2026年11月1日時点の第60回東京都社会人サッカーリーグ1部の順位は以下のとおりだ。東京都社会人サッカー連盟の公式順位表に掲載された勝点、試合数、勝敗、得点、失点を整理した。
2026年11月1日更新・全18チーム
| 順位 | チーム | 試合 | 勝-分-敗 | 勝点 | 得失点差 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | シュワーボ東京 | 16 | 12-2-2 | 38 | +25 |
| 2 | 早稲田大学ア式蹴球部FC | 17 | 12-1-4 | 37 | +32 |
| 3 | TOKYO2020 FC | 17 | 11-3-3 | 36 | +19 |
| 4 | しながわシティFC | 17 | 10-2-5 | 32 | +6 |
| 5 | 駒澤大学GIOCO世田谷 | 17 | 9-3-5 | 30 | +5 |
| 6 | アストラ倶楽部 | 17 | 7-6-4 | 27 | +10 |
| 7 | R.F.C Tokyo | 16 | 7-5-4 | 26 | +8 |
| 8 | 明治学院スカーレット | 17 | 8-1-8 | 25 | -5 |
| 9 | Intel Biloba Tokyo | 17 | 6-6-5 | 24 | +1 |
| 10 | アローレ八王子 | 17 | 6-5-6 | 23 | 0 |
| 11 | クリアソン新宿プロクリアル | 17 | 7-2-8 | 23 | -5 |
| 12 | 東京海上FC | 16 | 6-4-6 | 22 | -4 |
| 13 | 東京蹴球団 | 16 | 6-2-8 | 20 | -2 |
| 14 | 三菱養和SC | 17 | 6-2-9 | 20 | -16 |
| 15 | CERVEZA FC 東京 | 17 | 5-4-8 | 19 | -13 |
| 16 | FC PHOENIX | 17 | 3-1-13 | 10 | -14 |
| 17 | 八王子FC | 17 | 1-4-12 | 7 | -23 |
| 18 | FC KOREA | 17 | 1-3-13 | 6 | -24 |
出典:東京都社会人サッカー連盟「第60回東京都社会人サッカーリーグ1部 順位表」。
首位シュワーボ東京は最終戦を待たずに優勝
2026年11月1日、シュワーボ東京は三菱養和SCに6-0で勝利。勝点を38に伸ばし、最終戦を残して優勝を決めた。
2位の早稲田大学ア式蹴球部FCは勝点37で全17試合を終了している。シュワーボ東京は残り1試合を残しており、早稲田が逆転できない状況になったためだ。
3位のTOKYO2020 FCも勝点36でシーズンの17試合を終え、4位のしながわシティFCは勝点32を確保している。
この4クラブは関東社会人サッカー大会への出場も決定した。
2027年トップリーグ入りを左右する10位争い
順位表を見るうえで、優勝争いと同じくらい注目したいのが10位と11位の境界線だ。
2027年のリーグ再編では、2026年の1部リーグ10位以内がトップリーグ(仮称)への編入対象となる。
11月1日時点では、10位アローレ八王子と11位クリアソン新宿プロクリアルがともに勝点23。得失点差によってアローレが上回っている。
ただし、12位東京海上FCと13位東京蹴球団は未消化試合を残している。東京海上FCは勝利すれば勝点25、東京蹴球団も勝利すれば勝点23まで伸ばせる。
つまり、2027年のトップリーグ入りをめぐる最終的な順位は、11月8日の残り2試合にも左右される。
優勝が決まった後も、リーグの新しいカテゴリーをめぐる争いは終わっていない。
【試合日程・結果】2026年シーズンの注目カードと勝敗のポイント
東京都一部リーグは2026年4月5日に開幕した。
18チームが1回戦総当たりで対戦するため、各チームのリーグ戦は17試合。試合時間は90分で、勝利すれば勝点3、引き分けなら勝点1、敗戦なら勝点0となる。
2026年の主な試合結果
シーズンを振り返るうえで押さえておきたい試合は次のとおりだ。
- 4月5日:早稲田大学ア式蹴球部FC 7-2 明治学院スカーレット
- 7月5日:早稲田大学ア式蹴球部FC 0-2 シュワーボ東京
- 10月25日:TOKYO2020 FC 2-3 早稲田大学ア式蹴球部FC
- 10月25日:アストラ倶楽部 2-1 シュワーボ東京
