としてのキャリアを語るうえで重要だ。オリックス時代に長くバッテリーを組み、2021年から3年連続で最優秀バッテリー賞を受賞している。
若月は投手の持ち味を理解し、試合の状況に合わせて捕手として役割を果たしてきた。こうした経験が、その後の守備面での評価にもつながっている。
【2026年最新成績】打率・本塁打・打点と前年との違い
2026年シーズンの若月健矢は、オリックスで114試合に出場した。NPBの2026年度公式個人成績によると、打率は.221、66安打、2本塁打、19打点。出塁率は.279、長打率は.299、OPSは.577だった。
2026年シーズンの主な打撃成績
- 試合数:114試合
- 打席数:342打席
- 打数:298打数
- 安打:66本
- 二塁打:15本
- 三塁打:1本
- 本塁打:2本
- 打点:19打点
- 得点:21得点
- 打率:.221
- 出塁率:.279
- 長打率:.299
- OPS:.577
- 盗塁:0
2025年と比較すると打撃成績は低下
2025年の若月は121試合に出場し、打率.272、100安打、6本塁打、31打点を記録した。プロ入り後初めてシーズン100安打を達成し、打撃面でも大きな成長を見せたシーズンだった。
一方、2026年は打率が.221に下がり、本塁打も6本から2本へ減少。OPSも前年の.689から.577となっている。
したがって、2026年は前年の打撃成績を更新するシーズンではなかった。ただし、捕手として114試合に出場し、守備面でチームを支え続けたことも評価する必要がある。
2026年の注目要点は出場機会の多さ
捕手は投手とのコミュニケーション、捕球、ブロッキング、送球など、試合中に求められる負担が大きいポジションだ。
若月は2026年に捕手として112試合に出場。守備成績の集計では守備率.995、失策4という数字を残した。打撃成績だけを見ると前年より後退したものの、捕手として多くの試合に出場できることは、チーム編成上の大きな価値となる。
【守備力・リードの評判】盗塁阻止率とゴールデングラブ賞を検証
若月健矢の評価を考える際、打率以上に注目したいのが捕手としての守備力だ。特に強肩を生かした盗塁阻止、投手との連携、捕球技術は、長年にわたって評価されてきた。
盗塁阻止率は2019年にパ・リーグ1位
若月の肩の強さを示す代表的な実績が、2019年の盗塁阻止率だ。
NPBの公式守備部門ランキングによると、2019年のパ・リーグ捕手部門で若月は盗塁阻止率.371の1位を記録した。甲斐拓也ら実力のある捕手がいるリーグでトップに立ったことは、強肩を示す重要な実績といえる。
2026年は盗塁阻止率.254で、パ・リーグ5位。2019年のリーグトップと比較すると数字は下がっているが、リーグ上位の捕手として名前を残している。
ゴールデングラブ賞は2度受賞
若月は2023年に初めて三井ゴールデン・グラブ賞の捕手部門を受賞した。続いて2025年にも選ばれ、通算2度の受賞を達成している。
2025年の受賞は2年ぶり2回目。オリックス球団の公式発表でも捕手部門での受賞が報告されており、本人はさらなる成長と継続的な努力への意欲を示した。
ゴールデングラブ賞は守備面を評価する表彰であり、打率や本塁打だけでは測れない捕手の価値を考える際の重要な指標となる。
2025年にはベストナインも初受賞
2025年の若月は守備だけでなく、攻撃面でも評価された。
NPBが発表した2025年度パ・リーグのベストナインでは、捕手部門で若月が初受賞。ゴールデングラブ賞とのダブル受賞を果たした。
この2つの賞は評価する観点が異なる。ゴールデングラブ賞は守備面、ベストナインはシーズンを通じた総合的な活躍を重視する。両方を獲得したことは、2025年が若月にとって特に充実したシーズンだったことを示している。
リードの評価は山本由伸との実績にも表れる
捕手のリードは、打率や盗塁阻止率のように単一の数字で評価できるものではない。投手の球種や調子、打者の傾向、走者の状況などを把握し、試合の展開に応じて判断する必要がある。
若月の場合、山本由伸とのバッテリーで2021年から2023年まで3年連続で最優秀バッテリー賞を受賞したことが、投手との連携を示す代表的な実績だ。
また、2026年にはWBC日本代表の捕手にも選出された。国際大会での経験を積んだことも、捕手としてのキャリアに新たな価値を加えている。
2026年のゴールデングラブ賞はどうなる?
