2026-27シーズンの最新順位は、11月3日の試合終了時点で全300試合中112試合を消化した段階の集計となっている。
現在のチームランキングは次のとおりだ。
2026年11月3日終了時点・レギュラーシーズン
1. KADOKAWAサクラナイツ:+461.1pt
2. KONAMI麻雀格闘倶楽部:+138.5pt
3. TEAM RAIDEN/雷電:+99.6pt
4. BEAST X:+76.9pt
5. セガサミーフェニックス:+31.5pt
6. U-NEXT Pirates:−48.7pt
7. 赤坂ドリブンズ:−57.2pt
8. 渋谷ABEMAS:−145.9pt
9. EARTH JETS:−210.3pt
10. EX風林火山:−345.5pt
首位サクラナイツが圧倒的なリード
今季の最大の注目点は、KADOKAWAサクラナイツの好調ぶりだ。
+461.1ポイントという数字は、2位のKONAMI麻雀格闘倶楽部に対して322.6ポイント差。チームの1着率も39.1%で、全10チーム中トップとなっている。
個人ランキングでも岡田紗佳が2位、堀慎吾もプラス100.5ポイントを記録しており、複数選手がチームのポイント獲得に貢献している。
一方、KONAMI麻雀格闘倶楽部は+138.5ポイントで2位。3位のTEAM RAIDEN/雷電とは38.9ポイント差で、上位4チームの位置を維持している。
セミファイナル進出をめぐる中位争い
上位6チームが進出できるセミファイナルのボーダーにも注目したい。
11月3日時点では、6位U-NEXT Piratesが−48.7ポイント、7位赤坂ドリブンズが−57.2ポイント。両チームの差はわずか8.5ポイントだ。
また、ファイナル進出圏となる4位と5位の差は45.4ポイント。
首位争いだけでなく、4位以内を目指す戦い、そして6位以内を確保する戦いが同時進行している。
【個人ポイントランキング】瀬戸熊直樹・岡田紗佳が上位を独占
2026-27シーズンの個人ポイントランキングでは、瀬戸熊直樹が首位に立っている。
| 順位 | 選手 | 個人ポイント | 試合数 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 瀬戸熊直樹 | +445.1 | 11 |
| 2位 | 岡田紗佳 | +297.8 | 10 |
| 3位 | 本田朋広 | +254.9 | 14 |
| 4位 | HIRO柴田 | +203.6 | 13 |
| 5位 | 渡辺太 | +162.6 | 13 |
| 6位 | 佐々木寿人 | +149.8 | 13 |
| 7位 | 醍醐大 | +145.0 | 12 |
| 8位 | 多井隆晴 | +139.4 | 12 |
| 9位 | 尻無濱航 | +138.5 | 13 |
| 10位 | 仲林圭 | +127.7 | 12 |
瀬戸熊直樹は11試合で+445.1ポイント。2位の岡田紗佳との差は147.3ポイントとなっている。
注目すべきなのは、上位選手の顔ぶれだけではない。個人ポイントが高い選手と、平均順位や守備指標に優れた選手が必ずしも一致しない点だ。
そこで、主要な成績指標を組み合わせて比較してみよう。
個人ポイント・平均順位・トップ率の比較
以下は、同じ11月3日時点のデータから、チーム順位と個人上位3選手の指標を整理したものだ。
平均順位ランキングでは瀬戸熊直樹がトップ
平均順位は、各試合の着順を合計し、出場試合数で割った数値だ。数字が小さいほど好成績となる。
11月3日時点の上位は次のとおり。
- 1位:瀬戸熊直樹(1.64)
- 2位:岡田紗佳(1.70)
- 3位:本田朋広(2.00)
- 4位:HIRO柴田(2.08)
- 4位:醍醐大(2.08)
リーグ全体の平均は約2.52。瀬戸熊と岡田は、平均的な着順を大きく上回る成績を残している。
特に瀬戸熊は11試合で4着がゼロ。7回のトップと1回の2着を獲得し、安定してポイントを積み上げている。
【注目選手を徹底比較】瀬戸熊直樹と岡田紗佳の強さはどこにある?