- 11月1日:シュワーボ東京 6-0 三菱養和SC
- 11月1日:東京海上FC 1-1 駒澤大学GIOCO世田谷
開幕節では早稲田が7得点を挙げ、攻撃力を印象づけた。一方、シュワーボ東京は7月に早稲田を2-0で破るなど、上位対決で勝点を積み上げた。
10月25日には早稲田がTOKYO2020 FCとの直接対決を3-2で制した。優勝争いの行方を左右する重要な結果だった。
そして11月1日の6-0という大勝が、シュワーボの優勝を決定づけた。
11月8日の最終試合日程
11月5日時点で、公式日程に掲載されている残りのカードは次の2試合だ。
| 日付 | キックオフ | 対戦カード |
|---|---|---|
| 11月8日 | 12:00 | 東京海上FC-R.F.C Tokyo |
| 11月8日 | 16:50 | シュワーボ東京-東京蹴球団 |
会場はそれぞれ東京海上日動多摩グラウンド、つくばFC万博グラウンドとなっている。
シュワーボ東京は優勝を決めているものの、シーズンを締めくくる一戦として注目される。
一方、東京海上FCと東京蹴球団にとっては、2027年の編入カテゴリーを左右する可能性がある試合だ。特に東京海上FCは、勝利すれば勝点25となり、トップリーグ入りを狙える位置まで浮上する。
勝点が同じ場合は何で順位が決まる?
東京都社会人サッカーリーグの順位決定には、明確な優先順位が設けられている。
1. 勝点
2. 全試合の得失点差
3. 全試合の総得点
4. 当該チーム同士の対戦成績
5. 懲罰点数の少なさ
これらでも順位を決められず、昇格・降格などの判断が必要な場合は抽選となる。
ここで重要なのは、得失点差が総得点より優先されることだ。
例えば勝点23で並んだ場合、得失点差が0のアローレ八王子は、得失点差-5のクリアソン新宿プロクリアルより上位になる。
得点力だけでなく、失点を抑える守備力もシーズン全体の順位を決定する大きな要素となっている。
【注目クラブ徹底分析】シュワーボ・早稲田・TOKYO2020・しながわの実力
2026年の東京都一部リーグを象徴するのは、上位4クラブの異なる戦い方とシーズンの歩みだ。
シュワーボ東京:昇格1年目で頂点に立った新王者
今季最大の話題は、シュワーボ東京の昇格1年目での優勝だ。
同クラブは2023年に東京都リーグ4部で優勝。その後、3部、2部、1部へと昇格し、各カテゴリーで優勝を重ねてきた。
特に注目すべきなのは、3部から1部まで、いずれも昇格1年目で優勝している点だ。
2026年は1部初参戦。開幕から6試合負けなしと好スタートを切ったが、7試合目にアローレ八王子に敗れ、連勝・無敗記録が途切れた。
それでもチームは立て直し、再び勝点を積み重ねる。エースの栗原イブラヒムジュニアや途中加入の鍬田一雅らが攻撃をけん引した。
11月1日の三菱養和SC戦では、栗原が2得点、鍬田が1ゴール3アシストを記録。6-0の勝利で優勝を決めた。
早稲田大学ア式蹴球部FC:得点力で存在感を示す
早稲田の特徴は、上位チームの中でも際立つ攻撃力だ。
17試合で48得点を記録し、今回のリーグで最も多い得点数となっている。
得失点差も+32で、首位シュワーボ東京の+25を上回る。
一方で、4敗を喫していることが優勝争いでは響いた。10月25日のTOKYO2020 FC戦では3-2で勝利したものの、シュワーボが11月1日に優勝を確定させたため、最終順位は2位となった。
3年連続で関東社会人サッカー大会に進む早稲田にとって、次の目標は東京都リーグのタイトルだけではなく、関東リーグへの昇格となる。
TOKYO2020 FC:安定した守備で3位を確保
TOKYO2020 FCは、勝点36で3位に入った。
17試合で失点は14。上位4チームの中でも守備の安定感が目立つ。
早稲田との直接対決では10月25日に2-3で敗れたが、シーズン全体では11勝を挙げている。
優勝には届かなかったものの、関東社会人サッカー大会への出場権を確保。東京都代表として関東各県の強豪に挑む。
しながわシティFC:4位から初の関東大会へ
しながわシティFCは、2026年の関東大会出場争いで印象的な結果を残したクラブだ。
最終順位は4位。特に11月1日の駒澤大学GIOCO世田谷と東京海上FCの試合が重要だった。
駒澤大学GIOCO世田谷は、2点差以上で勝てば4位が確定する状況だった。しかし、結果は1-1の引き分け。すでに全日程を終えていたしながわシティFCが4位を守り、初の関東社会人サッカー大会出場権を獲得した。
