竹上アナのキャリアにおける大きな転換点が、2025年の『千原ジュニアの座王』へのプレーヤー参戦だった。
もともと同番組のアシスタントとして出演していた竹上アナは、芸人たちの回答を間近で見続けるうちに、自らも大喜利に挑戦するようになった。
2025年5月11日「竹上萌奈の座王修行」を開催
最初の大きな挑戦は、2025年5月11日に大阪・梅田Lateralで開催された単独お笑いライブ『竹上萌奈の座王修行』だった。
2部制で行われた公演は、いずれも完売。テレビ局のアナウンサーが自らお笑いライブを開催するという異色の試みは、番組出演に向けた本格的な修行の場にもなった。
単なるイベント出演ではなく、芸人と同じ土俵で笑いを競うための準備だった点が特徴だ。
2025年6月20日、初参戦で座王を獲得
そして、同年6月20日放送の『千原ジュニアの座王』で、竹上アナはプレーヤーとして初参戦。
結果は、見事な初優勝だった。
アシスタントとして芸人たちの戦いを見守っていた立場から、今度は自分が回答者として勝負に挑み、座王の称号を獲得したのである。
この快挙は、2025年6月22日のマイナビニュースや同月23日のオリコンニュースでも取り上げられた。
特に注目されたのは、芸人ではないアナウンサーが、プロの芸人たちに交じって勝ち抜いたことだ。番組を見ていた人にとっても、従来のアシスタント像を覆す出来事となった。
2026年2月2日には修行ライブ第2弾
初優勝で挑戦が終わったわけではない。
2026年2月2日には、大阪・よしもと道頓堀シアターで『竹上萌奈の座王修行第2弾』を開催した。
今回の出演者は次のとおり。
- 竹上萌奈:プレーヤー
- cacao・浦田スターク:MC
- ミサイルマン・岩部彰:特別審査員
- 藤崎マーケット・田崎佑一:特別審査員
この第2弾もチケットが即完売。カンテレ公式エンタメNEWS「みよか」は、当日の対決内容や芸人たちの反応を詳しく紹介している。
特に印象的だったのは、ニュースキャスターに扮して、誤って伝えた情報を訂正するというお題への回答だ。ニュースを伝えるアナウンサーならではの表現を笑いに転換し、会場から大きな拍手を受けた。
これは、単に芸人のものまねをするのではなく、自分の職業的な経験を大喜利の武器に変えた好例といえる。
【竹上萌奈アナの大喜利の評判】芸人も認める独自の回答力
竹上アナの大喜利が評価される理由は、アナウンサーという肩書だけで話題になったからではない。
実際に『座王』で勝利し、単独ライブを成立させ、芸人たちとの対戦でも印象的な回答を残してきたことが評価につながっている。
千原ジュニアやバカリズムも注目した大喜利力
2026年1月のオリコンニュースは、竹上アナの大喜利力について、千原ジュニアやバカリズムから称賛されていたことを紹介している。
また、2026年5月のカンテレ公式インタビューでは、竹上アナ自身が『座王』で大喜利に参加するようになった経緯を説明している。
きっかけの一つは、収録中に千原ジュニアから振られた問いかけに、普通のアナウンサーらしい受け答えをしてしまったことだった。
収録後に「あれは大喜利だったのではないか」と気づき、次の機会にはジュニアの振りに応えたいと考え、自分から手を挙げるようになったという。
このエピソードからは、竹上アナの大喜利が、単なる思いつきではなく、番組の空気や出演者の意図を読み取る経験から育ってきたことが分かる。
報道アナウンサーならではの言葉選び
竹上アナの回答の特徴は、本業で身につけた言葉の使い方を笑いに生かせる点にある。
第2回の修行ライブで披露したニュースの訂正を題材にした回答は、その象徴だ。
報道番組で普段から使っている言い回しや、ニュースの進行に関する知識が、大喜利の場では意外性を生み出す。
この能力は、芸人のネタをそのまま模倣することとは違う。
アナウンサーとしての経験を持つからこそ成立する、独自の笑いなのである。
大喜利への本人の向き合い方
カンテレ公式インタビューで竹上アナは、芸人たちが失敗のリスクを背負って笑いに挑んでいることへの敬意を語っている。
また、プレーヤーとして出演したことで、芸人の瞬発力や、日常的な会話の中でも笑いを生み出す能力を改めて実感したという。
その経験は、アナウンサーとしての仕事にも向き合い直すきっかけになった。
本人の話から読み取れるのは、お笑い活動が本業からの脱線ではなく、本業への理解を深める経験にもなっているということだ。
【2026年関西アナウンス大賞】竹上アナが特別賞部門で大賞を受賞
竹上アナの活動を語るうえで、2026年の大きなニュースとなったのが、第1回「関西アナウンス大賞」の受賞だ。
関西エリアの放送局12社で構成される関西アナウンス責任者会が創設した同賞で、竹上アナは特別賞部門の大賞に選ばれた。
受賞対象は「竹上萌奈アナのお笑い活動への挑戦」
今回の受賞は、通常のアナウンス技術だけを競うテレビ部門やラジオ部門とは異なる。
特別賞部門では、次のような観点が審査基準とされている。
- アナウンサーとしての人間的魅力が発揮されているか
- 既存のテレビ・ラジオ放送にとらわれないユニークな活動か
- 新しいアナウンサーの在り方を提示しているか
