2026年のMLB(メジャーリーグ)はレギュラーシーズンが終了し、10月28日のワールドシリーズ第5戦をもってポストシーズンも決着しました。2026年11月5日時点の最終順位では、ナ・リーグのミルウォーキー・ブルワーズが103勝59敗、勝率.636で全30球団のトップに立ち、球団史上初のワールドシリーズ制覇を達成しています。
一方、ア・リーグではタンパベイ・レイズが98勝64敗でリーグ最高勝率を記録。ロサンゼルス・ドジャースも100勝62敗という圧倒的な成績を残しましたが、ナ・リーグ優勝決定シリーズでブルワーズに敗れました。ここでは、2026年のMLB勝敗表をア・リーグ・ナ・リーグの地区別に整理し、勝率、首位とのゲーム差、ワイルドカード争い、ポストシーズンの結果まで詳しく解説します。
【2026年シーズンの結末】MLB勝敗表で見る30球団の勢力図
2026年のMLBレギュラーシーズンは9月27日に終了しました。全30球団の最終成績を振り返ると、ナ・リーグではブルワーズ、ドジャース、アトランタ・ブレーブスが地区優勝。ア・リーグではレイズ、クリーブランド・ガーディアンズ、ヒューストン・アストロズがそれぞれ地区を制しています。
特に目立ったのはブルワーズの安定感です。103勝59敗という成績は全30球団で最高。得点832、失点618、得失点差はプラス214に達しました。勝ち越し44という数字からも、シーズンを通じて高い競争力を維持したことが分かります。
また、ドジャースは100勝62敗、レイズは98勝64敗を記録。3球団が98勝以上を挙げた一方で、アストロズは81勝81敗という勝敗が五分の成績でア・リーグ西地区を制しました。
MLB公式の2026年レギュラーシーズン順位表では、各球団の勝敗、勝率、ゲーム差、得点、失点などが掲載されています。以下では、その最終記録を地区別に整理します。
【勝敗表の見方】勝率・ゲーム差・ワイルドカード順位の違い
MLBの順位表を正確に理解するには、単純な勝利数だけでなく、勝率とゲーム差の意味を押さえる必要があります。
勝率(PCT)はチームの成績を比較する基本指標
勝率は勝利数を試合数で割って算出します。例えば、103勝59敗のブルワーズは162試合で103勝を挙げ、勝率.636となります。
勝利数が同じ球団でも、消化試合数が異なれば勝率は変わります。そのため、MLB勝率ランキングを比較するときは、勝利数と敗戦数をセットで確認することが大切です。
ゲーム差(GB)は地区首位との距離
ゲーム差は、首位球団と比較して何試合分の差があるかを示します。一般的な計算式は次のとおりです。
ゲーム差=(首位の勝利数-対象球団の勝利数+対象球団の敗戦数-首位の敗戦数)÷2
例えば、ナ・リーグ西地区ではドジャースが100勝62敗、パドレスが91勝71敗でした。両球団の差は9ゲームです。
WCGBはワイルドカード争いの指標
WCGBはワイルドカードゲーム差を意味します。地区優勝以外の枠を争う球団が、最後のポストシーズン進出枠とどれだけ離れているかを示す数値です。
通常のGBが地区やリーグの順位比較に使われるのに対し、WCGBはワイルドカード争いを把握するために使います。レギュラーシーズン終盤では、この2つの数字を併せて見ることで、地区優勝争いとポストシーズン進出争いを区別できます。
なお、レギュラーシーズンの最終順位とポストシーズンの勝敗は別の記録です。レギュラーシーズンで最も多く勝った球団が、必ずしもワールドシリーズを制するわけではありません。
【MLB最終順位表2026】ア・リーグ・ナ・リーグ全30球団を地区別に比較