わずかな得点差が、クラブの次のステージを左右した象徴的な出来事だった。
【関東リーグ昇格条件】関東社会人サッカー大会で勝ち抜く必要がある
東京都一部リーグで上位に入ることと、関東リーグへ昇格することは同じではない。
ここは検索する読者が混同しやすいポイントだ。
2026年は東京開催枠が加わり、東京都から4クラブが第60回関東社会人サッカー大会に出場する。
東京都代表4チームと対戦相手
| 東京都の順位 | 出場チーム | 1回戦の対戦相手 |
|---|---|---|
| 1位 | シュワーボ東京 | SAITAMA KNØS UNITED |
| 2位 | 早稲田大学ア式蹴球部FC | tonan前橋サテライト |
| 3位 | TOKYO2020 FC | 山梨学院大学PEGASUS |
| 4位 | しながわシティFC | 東急SレイエスFC |
関東社会人サッカー大会の日程
11月21日
1回戦・16チームによるトーナメント
11月22日
2回戦・準々決勝
12月5日
準決勝
12月6日
決勝
決勝に進出した2チームが、2027年の関東サッカーリーグ2部へ自動昇格する。
大会は関東1都7県の代表15チームと開催地代表1チーム、計16チームによるノックアウト方式だ。
1回戦と準々決勝は東京都・栃木県の会場で開催され、準決勝と決勝は世田谷区の駒沢オリンピック公園総合運動場第二球技場で行われる。
試合時間は90分。1回戦と準々決勝で決着がつかない場合はPK方式となり、準決勝と決勝では延長戦も実施される。
東京都リーグで4位以内に入ることは大会出場への条件であり、関東リーグへの昇格には大会決勝まで勝ち進む必要がある。 ここが両者の大きな違いだ。
東京代表にとっての注目ポイント
東京勢の中でも、シュワーボ東京、TOKYO2020 FC、しながわシティFCはトーナメント上で同じ山に入っている。
そのため、勝ち上がり方によっては東京都リーグで競い合ったクラブ同士が再び対戦する可能性がある。
一方、早稲田大学ア式蹴球部FCは別の山に入った。
東京都リーグでの順位がそのまま関東大会での有利さを保証するわけではない。各県の代表クラブとの一発勝負では、90分間の試合運びやPK戦への対応も昇格を左右する。
【2027年東京都リーグ再編】トップリーグ(仮称)誕生で何が変わる?
2026年の東京都一部リーグを語るうえで、最も重要な制度変更が2027年のリーグ再編だ。
東京都社会人サッカー連盟は、2026年度を再編に向けた移行年度と位置づけている。
公式運営要項では、2026年度の順位に応じて各チームの翌年度の編入先を定めている。
1部リーグの上位10チームがトップリーグへ
2026年の1部リーグについては、次のように区分される。
- 1位~10位:トップリーグ(仮称)に編入
- 11位~18位:2027年の1部リーグに編入
つまり、今季の1部リーグでは優勝だけでなく、10位以内に入ること自体が大きな目標になる。
従来の東京都一部リーグであれば、上位争いと残留争いが中心だった。しかし2026年は、その先に新しいカテゴリーへの所属という別の競争が加わった。
例えば、11月1日時点で10位のアローレ八王子と11位のクリアソン新宿プロクリアルは、ともに勝点23。得失点差によって10位と11位に分かれている。
この差が2027年の所属カテゴリーを左右するため、残り試合の価値は非常に大きい。
2部・3部・4部も再編の対象
今回の変更は1部だけではない。
東京都社会人サッカー連盟の運営要項では、下位カテゴリーについても新しい編入基準が定められている。
| 2026年のカテゴリー | 2027年の編入基準 |
|---|---|
| 1部 | 1~10位はトップリーグ、11~18位は1部 |
| 2部 | 各ブロック1・2位と3位上位2チームなどが1部へ |
| 3部 | 各ブロック1~3位と4位上位4チームが2部へ |
| 4部 | 全チームが3部へ |
2部では各ブロックの3位以下の順位も重要になり、3部でも4位グループの成績によって編入先が変わる。
複数ブロックのチームを比較する場合、勝点だけでなく試合数を考慮した勝点率が用いられる。勝点率が同じ場合は得失点差、それでも同じ場合は抽選が原則となる。
なお、各カテゴリーの編入チーム数は関東リーグの昇降格によって増減する可能性がある。
トップリーグ新設の意味とは?