- 関西に活力をもたらす活動であるか
竹上アナの受賞対象となった作品名は「竹上萌奈アナのお笑い活動への挑戦」。
審査対象には、次の3つの活動が含まれていた。
1. 2025年5月11日開催の『竹上萌奈の座王修行』
2. 2025年6月20日放送の『千原ジュニアの座王』での座王獲得
3. 2025年6月28日公開のカンテレアナウンサーYouTubeチャンネルの関連企画
つまり、単発のテレビ出演ではなく、ライブ開催から番組での優勝、関連動画の公開まで、一連の挑戦が評価された形だ。
竹上アナが受賞コメントで語った大阪での11年間
受賞に際して竹上アナは、群馬から大阪に来た当初の苦労を振り返った。
新人時代には関西の笑いの文化を理解できず、芸人のボケを本気で否定してしまった経験もあったという。
その後、お笑いライブを開催し、『座王』にプレーヤーとして参戦し、賞まで受けることになった。
本人は、周囲のスタッフや芸人、千原ジュニア、アナウンス部の仲間への感謝も伝えている。
受賞コメントの最後には、関西テレビのアナウンサーになれたことへの喜びと、大阪に来てよかったという思いが込められていた。
2022年にはエッセイでも受賞
竹上アナには、お笑い以外にも文章表現で評価された実績がある。
2022年には「文藝春秋SDGsエッセイ大賞」で優秀賞を受賞。本人のnoteでも受賞について紹介している。
また、「女子アナ」という呼び方に対する違和感を題材にした文章も公開しており、アナウンサーという職業や女性の呼ばれ方について、自分の考えを発信してきた。
報道、ナレーション、文章、お笑い。
複数の表現領域に挑戦してきたことが、竹上アナのキャリアを理解するうえで要点となる。
【プロの結論】竹上アナの実績はアナウンサーの新しい可能性を示している
竹上萌奈アナの活動を整理すると、単に「お笑いが得意な女子アナ」という説明では、その魅力を十分に捉えられない。
注目すべきなのは、報道アナウンサーとしての仕事を続けながら、別の表現領域にも本気で挑戦していることだ。
竹上アナの実績を評価する3つの視点
1. 本業と異なるジャンルに挑戦した行動力
お笑いライブを自ら開催し、プロの芸人と同じ舞台で競うことは、通常の番組出演とは違う負担を伴う。初優勝だけでなく、2026年にも第2弾を開催した継続性が評価できる。
2. 本業の経験を別ジャンルに転用する表現力
ニュースを読む技術や言葉選びを、大喜利の回答に生かしている点は特徴的だ。自分の専門性を捨てるのではなく、別の形で活用している。
3. 放送局のアナウンサーとして活動の幅を広げたこと
関西アナウンス大賞の特別賞は、従来の放送業務だけでは測れない活動を評価するものだった。竹上アナの受賞は、アナウンサーの仕事がニュースや番組進行だけに限定されないことを示している。
竹上アナの実績は、アナウンサーとしての専門性と個人の創造性が両立できることを示す事例といえる。
ただし、本人はインタビューで、芸人への転身や『R-1グランプリ』への出場を目指しているわけではないと語っている。
お笑い活動を続けながらも、基本的にはアナウンサーとしての仕事を大切にする姿勢が見える。
【竹上アナに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:竹上萌奈アナの出身大学はどこ?
A1:カンテレの公式プロフィールによると、出身大学は慶応義塾大学(慶應義塾大学)。出身地は群馬県で、2015年にカンテレへ入社している。
Q2:竹上アナが『千原ジュニアの座王』で初優勝したのはいつ?
A2:2025年6月20日放送回。アシスタントからプレーヤーとして初参戦し、芸人たちとの対決で座王を獲得した。
Q3:竹上萌奈アナは2026年に何か賞を受賞した?
A3:2026年3月4日に発表された第1回「関西アナウンス大賞」の特別賞部門で大賞を受賞した。受賞対象は「竹上萌奈アナのお笑い活動への挑戦」。
Q4:竹上アナは現在も『座王』に出演している?
A4:出演している。2026年11月のカンテレ公式番組情報でも、千原ジュニアのアシスタントとして紹介されている。
まとめ:竹上萌奈アナの現在と今後の注目ポイント
竹上アナこと竹上萌奈アナウンサーは、2015年にカンテレへ入社して以来、報道や情報番組、ナレーションなど幅広い仕事を担当してきた。
2025年には『千原ジュニアの座王』で初参戦・初優勝を達成。さらに単独お笑いライブ『竹上萌奈の座王修行』を開催し、2026年2月には第2弾も成功させた。
そして2026年3月、第1回関西アナウンス大賞の特別賞部門で大賞を受賞。アナウンサーとしての枠を超えた活動が、関西の放送業界から正式に評価された。
現在も『newsランナー』『よ~いドン!』『千原ジュニアの座王』などに携わり、報道とエンターテインメントの両方で活躍している。
今後注目したいのは、次の『座王』へのプレーヤー参戦と、お笑いライブでの新たな挑戦だ。
竹上萌奈アナの魅力は、アナウンサーとしての本業を大切にしながら、自分にしかできない表現を追求しているところにある。 2026年の受賞は、その挑戦が一時的な話題ではなく、実績として認められた節目といえる。