ここが2026年のMLB勝敗表の中心となるデータです。以下の一覧では、全30球団を6地区に分け、最終勝敗、勝率、各地区首位とのゲーム差をまとめました。
ゲーム差はそれぞれの地区首位を基準にしています。順位は各地区内の最終順位です。勝敗数と勝率はMLB公式の最終表示に基づいています。
2026年ア・リーグ順位表
アメリカン・リーグでは、東地区をレイズ、中地区をガーディアンズ、西地区をアストロズが制しました。特に東地区のレイズは98勝を挙げ、ア・リーグ全体でも最高勝率を記録しています。
2026年ナ・リーグ順位表
ナショナル・リーグではブルワーズが103勝で全体トップ。ドジャースが100勝、ブレーブスが94勝で続きました。地区別に見ると、ナ・リーグ中地区と西地区の上位球団が高い勝率を残しています。
出典:MLB公式2026年レギュラーシーズン順位表。GBは地区首位とのゲーム差。ヤンキースとオリオールズは公式表示上、それぞれ161試合の勝敗記録となっています。
【MLBワイルドカード順位】2026年ポストシーズン進出12チームと勝ち上がり
MLBでは各リーグから6球団、合計12球団がポストシーズンに進出します。各リーグの3地区優勝球団と、地区優勝を逃した球団のうち成績上位3球団がワイルドカード枠を獲得する仕組みです。
2026年のワイルドカード争いは、ア・リーグとナ・リーグでそれぞれ異なる特徴を見せました。
ア・リーグのワイルドカード順位
ア・リーグのワイルドカード進出球団は次の3チームです。
- ニューヨーク・ヤンキース:93勝68敗、勝率.578
- ボストン・レッドソックス:87勝75敗、勝率.537
- シカゴ・ホワイトソックス:84勝78敗、勝率.519
ヤンキースは東地区優勝を逃したものの、ワイルドカードでは1番手に入りました。レッドソックスが2番手、ホワイトソックスが3番手です。
特筆すべきはホワイトソックスです。84勝78敗で勝ち越しを達成し、アストロズとのワイルドカードシリーズを2勝0敗で突破。さらにディビジョンシリーズへ進出しました。
ナ・リーグのワイルドカード順位
ナ・リーグのワイルドカード進出球団は次の3チームでした。
- サンディエゴ・パドレス:91勝71敗、勝率.562
- シカゴ・カブス:89勝73敗、勝率.549
- フィラデルフィア・フィリーズ:88勝74敗、勝率.543
パドレスは91勝を挙げ、地区優勝球団に迫る成績を残しました。カブスも89勝で続き、フィリーズは最終戦でワイルドカードを確保しています。
2026年ポストシーズンの最終結果
レギュラーシーズン終了後のトーナメントでは、次のような結果になりました。
ア・リーグ
- ワイルドカード:ホワイトソックスがアストロズに2勝0敗、ヤンキースがレッドソックスに2勝0敗。
- 地区シリーズ:レイズがヤンキースに3勝0敗、ガーディアンズがホワイトソックスに3勝2敗。
- リーグ優勝決定シリーズ:レイズがガーディアンズに4勝2敗。
ナ・リーグ
- ワイルドカード:ブレーブスがフィリーズに2勝1敗、パドレスがカブスに2勝0敗。
- 地区シリーズ:ブルワーズがパドレスに3勝1敗、ドジャースがブレーブスに3勝1敗。
- リーグ優勝決定シリーズ:ブルワーズがドジャースに4勝0敗。
ワールドシリーズはブルワーズとレイズの対戦となりました。10月23日に開幕し、ブルワーズが第1戦から第3戦まで連勝。レイズは第4戦を4対3で制して踏みとどまりましたが、第5戦でブルワーズが4対1で勝利し、シリーズを4勝1敗で終えています。
MLB公式のポストシーズン記録でも、ブルワーズの初優勝とレイズの準優勝が確認できます。
【注目3球団の成績比較】ブルワーズ・ドジャース・レイズの強さは何が違った?