今季の個人ランキングを語るうえで外せないのが、瀬戸熊直樹と岡田紗佳の2人だ。
どちらも高いポイントを獲得しているが、数字を細かく見ると、それぞれ異なる特徴が浮かび上がる。
瀬戸熊直樹:高い和了率と安定した着順が武器
瀬戸熊直樹/TEAM RAIDEN・雷電
瀬戸熊の最大の特徴は、攻撃面の数字が非常に優れていることだ。
11試合で7トップを記録し、トップ率は63.6%。さらに和了率は32.0%で、リーグ全体の19.7%を大きく上回っている。
一方、放銃率は11.6%。リーグ全体の10.9%よりやや高い。
つまり、放銃を極端に抑える守備型というより、積極的に和了を狙いながら大きなポイントを獲得する攻撃的な成績が特徴だ。
また、リーチ率は28.6%、副露率は20.4%。門前でのリーチを軸にした打ち方も数字から読み取れる。
岡田紗佳:トップ率70%、連対率80%の安定感
岡田紗佳/KADOKAWAサクラナイツ
岡田紗佳の注目点は、トップ率と連対率の高さだ。
10試合で7回トップを獲得し、トップ率は70.0%。さらに2着が1回あり、1着または2着に入った割合を示す連対率は80.0%に達している。
平均順位は1.70。4着は2回あるものの、3着が一度もなく、トップを取るか、4着に沈むかというメリハリのある結果になっている。
瀬戸熊との比較では、個人ポイントと和了率は瀬戸熊が上回る一方、トップ率と連対率では岡田が上回る。
この違いは、単純なポイント順位だけでは把握できない選手の特徴だ。
本田朋広:放銃率4.8%という守備面の強さ
3位の本田朋広も、見逃せない存在だ。
14試合で+254.9ポイント、平均順位2.00を記録。特筆すべきは、放銃率が4.8%と非常に低いことだ。
和了率は21.2%で瀬戸熊ほど高くないが、相手にロン和了されるリスクを抑えながらポイントを積み重ねている。
4着回避率も100%。この数字は瀬戸熊と並んでトップとなっている。
瀬戸熊が攻撃面で目立つのに対し、本田は守備面でも高い安定感を示している。雷電の選手2人が個人ランキング上位に入っていることも、チーム順位を考えるうえで興味深い材料だ。
【Mリーグ順位決定の仕組み】ポイント計算とセミファイナル進出条件
Mリーグのランキングを正しく理解するには、順位が決まる仕組みを知っておく必要がある。
チーム順位は、所属選手が獲得した試合ポイントの合計で決定される。
1試合のポイント計算方法
チームポイントの基本計算式は次のとおり。
\[
\frac{\text{最終持ち点}-30,000}{1,000}
+\text{順位点}
\]
順位点は以下の設定だ。
- 1着:+50ポイント
- 2着:+10ポイント
- 3着:−10ポイント
- 4着:−30ポイント
例えば、42,000点で1着になった場合は、素点12ポイントに順位点50ポイントを加えて+62ポイントとなる。
一方、18,000点で4着になった場合は、素点−12ポイントと順位点−30ポイントで−42ポイントだ。
同じ持ち点でも着順によってポイントが変わるため、トップを獲得することとラスを回避することの両方が重要になる。
レギュラー・セミファイナル・ファイナルの進出条件
2026-27シーズンは10チーム、40選手で構成されている。
Mリーグ機構の2026年シーズン日程発表によると、レギュラーシーズンは各チーム120試合、全300試合。続いてセミファイナル、ファイナルが開催される。
ポイントの半分持ち越しが順位を左右する
Mリーグの大きな特徴は、次のステージにポイントの50%を持ち越すことだ。
例えば、レギュラーシーズンを+200ポイントで終えたチームは、セミファイナルを+100ポイントからスタートする。
さらにセミファイナル終了時のポイントも半分になり、ファイナルに引き継がれる。
そのため、レギュラーシーズンで首位になっても優勝が確定するわけではない。
実際、2021-22シーズンにはレギュラーシーズン6位だったKADOKAWAサクラナイツが、最終的に優勝を果たしている。
レギュラーシーズンの順位は進出権を争う重要な指標だが、最終優勝を保証するものではない。 これがMリーグの順位表を見る際に押さえておきたいポイントだ。
【歴代Mリーグランキング】過去のMVPと優勝チームを振り返る
今季のランキングをより深く理解するには、歴代の個人ポイントランキングとチーム優勝の記録も参考になる。
歴代MVP・個人ポイント1位
Mリーグではレギュラーシーズンの個人ポイント1位がMVP(個人スコア賞)を獲得する。
2018-19シーズンから2025-26シーズンまでの受賞者は以下のとおり。
- 2018-19:多井隆晴(+476.3pt)
- 2019-20:魚谷侑未(+451.4pt)
- 2020-21:佐々木寿人(+494.1pt)
- 2021-22:瑞原明奈(+440.6pt)
- 2022-23:伊達朱里紗(+320.2pt)
- 2023-24:鈴木優(+437.7pt)
- 2024-25:醍醐大(+438.6pt)
- 2025-26:下石戟(+614.0pt)