今回の再編で注目したいのは、東京都の社会人サッカーに新たな競技カテゴリーが設けられることだ。
東京都社会人サッカー連盟は2026年4月の再編に関する案内で、リーグ創設60周年を節目として、競技環境の向上やリーグの価値を高めるための運営体制の見直しを進める考えを示している。
この方向性から考えると、トップリーグの新設は単なる名称変更ではなく、東京都の上位カテゴリーを再構成する制度改革と捉えられる。
ただし、公開されている2026年度運営要項で明確になっているのは、各カテゴリーの編入基準だ。トップリーグ(仮称)の具体的な試合方式や詳細な運営条件については、別途正式発表を確認する必要がある。
【東京都一部リーグに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:東京都一部リーグ2026は何チームで開催されていますか?
A1:18チームによる1回戦総当たりです。各チームは17試合を戦い、勝利で勝点3、引き分けで勝点1を獲得します。
Q2:2026年の東京都一部リーグで優勝したのはどこですか?
A2:シュワーボ東京です。2026年11月1日の三菱養和SC戦に6-0で勝利し、最終戦を残して優勝を決めました。
Q3:関東社会人サッカー大会に出場できるのは何位までですか?
A3:2026年は東京都代表として上位4チームが出場します。通常の上位3枠に加え、東京都が開催地となったことによる追加枠が設けられました。
Q4:関東大会で優勝すれば関東リーグに昇格できますか?
A4:決勝進出の2チームが、翌シーズンの関東サッカーリーグ2部へ自動昇格します。優勝チームだけでなく準優勝チームも昇格対象です。
Q5:2027年のトップリーグに入るには何位以内が必要ですか?
A5:2026年の東京都社会人サッカーリーグ1部で10位以内に入ることが編入条件です。11位から18位は新しい1部リーグに編入されます。
Q6:東京都一部リーグの最新順位はどこで確認できますか?
A6:東京都社会人サッカー連盟の公式大会結果ページで順位表と試合結果を確認できます。TOKYO FOOTBALLでも順位表や試合日程、各クラブの試合レポートが掲載されています。
まとめ:東京都一部リーグ2026は優勝決定後も2027年への重要なシーズン
2026年の東京都社会人サッカーリーグ1部は、18チームによる1回戦総当たりで開催され、シュワーボ東京が昇格1年目で優勝を決めた。
早稲田大学ア式蹴球部FC、TOKYO2020 FC、しながわシティFCも上位4チームとして関東社会人サッカー大会への出場を決めている。
一方、2026年の本当の注目点は優勝争いだけではない。
2027年にはトップリーグ(仮称)が新設され、1部リーグの10位と11位の間で所属カテゴリーが分かれる。勝点が同じ場合には得失点差も重要になるため、最後まで順位表から目が離せない。
【プロの結論】2026年シーズンを見る3つの判断基準
- クラブの実力を比較するなら勝点と得失点差:勝点だけでなく、攻守のバランスや得点力も評価する。
- 関東リーグ昇格を追うなら関東大会の結果:東京都リーグの順位は出場権を決めるものであり、昇格には大会決勝進出が必要。
- 2027年の動向を追うなら10位と11位の境界:トップリーグ(仮称)への編入対象になるかどうかが、2026年の大きな焦点となる。
東京都社会人サッカーリーグは60周年の節目を迎え、2027年に向けた新しい競技体制へ移行する。シュワーボ東京が関東リーグへの挑戦でどこまで勝ち進むのか、早稲田やTOKYO2020 FCが追い上げられるのか。そして再編後のトップリーグでどのクラブが主役になるのか。
2026年は、東京都の社会人サッカーの勢力図が変わる転換点となるシーズンだ。