2026年のMLBを振り返るうえで欠かせないのが、ブルワーズ、ドジャース、レイズの3球団です。いずれも98勝以上を記録しましたが、シーズンの戦い方とポストシーズンでの結果には違いがありました。
ミルウォーキー・ブルワーズ:103勝で球団初の世界一
ブルワーズは2026年のレギュラーシーズンで103勝59敗を記録し、ナ・リーグ中地区を制しました。得点832、失点618、得失点差プラス214という数字は、攻守両面の充実ぶりを示しています。
ポストシーズンでも勢いは衰えませんでした。パドレスを3勝1敗で下し、続くドジャースとのリーグ優勝決定シリーズでは4連勝。ワールドシリーズではレイズを4勝1敗で退け、球団史上初の世界一を達成しました。
ワールドシリーズMVPには捕手のウィリアム・コントレラスが選出されました。5試合で打率.381、4打点を記録しただけでなく、捕手として投手陣を支え、レイズの盗塁を4度阻止。攻撃と守備の両方で優勝に貢献しています。
シーズン最多勝利に加え、最後のシリーズでも勝ち切ったことが、2026年のブルワーズを象徴しています。
ロサンゼルス・ドジャース:100勝を挙げても届かなかった頂点
ドジャースは100勝62敗でナ・リーグ西地区を制覇しました。勝率.617はブルワーズに次ぐ全体2位で、得点801、失点600、得失点差プラス201という優秀な数字を残しています。
しかし、ポストシーズンではブルワーズの壁を越えられませんでした。ブレーブスとの地区シリーズを3勝1敗で突破したものの、リーグ優勝決定シリーズではブルワーズに4連敗。ワールドシリーズ進出を逃しています。
注目したいのは、レギュラーシーズンの100勝と、短期決戦の勝ち上がりは別の競技に近い側面を持つことです。長いシーズンでは選手層や安定性が数字に表れますが、短期決戦では先発投手の状態、救援陣の運用、得点圏での一打が勝敗を左右します。
ドジャースにとって2026年は、圧倒的なレギュラーシーズンの成績を残しながら、最後の4試合でブルワーズに及ばなかったシーズンとなりました。
タンパベイ・レイズ:ア・リーグ最高勝率からワールドシリーズへ
レイズは98勝64敗でア・リーグ東地区を制し、ア・リーグ全体でも最高勝率を記録しました。得点736、失点650、得失点差プラス86という成績です。
地区シリーズではヤンキースを3勝0敗でスイープ。ガーディアンズとのリーグ優勝決定シリーズも4勝2敗で制し、ワールドシリーズへ進出しました。
ワールドシリーズではブルワーズに先行を許しましたが、第4戦では4対3で勝利。シリーズを1勝3敗とした後、第5戦で敗れ、惜しくも優勝には届きませんでした。
それでも、レギュラーシーズンの勝率、地区優勝、リーグ優勝、ワールドシリーズ進出という実績は、2026年のア・リーグを代表する強さを示しています。
【プロの結論】2026年のMLB順位表から読み解く6地区の勢力図
2026年の順位表から見えてくるのは、単純な勝利数だけでは説明できない各地区の特徴です。特に注目したい要点は次の4つです。
1. ナ・リーグ中地区はブルワーズが圧倒
ブルワーズは103勝59敗で地区2位のカブスに14ゲーム差をつけました。カブスも89勝73敗という好成績でしたが、ブルワーズの安定感は際立っています。
地区内で14ゲーム差をつけたうえ、最終的にはワールドシリーズまで制したことから、中地区の勢力図はブルワーズを中心に形成されたシーズンでした。
2. ナ・リーグ西地区はドジャースとパドレスが競争
ドジャースは100勝、パドレスは91勝。両球団とも90勝を超えており、ナ・リーグ西地区は上位の競争力が高い地区でした。
ただし、ドジャースが地区首位を守った一方、パドレスもワイルドカードからポストシーズンへ進出。レギュラーシーズンで9ゲーム差があった両球団は、異なるルートから10月の戦いに臨みました。
3. ア・リーグ西地区は81勝のアストロズが地区優勝
2026年の特徴的な結果が、アストロズの81勝81敗での地区優勝です。レンジャーズは80勝82敗でわずか1ゲーム差の2位でした。
勝率5割で地区を制したアストロズは、他地区の優勝球団と比較しても異色の存在です。地区内での競争が接近していたことが、最終順位に表れています。