特に注目したいのが、2025-26シーズンの下石戟だ。
+614.0ポイントという記録は、これまでの歴代個人ポイントランキングでも際立つ数字となっている。
2026-27シーズン途中の瀬戸熊直樹は+445.1ポイント。現段階ですでに過去の複数シーズンのMVP獲得ポイントに迫る水準だが、出場試合数が11試合と少ないため、シーズン終了時の記録と直接比較するのは適切ではない。
残りの試合でどこまでポイントを伸ばせるかが注目される。
歴代優勝チーム一覧
チームランキングと実際の優勝チームが一致するとは限らないことも、歴代の結果から分かる。
過去8シーズンの優勝チームは次のとおり。
- 2018-19:赤坂ドリブンズ
- 2019-20:U-NEXT Pirates
- 2020-21:EX風林火山
- 2021-22:KADOKAWAサクラナイツ
- 2022-23:渋谷ABEMAS
- 2023-24:U-NEXT Pirates
- 2024-25:セガサミーフェニックス
- 2025-26:EX風林火山
この結果を見ると、U-NEXT PiratesとEX風林火山がそれぞれ2度の優勝を経験している。
また、レギュラーシーズン1位以外から優勝したチームも多い。レギュラーシーズンでの安定した成績と、短期決戦での勝負強さは別の評価軸として考える必要がある。
【プロの結論】Mリーグランキングは5つの指標で判断する
Mリーグのランキングをチェックするとき、個人ポイントだけで選手の実力を判断するのは十分ではない。
より正確に選手の特徴を把握するには、以下の5つを組み合わせるのがおすすめだ。
1. 個人ポイント
試合で実際に獲得したポイントの合計。現在のランキングを確認する最も基本的な指標となる。
2. 平均順位
1試合あたりの着順を確認する数字。2.00を下回る選手は、安定して上位着順を取っていると評価できる。
3. トップ率・連対率
トップ率は1着の割合、連対率は1着または2着の割合。トップを狙う力と、上位に残る安定感を区別できる。
4. 和了率
実際にアガリを獲得できた局の割合。攻撃面の強さを把握する参考になる。
5. 放銃率
相手にロン和了された局の割合。和了率と組み合わせることで、攻撃と守備のバランスが見えてくる。
今回の成績であれば、瀬戸熊直樹は高い和了率とトップ率、岡田紗佳は高いトップ率と連対率、本田朋広は低い放銃率が特徴だ。
また、シーズン途中の成績には試合数の差がある。10試合の選手と14試合の選手では、1試合の結果がランキングに与える影響も異なる。
そのため、ランキングを比較する際は必ず出場試合数も確認したい。
【Mリーグランキング】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:Mリーグ2026-27の現在のチームランキング1位は?
A1:2026年11月3日の試合終了時点では、KADOKAWAサクラナイツが+461.1ポイントで1位。2位のKONAMI麻雀格闘倶楽部に322.6ポイント差をつけている。
Q2:Mリーグ2026-27の個人ポイントランキング1位は誰?
A2:瀬戸熊直樹。11試合出場で+445.1ポイントを獲得している。2位は岡田紗佳の+297.8ポイント、3位は本田朋広の+254.9ポイント。
Q3:Mリーグの平均順位ランキングは数字が大きいほど強い?
A3:反対だ。平均順位は数字が小さいほど好成績となる。2026-27シーズンの11月3日時点では瀬戸熊直樹が1.64でトップ、岡田紗佳が1.70で2位となっている。
Q4:Mリーグのセミファイナルには何チーム進出できる?
A4:レギュラーシーズン上位6チームが進出できる。セミファイナルでは上位4チームがファイナルに進み、最終的な優勝を争う。
Q5:歴代で最も高いMVPポイントを獲得した選手は?
A5:2025-26シーズンの下石戟で、+614.0ポイントを記録している。
まとめ:2026-27シーズンは個人記録とチームの逆転争いに注目
Mリーグ2026-27シーズンは、11月3日時点でKADOKAWAサクラナイツが+461.1ポイントで首位。個人ランキングでは瀬戸熊直樹が+445.1ポイントでトップに立ち、岡田紗佳、本田朋広が追いかけている。
今季の注目要点は、サクラナイツの首位独走、雷電の個人上位選手による活躍、そしてセミファイナル進出をめぐる6位と7位の接戦だ。
選手の実力を比較するときは、個人ポイントだけでなく平均順位、トップ率、連対率、和了率、放銃率まで確認したい。これらを組み合わせれば、数字の裏にある選手ごとの戦い方も理解しやすくなる。
また、歴代MVPの下石戟が残した+614.0ポイントという記録や、レギュラーシーズン下位から優勝した過去のチームにも注目したい。今季のランキングが最終順位にどう結びつくのか、2026-27シーズンの今後の戦いから目が離せない。
主な参照資料:一般社団法人Mリーグ機構の2026-27シーズン日程発表、雀カクの2026-27チーム順位・個人成績・歴代タイトル集計、ガチ雀の個人成績統計。