2026年度の第55回三井ゴールデン・グラブ賞については、主催者が2026年11月11日を発表日として案内している。
そのため、11月5日現在では2026年度の受賞結果はまだ確定していない。若月の過去の受賞実績と2026年の守備成績は注目材料だが、2026年の受賞を決定事項として扱うことはできない。
【年俸推移を調査】若月健矢の推定年俸は1億8000万円
若月健矢の年俸は、プロ入り後の経験と出場機会の増加に合わせて上昇してきた。
2026年の推定年俸は1億8000万円。2025年12月の契約更改で、前年から5000万円増となる金額で契約したと報じられている。
プロ入りから2026年までの年俸推移
週刊ベースボールONLINEなどに掲載されている推定年俸データを整理すると、以下のようになる。金額はすべて推定で、単位は万円。
- 2014年:600万円
- 2015年:600万円
- 2016年:700万円
- 2017年:1500万円
- 2018年:2000万円
- 2019年:4000万円
- 2020年:4500万円
- 2021年:3800万円
- 2022年:3800万円
- 2023年:4800万円
- 2024年:1億2000万円
- 2025年:1億3000万円
- 2026年:1億8000万円
年俸が大きく上昇した理由
特に注目したいのが、2023年から2024年にかけての上昇だ。
若月は2023年にゴールデングラブ賞を初受賞。オリックスの投手陣を支える捕手として評価され、FA権を行使せずに残留を決断したことも報じられている。
その後、2025年には打率.272、100安打、6本塁打、31打点という好成績を残し、ゴールデングラブ賞とベストナインを獲得。2025年12月の契約更改では、5000万円増の1億8000万円となった。
報道によれば、若月は2023年オフから年俸変動制の複数年契約を結んでおり、2026年もその契約が継続している。
捕手は試合への出場だけでなく、投手陣全体のパフォーマンスにも関係するポジションだ。若月の年俸上昇には、守備力、出場の安定性、チームへの貢献、そして打撃面の成長が総合的に反映されたと考えられる。
【妻は声優の立花理香】若月健矢の結婚・子供について
若月健矢のプライベートで広く知られているのが、声優の立花理香との結婚だ。
プロ野球選手と声優という異なる分野で活動する2人の結婚は、2019年末に発表され、スポーツ紙や芸能メディアでも大きく報じられた。
2019年12月28日に立花理香との結婚を公表
若月と立花理香は、2019年12月28日に結婚を公表した。
当時24歳だった若月と32歳だった立花は、それぞれ自身のSNSなどを通じて結婚を報告。若月は今後も夫婦で頑張っていくという趣旨のコメントを発表した。
立花理香は広島県出身の声優で、『アイドルマスター シンデレラガールズ』の小早川紗枝役や『プリンセスコネクト!Re:Dive』のキャル役などで知られている。
また、立花は野球好きとしても知られ、オリックスとの縁もあった。異なる分野で活動する2人の結婚は、野球ファンだけでなく声優ファンからも注目された。
2022年7月には第1子となる長女が誕生
2人の子供については、2022年7月24日に若月本人が第1子となる長女の誕生を公表している。
この報告は、京セラドーム大阪で行われたソフトバンク戦後のヒーローインタビューで行われた。若月は試合で本塁打を放つなど活躍した後、同月に娘が誕生したことをファンに伝えた。
当時の報道によると、若月は父親としても選手としても頑張っていきたいという思いを語った。
家族構成や現在の子供に関する情報
公表されている家族情報では、若月健矢の妻は立花理香、第1子は2022年7月に誕生した長女である。
その後の家族生活については、詳しい日常や子供の個人情報を積極的に公開しているわけではない。家族に関する話題を確認する際は、本人の発表や信頼できる報道を基準にする必要がある。
少なくとも、結婚と長女の誕生については、本人の公表と当時の報道で確認できる事実だ。