勝率.500でも地区優勝が可能であることは、MLBのポストシーズン制度を理解するうえで要点です。リーグ全体の勝率ランキングだけでは、地区優勝の結果を正しく判断できません。
4. ア・リーグ東地区はレイズとヤンキースが上位を形成
レイズの98勝に対し、ヤンキースは93勝。さらにレッドソックスも87勝を挙げました。東地区では上位3球団がいずれも勝ち越しており、地区内の競争力が高かったことが分かります。
ヤンキースとレッドソックスは地区優勝を逃したものの、ワイルドカードで進出。両球団がポストシーズンでも直接対決したことから、2026年のア・リーグ東地区はレギュラーシーズンから短期決戦まで見どころの多い地区となりました。
MLBの順位表を分析する際は、次のような基準で見ると、数字の意味をより正確に把握できます。
- 地区優勝を評価する:同地区の球団と勝敗、ゲーム差を比較する。
- チームの総合力を見る:勝率だけでなく得点・失点・得失点差も確認する。
- ポストシーズン進出を調べる:地区優勝枠とワイルドカード枠を分けて考える。
- 最終的な強さを判断する:レギュラーシーズンとポストシーズンの結果を別々に評価する。
この4つの視点を組み合わせることで、単に順位を眺めるだけでは分からない球団の強さや、シーズン全体の勢力図が見えてきます。
【MLB勝敗表2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のMLBで最も勝利数が多かった球団は? A1:ミルウォーキー・ブルワーズです。103勝59敗、勝率.636で全30球団のトップとなりました。
Q2:2026年のア・リーグ首位はどの球団? A2:タンパベイ・レイズです。98勝64敗、勝率.605でア・リーグ東地区を制し、ア・リーグ全体でも最高勝率を記録しました。
Q3:2026年のナ・リーグ優勝球団は? A3:ミルウォーキー・ブルワーズです。リーグ優勝決定シリーズでドジャースを4勝0敗で破り、ワールドシリーズへ進出しました。
Q4:2026年のワールドシリーズ優勝チームは? A4:ブルワーズです。10月28日の第5戦でレイズを4対1で破り、シリーズ4勝1敗で球団史上初のワールドシリーズ制覇を達成しました。
Q5:2026年のドジャースの最終成績は? A5:100勝62敗、勝率.617です。ナ・リーグ西地区を制しましたが、リーグ優勝決定シリーズでブルワーズに0勝4敗で敗退しました。
Q6:MLBのゲーム差とワイルドカードゲーム差は何が違う? A6:GBは通常の順位比較に用いるゲーム差、WCGBはワイルドカード争いにおけるゲーム差です。地区優勝とポストシーズン進出の可能性を別々に確認する際に役立ちます。
Q7:2026年のポストシーズンには何球団が進出した? A7:ア・リーグ6球団、ナ・リーグ6球団の合計12球団です。各リーグの地区優勝3球団と、ワイルドカード3球団で構成されます。
まとめ:2026年MLB最終順位はブルワーズが頂点、次のシーズンにも注目
2026年のMLBは、ミルウォーキー・ブルワーズが103勝59敗という圧倒的なレギュラーシーズン成績を残し、最後はワールドシリーズも制するという結果になりました。
ア・リーグではレイズが98勝で最高勝率を記録し、ワールドシリーズまで進出。ドジャースも100勝を挙げましたが、ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズで敗れました。
2026年の最終順位を振り返ると、特に注目すべき数字は次の3つです。
- 103勝59敗:ブルワーズが記録した全30球団最多勝利。
- 100勝62敗:ドジャースが記録したナ・リーグ西地区優勝の成績。
- 98勝64敗:レイズが記録したア・リーグ最高勝率の成績。
MLB勝敗表は、単に球団の順位を確認するためだけのものではありません。勝率、地区内ゲーム差、ワイルドカード順位、得失点差を組み合わせることで、各球団の実力とシーズンの流れを読み解くことができます。
2026年はブルワーズが新たな王者となり、ドジャースやレイズも強豪としての存在感を示しました。今後のMLBを追う際も、レギュラーシーズンの最終順位とポストシーズンの結果を分けて比較することが、各球団の本当の実力を理解する近道です。