【プロの結論】若月健矢の本当の価値は打撃成績だけでは測れない
若月健矢の2026年シーズンを評価する際、最も大切なのは捕手というポジションの特殊性を理解することだ。
2026年の打率.221は、前年の.272と比較すると物足りない数字だ。しかし、114試合に出場し、捕手として112試合を守ったこと、守備率.995を記録したこと、盗塁阻止率でパ・リーグ5位に入ったことも見逃せない。
捕手の役割は、打席で安打を打つことだけではない。投手の状態を把握し、配球を組み立て、走者を警戒し、失点を防ぐことも求められる。
若月には、2019年の盗塁阻止率リーグ1位、2023年と2025年のゴールデングラブ賞、2025年のベストナインという具体的な実績がある。山本由伸との3年連続最優秀バッテリー賞も、投手との連携を評価するうえで重要な材料だ。
若月健矢を評価するときの3つの判断基準
- 守備力を重視する場合:盗塁阻止率、守備率、捕手としての出場数、ゴールデングラブ賞の実績を見る。
- 打撃力を重視する場合:打率だけでなく、出塁率、長打率、OPS、前年との比較を確認する。
- チームへの貢献度を重視する場合:投手とのバッテリー実績、試合出場の安定性、最優秀バッテリー賞などを確認する。
こうした複数の観点から見ると、若月は単純な打撃成績だけで評価するべき選手ではない。守備と投手との連携を軸に、長期間オリックスを支えてきた捕手だ。
2026年は打撃成績で前年を下回ったものの、侍ジャパンへの選出や継続的な一軍出場など、存在感を示す出来事もあった。今後は打撃面の回復と、守備面でのさらなる安定が注目される。
若月健矢に関するよくある質問(FAQ)
Q1:若月健矢の2026年の成績は?
A1:2026年は114試合に出場し、打率.221、66安打、2本塁打、19打点、OPS.577を記録した。捕手としての出場は112試合だった。
Q2:若月健矢の2026年の年俸はいくら?
A2:推定1億8000万円。2025年12月の契約更改で、前年から5000万円増となったと報じられている。
Q3:若月健矢の妻は誰?
A3:声優の立花理香。2019年12月28日に結婚を公表した。
Q4:若月健矢に子供はいる?
A4:2022年7月に第1子となる長女が誕生したことを、若月本人がヒーローインタビューで公表している。
Q5:若月健矢はゴールデングラブ賞を何回受賞した?
A5:2023年と2025年の2回。2025年には捕手部門のベストナインも初受賞した。
Q6:若月健矢の出身高校はどこ?
A6:埼玉県の花咲徳栄高校。1年生から捕手のレギュラーを務め、3年春には甲子園に出場した。
Q7:若月健矢の2026年の盗塁阻止率は?
A7:2026年のパ・リーグ捕手部門で盗塁阻止率.254を記録し、5位だった。なお、2019年には.371でリーグ1位を獲得している。
まとめ:若月健矢は2026年もオリックスを支える実力派捕手
若月健矢は、花咲徳栄高校から2013年ドラフト3位でオリックスに入団し、長年にわたってチームの捕手を務めてきた選手だ。
2023年と2025年のゴールデングラブ賞、2025年のベストナイン、山本由伸との3年連続最優秀バッテリー賞など、守備と投手との連携を中心に輝かしい実績を積み重ねている。
2026年の成績は打率.221、114試合出場。推定年俸は1億8000万円となり、WBC日本代表にも選出された。妻は声優の立花理香で、2022年には長女の誕生も公表している。
若月を理解するうえでは、打撃成績だけでなく、盗塁阻止率や守備率、投手との関係、長期的なチーム貢献を合わせて見ることが欠かせない。31歳を迎えた2026年も、その経験と技術はオリックスにとって重要な戦力となっている。今後の打撃面の巻き返しと、捕手としてのさらなる実績更新に期待したい。
主な事実確認資料: NPB公式年度別成績・守備部門ランキング、オリックス球団公式選手名鑑・受賞発表、侍ジャパン公式2026年WBC選手一覧、週刊ベースボールONLINEの推定年俸データ、スポニチ・日刊スポーツ・デイリースポーツの結婚および家族に関する報道。